フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

SWISS MADE のスモールセコンド

2017-04-29 21:21:39 | 腕時計

CRAWFORD SWISS MADE スモールセコンド

 ちょっとご無沙汰です。SWISS MADE のトノ-型スモールセコンドです。

文字盤は、NO NAME です。シンプルですが、スッキリした良いデザインです。

 



 ベルトには、”GENUINE CROCODILE”とあります。本物のクロコダイル革です。
 

 


ステンレス製のケースに入っています。

 文字盤の塗装に汚れではなく、点状の欠けがあります。下端に”SWISS"とあります。

 

 プラ風防は、ほとんど傷もなくキレイな状態です。カメラのレンズクリーナーで拭き取ります。トノ-型の風防は、なかなか手に入らないので、状態の良いものは貴重です。

 

 ムーブメントのプレートに”CRAWFORD”、”SWISS MADE"、"7JEWEL"と刻印されています。
 7石なので、あまり高級時計・・・ということではないですね。状態は、とても良いです。洗浄などの処理は必要ありません。

 フレームを金磨きのクロスで磨いて、ピカピカになりました。

 トノ-型のスモールセコンドは、クラシカルでとても好きなタイプです。

 修理待ちの?時計はたくさんあるのですが、今ちょっと壁にぶつかってます。やはり時計旋盤やフライス盤を手に入れなければだめなのか・・・。

 

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TIMEX修理

2017-04-17 00:10:00 | 腕時計

TIMEX調整オイル差し

 手巻きのタイメックス(TIMEX)の動きが渋いので、調整しました。

 手巻きのタイメックス(TIMEX)です。多分、1950年代のものです。

 タイメックスは構造を簡素化し、部品の材質も品質を見直して、高級だった腕時計をリーズナブルな価格で提供しようというコンセプトで作られました。
 確かにSwissMadeの時計に比べると、受板やテンプなど高級感には欠けますね。

 動きが渋いのでクリーニングしたのですが、改善しません。

 アンクルのガンギ車との接触箇所に、石(ルビー)が付いていません。歯車の軸受けにも石は使われていません。部品材質も落として、価格を抑えているのでしょう。金属のアンクルとガンギ車が接触しているので、ここにオイルを差すことにしました。
 テンプがしっかり振れだしました。

 二段引きやプッシュで、日付が変更できません。24時間回すしかないのか・・・

  時刻のマークがちょっとゴツくクラシックで、なかなか良いです。

 

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手賀沼さくら

2017-04-15 11:16:52 | 日記

「物皆春」手賀沼のサクラと菜の花

手賀沼のさくらが満開です。久し振りに手賀沼に行ってきました。

 

 手賀大橋が見える沼畔に咲く、ソメイヨシノです。満開です。比較的若い樹です。

  手賀沼の南岸にある、しょうなん道の駅に行って周辺に咲く桜や菜の花を撮ってきました。
 道の駅と沼の間に細い水路があります。沼とは直接つながってはいないのですが、結構大きなフナや雑魚(タナゴ、クチボソなど)がいて、ときどき釣りをしている人がいます。

 

 しょうなん道の駅です。パン屋さんを兼ねたレストランカフェと地元野菜などを販売する、スーパーがあります。

道の駅のライトにツバメがとまっていました。4月の始めに、渡ってきています。

となりのイチゴ園の、菜の花です。

 

 手賀沼公園からの眺めです。畔にも菜の花(カラシナ?)が咲いています。 

 カモたちが帰って、沼は静かになりました。カルガモ(左)とオナガガモ、隣にムクドリがいました。
 オナガガモも秋に渡って来て春には北へ戻るのですが、このカモは居付いてしまったのでしょうか。
 カルガモは留鳥で、手賀沼には一年中います。そういえば同じ留鳥で、手賀沼の鳥のオオバンを見かけませんでした。

 手賀沼の北岸、我孫子市側の県道”手賀沼ふれあいライン”の桜並木です。手賀沼の我孫子市側は、にぎやかです。

 

手賀沼公園向かいにある、茶処竹山さんです。

 公園に向かった大きなガラス張りのカウンターからの眺めです。おいしいコーヒーを頂きました。

 最近ちょっとした必要性があって、英会話を勉強しているのですが、それで英語関連の本を読んでます。これが結構面白くなってきて、英語圏の文化に嵌っています。
 上は、ペーパーバック風の”WEBSTER'S NEW WORLD DICTIONARY ”です。Copyright 1979 なので今から38年前の英英辞典ですが、何となく当時のアメリカの雰囲気が伝わって来ます。外国の言葉を学ぶということは、その国の文化を学ぶということなので、日本にはない色々な面白いことが分かって、とても楽しいです。
 英語を学ぶには、英和辞書ではなく英英辞書を使ったほうが良いと思います。英語を日本語に訳しても英語は身に付きません。英語を読んだり聞いたりすると、それを常に日本語に訳して、英語を日本語で理解しようとするので。結局、英語を理解する事にはなりません。

 

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スモールセコンド、オイル差し

2017-04-08 22:45:10 | 腕時計

オイルを差してメンテナンス

 1940年代?のスモールセコンド、クリーニングしても動きが渋いです。

錆など無く、程度は良好なのですが・・・

 

 私は、分解掃除してもあまりオイルは入れないのですが、動きが渋いのでオイルを差してみました。

 

 べっ甲ではないのですが、クラシックなオイルトレーです。緑の蓋のサラサラと、赤い蓋の黄色い濃いトロットしたオイルです。
 トロットオイルは、リュウズの巻き芯周りに差します。テンプ、アンクル、ガンギ車などには、透明なサラサラオイルを使います。

 ピンが中央で割れているオイラーで、サラサラオイルを差します。
 左はアンクルに、右はガンギ車にオイルを差します。

 

一応・・・動き出しました。でも、まだちょっと・・・

さらに調整してみます。

 

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OMEGA DEVILLE  Quartz

2017-04-01 09:00:00 | 腕時計

オメガ・デヴィル・クォーツのリュウズにタンザナイトを付ける

 オメガデビル、クォーツです。リュウズには元々石が付いていたようなのですが、取れて無くなっていました。

 リュウズの頭にくぼみがあるので、多分オニキスなどの石が張り付いていたのだと思います。

 タンザナイトとエメラルドの合成石です。ラウンド2.5mmで、平らな底面に鏡面塗料がされています。ジュエリーのサイズはSS9です。
ホームセンターのアクセサリークラフトコーナーで売られていました。最近、手作りアクセサリーが流行っているようで、各種材料が販売されています。
 シルバーのフレームには、薄紫色のタンザナイトがマッチすようなので、これを付けることにします。エメラルドの緑は、ちょっと存在感が強すぎるように思います。

 

 ボンドで貼り付けます。

 

 石の付いていないオメガのリュウズは、Ωのマークがあると思います。やはりこのオリジナル時計には、石が付いていたのだと思います。
 シルバーのフレームとタンザナイトの薄いフジ色は、マッチします。

- 追伸 -
 グリーンのキュービクルジルコニアを手に入れました。リュウズの円形のくぼみは2.0mmなので、タンザナイトのピースは少し大き過ぎでした。取りあえずボンドで接着しましたが、すぐ取れてしまいそうなので、この2.0mmの石を取り付けた方がよいかもしれません。

 

 この石、ジルコニアには鏡面塗装はされていません。緑色も淡く、なかなか良い感じです。これだとリュウズのくぼみに収まりそうで、上手く接着できるかもしれません。タンザナイトの接着具合を見て、簡単に取れてしまうようなら、このエメラルドを付けてみたいとおもいます。
 こちらはリュウズのくぼみに収まりそうなので、UVレジンで接着した方が良いかもしれません。

- 追伸の追伸 -
 タンザナイトは、やはり上手く接着できずに取れてしまいました。2.0mmのジルコニアをUVレジンで貼り付けることにしました。

 左が2.5mmのタンザナイト、右が2.0mmのジルコニア。大きさが0.5mmしか変わらないのに、感じがかなり違います。体積比では、1.25の3乗で約1.9倍になります。ジルコニアは屈折率が高いので、裏面に鏡面塗装はされていません。

 UVライトで硬化させます。石に鏡面塗装がされていないので、落ち着いた緑色です。
 シルバーとグリーン、これはこれで良い色の取り合わせかもしれません。
 例によってUVマグライトは紫外線がほとんど出ていないようで機能せず、結局太陽光に当てて硬化させました。

 取り付けたジルコニアのトップ(キュレット)が尖っていた、一応ブリリアントカットされていたので、平らなテーブル部(表面)を接着面にして、パビリオン(裏面)の先端(キュレット)をダイヤモンドやすりで削ることにしました。ジルコニアの硬度は、8-8.5と硬いので、ダイヤモンドやすりで削ります。

 

 尖っていた先端が、平らになりました。リュウズに付いている石は、ほとんど滑らかなカボションカットなのですが、手抜きで先端部のみ丸くします。

 さらに8000番の仕上ヤスリで滑らかにして、ツヤを出します。

 緑色の石も、あまり見ない取り合わせですが、シルバーと合うと思います。底面が鏡面塗装されていないので輝きが抑えられ、かえって落ち着いた良い色合いになりました。

 ELGINとOMEGA DEVILL のリュウズストーンです。

 緑のジルコニアを取り付けたOMEGAとオニキスが付いているELGINのリュウズです。

 ストーンの付いた時計は、ちょっと格が上ですね。シルバーとグリーン、なかなか合います。

 

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