フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

MICHEL SWISS MADE 17JEWELS

2021-04-26 23:35:41 | 腕時計

MICHEL SWISS MADE 17JEWELS

 SWISS MADE  の MICHEL 17JEWELS です。センターセコンド、稼働品です。

 文字盤が汚れていて、ひっかき傷もあります。部品取りで手に入れたのですが・・・

 ケースも腐蝕していているのですが、裏蓋を開けるとムーブメントはきれいです。インカブロックで、しっかりした作りです。SWISS MADE は部品部材も高品質で、本当にすばらしい。
 テンプはチラネジ付きの古いタイプ、振れがやや渋かったのですがスプレー洗浄でOKでした。部品取りにしようと思ったのですがしっかりした造りだし正確に動いているので、このまま置いておくことにします。でも文字盤を少し修復しようかな・・・

 古くて見栄えが悪くなったものや、整備不足で動かなくなったりしたものを復活させて、そんな時計が溜まる一方ですw...

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利根川土手の草花とおまけ

2021-04-24 10:00:00 | 日記

利根川土手の草花見ポタリング

利根川河岸土手のポタリングで、道端に咲く草花をスナップ

今日はα7とレンズの互換がある、ソニーNEX-5nです。センサーサイズはAPS-Cです。

 レンズはフルサイズのα7と互換があるのですが、センサーはAPS-Cですので写る範囲が狭くなりフルサイズの1.5倍ほど望遠寄りの狭い画角になります。レンズ交換できるコンパクトデジカメミラーレスなのでセンサーサイズが大きい。そのためマクロ域でもあまり寄れません。

 天気の好い温かい春の風の日です。夕方近くの光なので、色温度は低く赤色寄りです。

 利根川堤防土手沿いの道と住宅地との間に咲いているサツキです。道と住宅地の間の地面は土で、そこにたぶん後ろの家に住んでいる人が植えたのでしょう。家の前の道端に咲いていました。特に赤い花は夕日に照らされて、燃え上がるよう色です。

 こちらの白い花も、道端に咲いていました。花形がマツヨイグサですが、しらべてみたらいわゆる夏に咲く黄色いマツヨイグサ(月見草)ではなく、丈が低い春咲きのマツヨイグサ、ヒルザキツキミソウでした。洋花が野生化しているような感じです。マツヨイグサは帰化植物です。

まだ開花していませんが、とてもきれいな赤紫のフリージア?

 これは河原の芝生に咲いていた小さな白い花。白花の春リンドウだと思います。園芸品種が野草化しているように見えます。

これも土手脇の草地に生えていた紫の小さい花。洋花が野生化している感じです。

 この数日で、シラン(紫蘭)が急に開花し始めました。園芸品種ですが多年草なので、露地でほとんど野生化しています。ほんとうにキレイな赤紫色です。

 こうして春の川沿いをポタリングしてみると、派手さはないけどよく見るときれいな草花が見られるものですね。何となく通っていると、ただの雑草にしか見えないのに。園芸栽培品種が野生化しているものが多いと思います。ちなみに雑草という草花の種類は無いそうです、あたりまえかw...

ーおまけー

 途中で出会ったシロとキジの仲良し。

 岩合さんのようには撮れませんね。ポタリングの、ちょい撮りでは。

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手巻き腕時計SWISS MADE CLARTEX

2021-04-23 10:00:00 | 腕時計

手巻きのブラックフェイスCLARTEX 17JEWELS

ブラックフェイスのスイスMADEの手巻き17JEWELSです。

 ベルトはありません。ケースもプラ風防も文字盤も汚れていてボロボロ、ゼンマイは巻切った状態で不動です。

 スクリュウタイプの裏蓋を開けて、テンプは振れているので、ブロワーで吹いてみます。動いてはいるのですが、すぐに止まってしまいます。

 裏蓋は汚れがこびりついていて、回すのがきつくなかなか開きませんでした。なので、まず裏蓋とケースの縁の汚れをリグロインで拭き取っておきます。それから洗浄剤をテンプを中心にスプレーして、ブロワーで吹いて蒸発させます。

なんとすんなり動き出しました。

 風防、文字盤も汚れていたので、リュウズを抜いてムーブメントを取り出してクリーニングします。

 

 文字盤はフロワーで吹いて、刷毛で汚れをはらいます。光沢のあるエナメル塗装で比較的きれいなのでクリーニング液などは使いません。文字盤の塗装をはがしてしまう可能性もあるので。

 プラ風防も傷と曇があるので、仕上のコンパウンドで磨きます。

 ケースもコンパウンドクロスで磨きます。

 バネ棒は腐蝕していて折れてしまったので、取り替えました。ラグ幅は18mmです。茶色の革ベルトを取り付け、茶色と金のブラックフェイスはマッチします。風防のクモリや傷は、取り切れませんでした。ケースやベゼルも腐蝕していてもう少し磨いたほうが良いでしょう。でも一応これで終了とします。

 最近、ブラックフェイスにはまってます。主張がある個性的なものが、けっこう見つかります。ちょっとオシャレ・・・ですよね。

ー追伸ー
 その後、翌日再び止まってしまいました。スプレーでの簡易洗浄なので、よくある症状です。改めてスプレー洗浄します。動き出しました。今度は大丈夫のようです。2日目に入ってゼンマイを巻いて腕につけて、やや進み気味ですが3日目も動いています。

 SWISS MADE の古い手巻きの腕時計はケースなどが腐蝕してボロボロになっていても、文字盤のリュウズの箇所に腐食が無ければ、中のムーブメントは錆びもなく良い状態のものが多いです。簡単な洗浄で復活してくれます。SWISS MADE の腕時計は昔から精度が高く、すばらしい品質です。
 リュウズのある3時の箇所の文字盤が腐蝕しているものは、リュウズの巻芯の穴から水が浸入して巻芯や中の歯車などが錆びてしまっていることがほとんどです。そうなると巻芯や歯車など部品を交換しなければなりませんので、在庫の豊富なメーカーなどに出さなければ修復できません。

 ー追伸ー

プラ風防の細かい傷が気になったので、6000番のスティックヤスリで磨いてみました。

 ベゼルとケースも磨いて、ピカピカになりました。

ーさらに追伸ー

 一日に数分遅れてしまうので、緩急針で調整しました。

 ムーブメントは錆など無く、とてもキレイな状態です。緩急針をマイナス側、ヒゲゼンマイが長くなる方へ少し移動します。クォーツの秒針で合わせます。

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ニコンF黒塗りアイレベルファインダー

2021-04-21 10:00:00 | カメラ

ニコンFアイレベルファインダーのフラック

 フラックペイントのニコンFです。ソニーα7の電子ファインダーの映像が不満で、やはりファインダーは実像ですね。ましてカメラを目から離してビューモニターで確認するなど、私のような古い写真家?には以ての外w…
 久しぶりに初代のニコンFを引っ張り出して、そのファインダーをのぞいて見ました。

 ブラックはフォトミックFTnファインダーを持っていたのですが、新たにアイレベルファインダーを手に入れました。ニコンFのブラックはペイントで、塗装が剥げてくると地の真鍮が露出していい味出てきます。

 

 FTnーはFの後期のファインダーなので、接眼部は円形です。アイレベルファインダーは初期のもので、四角い形状をしています。

 

 ブラックペイントは、もとは戦場でカメラを使う時にクローム(銀色)では目立って狙撃の標的にされてしまうので、それを避けるために施されたものです。カーキ色のペイントも同様です。
 このニコンFは、ベトナム戦争などで多用されました。第二次大戦以前は報道カメラはライカ(バルナック)一色でした。大戦中連合国は敵国ドイツからはライカが手に入らずイギリスはリード、アメリカはカードンというバルナックライカのコピー機を作り出しました。大戦終了後にドイツで新たに画期的なMタイプのライカM3が開発され、報道カメラ、戦場カメラと多用されました。しかしその後、完成度の高い一眼レフのシステムカメラニコンFが日本光学(現ニコン)から発売されるとその豊富なレンズと装備品(交換ペンタプリズム、モータードライブなど)、さらにその堅牢さと使いやすさからライカにとって代わりました。

 50mmF1.4のレンズを着けてのぞいて見ると、素晴らしい! ニコンFは100%の視野率で、見えた映像そのものがフィルムに写し撮られます。電子画像とは全く別物です。ピントのヤマやボケの具合もハッキリと認識できます。こうしてみるとフィルムカメラの一眼レフ、ニコンFは、完成されたカメラなのだと改めて思いしらされます。1959年製造、もう60年以上たっているのです。驚きとしか言いようがありません。
 久しぶりにフィルムを詰めて、撮ってみますか。

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SONYα7RにキャノンEL28-135mmUSMレンズでポタリング

2021-04-20 10:00:00 | 日記

SONYα7RにキャノンEL28-135mmUSMレンズでポタリング

 迷宮の部屋からサルベージした今度はキャノンEL28-135mmUSMをα7に取り付けて地元のポタリングです。レンズ、でかくて重い!です。

 かなり古いレンズで、20年以上前?だったか東京中野のフジヤカメラで手に入れました。EOSIN(フィルムカメラ)で中野の街をスナップしたのですが、その時の写真、上りは発色が沈んでいて冴えがなく、シャープさコントラストにも切れがなかったように記憶しています。結局あまり良いレンズではないw…私としては、そういう評価です。(すみませんキャノンさん)

 α7との相性がよくないのか、AFのレスポンスが遅くてなかなか合焦しません。ソニーのαレンズがあるのだから、それを使えばいいのだけれど。わざわざキャノンのアダプターでキャノンレンズなど使わずに。
 言い訳になるけれど、まずフルサイズのαレンズは非常~に高額!そして持っているレンズで使えるものは利用しようと、特にキャノンのELレンズはレンズ内にAFモーターが内蔵されているので、α7につけてAFが使えます。(といってもAFの合焦が遅いのでは、使い物にならないのですが)α7はミラーレスでファインダー映像(有機EL)
は実像ではないので、マニュアルでのピントは合わせ難しいです。

  地元旧水戸街道市場本通り生け垣の花、満開です。名前は、たぶんゴールデンクラッカー(キク科)ではないかと。植木全体の写真は露出オーバー、花のアップはアンダーですね。レンズとの相性なのか、α7の露出算出が適正ではありませんね。

 その向かい側にある、木造の古民家商店です。なんの店だったのか、今は閉店しています。市の事業で歴史的建造物の木造家屋を残そうということで、補助金が出ているようです。以前、道路(旧水戸街道)の区画整備と拡幅工事で土台ごと家屋を持ち上げで奥へ移動し、今のこの位置に設置されました。
 漆喰の白壁に、船窓のような枠が真鍮の丸い窓があります。

 通り沿いにある医院玄関前のテラスに植えられているハナミズキ、まだ幼木ですね。この写真も、白が基調のショットは、露出オーバーになる傾向があるようです。α7のキャノンレンズとの相性なのか、アダプターをかませているので、その影響もあるのかもしれません。

 さらにその先、長谷川伸の戯曲「一本刀土俵入り」で我孫子屋のモデルになった、新町屋さんです。昔は雰囲気のある古い木造家屋で、二階の窓には木の手すりがあって、戯曲の状況そのままでした。
 以前はまだ旅館をやっていたのですが、建て替えられてからは泊り客はほとんど見たことがありません。取手駅前にビジネスホテルができていますので、客はそちらに取られてしまったのでしょう。駅からはバス停3つの距離があるので、利用するにはちょっと不便です。

 近くの道沿いにきれいな紫色のアヤメが咲いていました。

 

 旧水戸街道は、取手市街の市場本通りから新町屋さん先で分かれて旧道になります。その道沿いにある稲葉酒店さんです。日用雑貨も置いていて、いわゆる昔のよろず屋さんですね。雰囲気あります。でもお客のかげは見られません。とてもはやっているようには見えませんね。ほんと地元近所の人しか利用してないのでしょう。この先には大きなスーパーができていて、そちらはとても繁盛しています。

 街道から脇道を上った道沿いに八重桜が咲き残っていました。花は盛りを過ぎて、色あせています。

 この時期、春の花は一段落していて、スナップの好い被写体がなかなか見つかりません。

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