キャノンEOS・D5とリコーGXRで相変わらずの地元スナップ
コロナが少し落ち着いてきて、でも毎日暑いので家に閉じこもっていて運動不足の毎日です。鬼海弘雄のフォトエッセイを柏の「無印良品」で見つけて、ちょっとそれに嵌ってます。鬼海の写真集や本は以前から読んでいたのですが、最近ちょっと写真から遠ざかっていて。でも改めてその本に刺激されて、普段の散歩でスナップしてます。
キャノンEOS-５DとリコーGXRです。キャノンEOSにはEF35-70ｍｍ1：3.5-4.5レンズを着けています。暗くてインナーフォーカスではないし安い標準ズームですが、無理をしてない設計なので良い写りをしてくれます。暗いレンズなのでボケのきれいな写真は撮れないのですが、スナップでは特に支障はありません。GXRはf=5.1-15.3mm f2.5-4.4を着けてます。よく写るカメラなのですが、スクリーンもレンズも小さいので、スマホカメラのような写りをします。外付けファインダーに、ヤシカエレクトロ35のものを流用しています。二本とも散歩のスナップには最適なレンズです。
旧水戸街道の一筋利根川寄りの路地です。小堀（おおほり）の渡しにも近く、道が曲がっていて木造家屋などにも昔の面影が残っています。
路地の垣根に咲いているトケイソウ。1～2輪が咲き残っていました。初夏から咲き始めてもう盛は過ぎていますが、まだ開花前の蕾を着けています。
生垣のフェンスいっぱいに広がっている大株ですね。こんなに育ったトケイソウは珍しいです。よほど土壌や環境が良かったのでしょう。
軒先にいろいろな植木が。大きなヤツガシラ？が育ってます。
昔からある呉服屋さんの裏にある、大きな家の庭に咲く百日紅（サルスベリ）。今年は暑いせいか花の紅色がもう一つ冴えません。
よく見ると花はしぼりですね。
カフェの中庭テラス。プランターにゴーヤが植えられています。涼しげですが外は暑い！です。
夏も終わりの積乱雲、痩せていますね。残月が青空に透けて見えます。
散歩の度、シャッターを切る度に何か発見があると期待して写すのですが、なかなか難しいです。思うように撮れません、写真は。結局、今まで何度も撮っている何の変わり映えもしないスナップですね。
何の目的で何の写真を撮るのかではなく、写真を撮ること、シャッターを切ることそのことこそが写真を撮ることの意味なのです。シャッターを切るという行為で必ずこの世界の何かが、衆生が写るのです。形而上学の問題ですねｗ（鬼海弘雄のエッセイに刺激されて…）
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