フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

谷中銀座で見つけたロックグラスの受け皿&ライカM3

2016-02-29 00:01:28 | 日記

谷中銀座の雑貨屋さんでロックグラスの受け皿見つけました。

 細身のロックグラスが気に入っていて、これと合わせた受け皿が欲しいな・・・と思ってました。たまたま寄った谷中銀座の雑貨屋さん、籠やキャンバス地のトートバッグなど和物の民芸品などを扱っているお店です。
 そこに、まさに私が気に入っているグラスとセットになっているガラスの受け皿を見つけました。もともとセットで作られたもののようです。あったんだ、セットで!
 受け皿だけでもよいとのことで、グラスはあるので皿だけを買いました。


 



 どうと言うことのないガラスの受け皿ですが、コースターよりは、下町の居酒屋さん風なのがとても好いです。
 日本酒をグラスからこぼして注いでもいいですね。ウィスキーや焼酎をこぼすほど注いでは、飲み過ぎですね。
 たまたま寄った雑貨屋さん、うろうろしてみるものですねえ。

 金曜日の夕方、人通りは少ないです。昼間は満員電車状態で、人とぶつかって歩くのもままならないほど込み合っているのに。ほとんどのお店が、午後6時頃には閉めてしまいます。

 酒屋さんが店先でコップ酒を売っていたので、吟醸酒を一杯いただきました。店の横にビールケースが並べてあって、これに腰掛けて通りを眺めながら、ちびちびやります。つまみは2軒先の揚げ物やさんのメンチカツで。


 トルコの居酒屋さん。トルコ人の店長さんが有名人です。
 中は絨毯が敷かれた座敷状態で、多分座卓に飲み物や食べ物を出すのでしょうか?
私は入ったことが無いので、よく判りません。一度入ってみたいのですが、あまりにも店長のテンションが高くて尻込みしてます。

 

 

突然、ライカです。

ジュピター3、レンズの口径が大きくてハレーションを起こすので、フードは必須です。

 この日は、フィルムが残っていたので写し切ってしまおうとライカM3にロシアンレンズのジュピター3(50mmF1.5)を付けて行きました。
 夕暮れの灯りに照らされた店を撮ろうとファインダーを覗くと、その見え方の素晴らしいこと! 薄暗い商店街が、裸眼よりもはっきりと見えるのです。改めてM3のファインダーの良さを実感した次第です。レンズもF1.5と明るくシャッタースピードは1/30を確保できるので、夕暮れの街を撮るにはベストの取り合わせです。
 このレンズは、ライカのズマリット50mmF1.5のコピーです。オリジナルのズマリットはレンズのガラスが柔らかく、現在残っているものは皆傷だらけでしかもほとんど、曇りが出ています。レンズのガラスの性質でしょう、キレイなものは見かけません。

 口径が大きいレンズなので、フードは必需品です。
 ズマリットはボケ玉で、特に開放時はコントラストが悪く霞が掛かったような状態に写ります。F1.5の明るいレンズを売り物にしているのに、開放ではちょっと使い物になりませんね。その癖がズマリットらしさだと言えば、言えるのですが。しかし絞るとシャープさを増して、ガラッと雰囲気が変わる面白いレンズです。
 ジュピターも、そんなオリジナルの性質を受け継いでいます。絞りを開けると、コントラストの悪いボケたような写りになります。このジュピターも古いものなのですが、レンズの硝材がズマリットとは異なるのでしょう。傷や曇りはありません。

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キング・オブ・スコッチ古酒

2016-02-27 00:32:12 | 日記

キングofスコッチ古酒

 以前ご紹介した「キングofスコッチ」の古酒です。ボトルナンバーから1980年頃に詰められたものです。栓はコルク製でボロボロになっていて封を切った時、コルクの先がちぎれて瓶の中に落ちてしまいました。
 グラスに注いでみると透明な琥珀色ではなく、薄い濁りが出ています。そこで珈琲のペーパーフィルターで濾してみたら、透明になって味も香りも変化ないようでした。



 シリコンゴム製の上戸に珈琲のペーパーフィルターを折って差し込んで、濾しました

 残り少なくなってきたら、写真のように色がほとんど真っ黒な澱が溜まっていて、フィルターも真っ黒です。
 言い方は良くないけれど、焦げ茶色の泥水のようです。

 

 

 

 でも濾されたら、普通のウィスキーです。味も香りも全く普通で、しっかりウィスキーの琥珀色です。しかしまだ、ほんの少し曇りが残っています。ペーパーフィルターでは濾しきれない成分が通り抜けているのでしょう。

 

 

 もともと陶器のボトルに詰められていたので、澱が底の方に溜まっていたのかどうか、判りません。
 そもそもウィスキーは、発酵させた
麦汁を蒸留して抽出した時は無色透明です。それを樽で熟成させることで、あの琥珀色のウィスキーになります。琥珀色のもとは樽からしみ出す木の成分なので、この濃いこげ茶色の成分は樽から出てきた不純物なのではないかと思われます。
 樽からしみ出してくる不純物がウィスキーを熟成させるわけで、このような澱が出ても味が悪くなるということではないのかもしれません。
 それでも、ここまで黒いと・・・ちょっと飲む気になりませんねえ。

 

 そんな訳で(どんな訳?)、濾したものをリンゴをあてに飲んでみると、他のスコッチと比べて味はマイルドでしかも甘い! 旨味が増しているようにも思います。(思いの他、リンゴはウィスキーに合います!)しかしもともとの「キングofスコッチ」とは、少し違ってきているのかもしれません。
 
 このスコッチは21年ものですが、同じ21年の「ロイヤルサルート」(これも陶器のボトルに入っていますね。)と香りは似ていますが、より濃厚でマイルドにしたような味わいです。

 

 

 シンプルなワイングラスで飲んでみました。
 近頃巷では、このようなグラスでほんの少し硬水のミネラルウオーター加えて飲むのがウィスキー好きには好まれているようです。口のすぼまったボウルの形はウィスキーの香りを際立たせ、香りも味覚ですのでより美味しく飲めます。


 ちなみにウィスキーのテイスティングとワインのテイスティングには、ボウルがチューリップ型の同じスタイルのグラスが使われています。

 

 

 左がウィスキー用、右がワイン用のテイスティンググラスです。ウィスキーのグラスには、シングル、ダブル、トリプルの目盛りが入っています。

 時計の修理ばかりしていると煮詰まってくるので、ウィスキーを飲みながら気分をほぐしてます。でも、ほぐし過ぎると集中力を欠いて、ピンセットで挟んだ小さなネジを飛ばしてしまうので、程々にしないと。

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スイス手巻き腕時計”HECOK”

2016-02-26 00:36:18 | 腕時計

 ”SWISS MADE HECOK” 手巻きの3針の腕時計を手に入れました。

 クラシックなデザインが、なかなか良いです。気に入っています。現在は、無くなっているメーカーのようです。

 

 

 でも、動きません。リュウズのゼンマイ巻上げも、空回りします。

 

 

 ウォータプルーフで、裏蓋はスクリュータイプです。カニ目のドライバーで開けます。
 ムーブメントをケースに止める枠がありました。これも外します。
 ゴム製の台にセットします。

 

 

 

 

 

 

  テンプがどこかに引っかかって、スムーズに動きません。テンプの芯が外れているのかもしれないので、外すことにします。

 

 

 

 

 

  テンプを外してみました。ヒゲゼンマイはキレイに巻いています。アンクルもスムーズに動きます。

 

  リュウズの巻上げをゼンマイが入っている香箱に伝える歯車のネジが緩んでいたので、一度外して締めなおしました。
 少しは改善されましたが、まだ少しかみ合いがわるく、空回りします。歯が摩耗しているんだと思います。
 一応、巻上げできるようには、なりました。

 

 

 テンプを着けなおしたら、動き出しました。アンクルとガンギ車のかみ合いが悪かったようです。
 アンクルとガンギ車のかみ合わせは大変微妙で、調整には高い技術が必要です。

 

 オリジナルのベルトは付いていなかったのですが、別途新品のものをつけてくれたので、これをセットします。

 

 ラグの幅は小さめの16mmです。バネ棒は新品のベルトにはついて無かったので、本体についていた古いものをそのまま使いました。

 

 

 裏蓋がスクリュータイプなので多分1960~1970年代頃の時計だと思います。
 小さいのでそれが、古い雰囲気を出しています。
 私は手首が細いので、着けた感じは
小さい方がシックリきますね。ベルトも新しいものですが、焦げ茶色の牛革で時計とマッチしています。
 ウォータープルーフとありますが古いものなので、もちろん
水は避けなければなりません。パラショック機構もついていないので、ガンガン使えるものではありません。革ベルトだし気密性も劣化していると思うので、汗をかく夏場に使うのは避けた方が良いでしょう。

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ラピスラズリの研磨

2016-02-22 00:09:25 | 日記

東京駅丸の内の「丸善」で、ラピスラズリの原石を買いました。

 久しぶりに東京に行って丸善をウロウロしていたら、4Fの文房具コーナーでジェムストーンの展示即売会が催されていました。ラピスラズリの大きくて研磨された塊があって、素晴らしい青色です。フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」が髪に巻いているターバンの、あのラピスラズリの色です。原石の欠けらが安く売られていたので、これを買って磨いてみることにしました。

 
 ラピスラズリは横に層を成していて、節理に沿って板状に割れますので平たい塊が多いです。

 

 

 

 良く見ると黄銅鉱が混ざっています。
 黄銅鉱は、
ツヤのある大きな結晶を作ります。銅の鉱石で精錬して金属の銅になります。
 この面も研磨すると、金属光沢がでて輝かもしれません。

 

 

 宝石を研磨するのに、プロは回転砥石でカーボランダムやダイヤモンドパウダーなどの人工の硬い研磨剤を使うのですが、私は持っていないので、刃物研ぎ用の砥石を使って研磨することにしました。

 

 左が万年筆のペンポイントを研ぐときなどにも使っている仕上げ砥石です。刃物の地の部分に光沢を出したいときに使います。
 右は中砥です。包丁を研ぐときなどは、これ一本で研ぎ上がります。

 

 

 

 

 

 

 周りにこびり付いている長石?、大理石?などを削って形を整えます。

 まず節理面と直角方向の面を研ぎました。中砥ですので、研いだ面のツヤは全く出ていません。くもりガラス状です。

 次に仕上砥石で研いでいきます。

 少しツヤが出てきたでしょうか。さらに磨いで・・・

 

 光沢が出て来ました。上面も磨いてみました。キレイな青色です。もっとツヤを出すには、酸化セリウム(紅ガラ)などで磨くと良いのかもしれません。

 

 黄銅鉱、少し削っただけですが、尖った部分がけっこう光って来ました。もっと研ぎ出せば、キレイな模様になるかもしれません。

 指輪やペンダントトップなどにするには、さらに整形しなければなりません。その場合は、やはり回転砥石や細かいグラインダーなどを使う必要があります。手で研いでいたら時間もかかるし、面がキレイに出ません。

 形を整えるため凸凹を、ダイヤモンドヤスリで削ってみました。

 顔料絵具は、この削りかすを乳鉢でさらに細かく砕いて粉にして、油性樹脂で煉り合せて作ります。

 

 最近は、原石の形をそのまま活かしたジェムストーンが、ネックレスやブレスレットなどのアクセサリーに使われています。ラピスラズリは比較的貴重な石なので、このような小さな石でもある程度整形してダイヤモンドドリルで細い穴を開け、他の石の間に2~3混ぜてネックレスなどにすると良いデザインのものができると思います。

 女性ものだけでなく今、男物のネックレス、チョーカー、ブローチなどが流行っていますので、それらに使っても良いかもしれません。依頼がないのでアクセサリーは手掛けていませんが、好きな石を使って何か作ってみるのも面白いですね。

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絵唐津刷毛目徳利

2016-02-20 00:17:41 | 骨董

絵唐津刷毛目の徳利

 素朴な絵唐津の焼き物が好きで、もうすぐ田中酒造さんの新酒「君萬代」も出ることだし、それを飲むため徳利を手に入れました。同じ絵唐津のぐい飲みで頂こうかと・・・楽しい想像をしております。

 素朴な鉄釉の草模様が、とても良い味を出してます。

 

 

 

 三本線の窯印があります。
 刷毛目の釉の雰囲気からは古いもののように見えますが、高台の具合からして新しいものです。

 

 

 

 

 古い徳利だと直接湯せんで燗をつけると割れそうなので、アルミ製の銚子(チロリ)を使うことにしています。まあこのような絵付がされている陶器の徳利は、直接湯に浸けたりはしませんけれど。磁器で焼かれたシンプルな細長い徳利は、家だとヤカンなどに沸かした湯に直接入れて温めます。

 この徳利は2合入ります。チロリも上の線まで入れると、ちょうど2合です。錫ではなくアルミ製というところが居酒屋さん風で、気に入っています。
 徳利を使うのが面倒な時、まあ早く飲みたい時ということですが、手っ取り早くチロリからそのままぐい飲みに注いで飲んでます。ちょっと冷めやすいですが。
 ちなみにここで注いだ酒は、君萬代の新酒がまだなので、燗酒にとても合う辛口、秋田の「高清水」です。

 いわゆる徳利は、茶懐石の時にもお酒がでるのですが、まず亭主が燗鍋(銚子、お酒を入れて直接温める急須のようなもの)で客に注いで回ります。その後お酒を徳利に入れて客に渡します。それを「おあずけ徳利」と言います。茶懐石をいただく侘茶を確立したのは千利休ですので、既にその頃には徳利が使われていたわけです。
 お茶は鎌倉時代に僧侶の栄西が中国から持ち込んだ物で、その後いわゆる侘茶は室町時代の村田珠光から始まっています。徳利もその頃から使われていたのかもしれません。それ以前の鎌倉時代までは、お酒はお神酒などを入れる「瓶子」を使ったいたのだと思います。

 徳利の話しで、思わぬ方向に行ってしまいました。
 
古い徳利と言っても、現代に残っているものはほとんど江戸期以降のものだと思います。でもその徳利で燗酒を頂くと、それを使った昔の人と一緒にお酒を飲んでいるようで、何かとても楽しい気分になるのです。古い陶器を使うことの、楽しみですね。
 ちなみに燗酒は江戸時代から始まった飲み方で、お酒を温めるというのは日本独特のものです。ヨーロッパにもホットワインの飲み方がありますが、ポピュラーではありません。
 燗酒は適度にアルコール分をとばして体温にもなじむ、体にやさしいお酒の飲み方です。しかし、まあそれで飲み過ぎても困りますが・・・

 只の飲兵衛の、言い訳なってしまって・・・すみません。

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