フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

鉛筆パロミノ・ブラックウィング

2018-09-24 14:14:24 | 筆記具文房具

鉛筆・PALOMINO BLACKWING

 最近復刻された”PALOMINO BLACKWING"です。もとはドイツの鉛筆メーカー、ファーバー社が製造していた鉛筆で、著名な作家や建築家、音楽家などに使われていました。それが惜しまれつつ製造が終了したのですが、その後もユーザーから復刻が熱望されていたそうです。
 他の鉛筆と比べて3倍程の価格です。そのためあまり売れなかったようなのですが、非常に書き心地がよいので、一部のユーザーには根強い人気があったようです。

 

 左からBLACKWING・PEARL BLACKWING・602 BLACKWING の3本です。
 柏アリオのLoftで買いました。高かったけどw…

 消しゴム付です。一番左はトンボ鉛筆の消しゴム付です。パロミノは、それぞれ芯の硬さが異なります。
 トンボ鉛筆からは、オレンジ色の消しゴムで黄色い軸の消しゴム付鉛筆が以前から販売されています。

 平たい消しゴムがクリップで挟まれて、尻の部分の扁平のパイプに差し込まれています。使い切ったら、交換できます。
 トンボ鉛筆の消しゴム(キレイに消せる優れものです)
は、取り外しできません。まあ鉛筆一本使い切る間に、付いている消しゴムを使いはたしてしまうことはないでしょうから、付け替えできなくてもイイのではないか・・・とも思いますけれど。

 特に最初のモデル602には、”HALF THE PRESSURE,TWICE THE SPEED”(半分の力で倍のスピード)と書かれています。軽い力で2倍のスピードで滑らかに、しっかり書けるとのキャッチ・フレーズです。
 602は”B”、PEARLは”2B”、BLACKWINGは”4B”の芯の硬さです。

 ヘミングウェイはメモは万年筆で、小説の原稿は消しゴム付の鉛筆で書いていたそうです。メモは間違えたら線を引いて消す。いちいち消しゴムで消していたら、迅速にメモがとれないので。線で消しておくと、はじめに書いた文字が後から読み返せる。インクの字は、走り書きしても薄かったりカスレたりすることがなく、はっきり字が書ける。などの理由からだったのではないか・・・と思います。
 小説の原稿は消しゴム付の鉛筆で、何度も書き直すことが多かったためなのか、消しゴムで消しながら書いていたのかもしれません。出来上がった原稿はタイプライターで打ち直して清書して、出版社に送ったそうです。期限はきっちり守っていたそうです。
 へミグウェイの消しゴム付鉛筆はパロミノではなく、アメリカ製の黄色い消しゴム付鉛筆、たぶんエドワーズのCY***だったようです。

 私は本を読むとき本に直接鉛筆で線を引いたりコメントを書き込んだりするのですが、その時にこの消しゴム付き鉛筆がとても重宝しています。小説は書きませんがw…、読書ノートは万年筆でつけています。その方が何かしっかりした文章が書けるようで。
 最近は、万年筆だけでなく鉛筆にも凝ってます。

 

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日本製の昭和レトロ鋏

2018-09-21 16:11:38 | 筆記具文房具

昭和レトロ・はさみ

 すぐに切れなくなる100均の鋏ではなくて、日本製のしっかりした鋼を使った鋏が欲しくて、手に入れました。博多鋏や種子島鋏が気になっていたのですがみつからなくて、結局昭和レトロの鋏2本です。

 左から”ラシャハサミ”、右の2本、左は持っていた小さな洋ばさみ、右が手に入れたやや大きい文房具ハサミです。

 

 ラシャバサミの刃です。キレイに研我れています。支点のリベットに何かマークが刻印されています。本来はラシャ(毛織物や布)切る洋ばさみで、これで「紙を切ってはいけない」と言われていました。でも布を切るくらいだから、紙を切っても支障はないと思うのですが。コピー用紙など特に切れ味が悪くなることもなく、ビシビシ切れてます。

 左は、持っていた小型のハサミです。下(右)の刃型が先端がまるくなっています。先端を使って細かな加工をするためのハサミではありません。右は、両方とも先端が尖っていて、先の部分まで使って切ることが出来ます。

 ラシャハサミの刃の部分です。もともと刃にも錆が出ていたようですが、きれいに研がれています。現在の安価なステンレスのハサミと違って、錆の出る鋼が使われています。とにかく切れ味は、抜群です。

 ただのハサミの話しですが、古いものは鋼が使われていて、切れ味が抜群です。使い続けて切れ味が落ちてきたら、砥石で研げば復活します。昔の道具は鋏も包丁も、こうして使い続けて一生ものだったんですね。
 ちなみにハサミの刃を研ぐときは、上左の写真、刃の断面の部分を研ぎます。左右の刃のかみ合う面を研いでしまうと刃のかみ合わせに隙間ができて、切れなくなってしまいます。かみ合う面の刃先は、断面を研いで出来た刃折を軽く取る程度にします。

 

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革製品のブックカバー

2018-04-12 07:00:00 | 筆記具文房具

ほぼ日手帳の革製のブックカバー

 ほぼ日手帳、専用のカバーがあるのですが、あまりカッコよくないので、革製のものを作ってみました。

 専用カバーには栞紐が2本ついていてペンホルダーもあって使い心地は良いのですが、とにかく見栄えが良くない。ドーッてことない。革製の専用カバーもあるのですが高額なので、じゃあ作ってしまおうと云うことで。

 厚めの革を使います。少し硬いので、野球のグローブ用オイルを塗って、軟らかくします。

 ”へりおとし”を使って、カットされた革のへりを削り取ります。次に革のコバグチを溝のある専用の”ヘリみがき”プレートで擦ります。こうすることで、革の切り口のケバケバがキレイになります。
 より滑らかにするためには、ワックスを塗ったり専用のクリーム剤もあるのですが、それ程のものでもないし面倒なので省略しました。

 次に裏側の折り返しの位置を、ヤスリで削って薄くします。こうすることで手帳を閉じた時、表紙と背表紙の折れたところが膨らまず、カバーが手帳にフィットします。

 大きな封筒などの封をとめる留め紐シールを貼って、ゴム紐が掛けられるようにします。

 

 ゴム紐は、金色のメタルボタンで留めました。裏には硬質のプラスチックプレートをクリアーボンドで貼りつけて、カバーが曲がらないようにしました。
 ゴム紐を使ったのは、手帳にメモやコピー、切り抜きなどを挟んで手帳が膨らんでも、しっかりまとめることが出来るようにするためです。1年間使うと手帳がパンパンになってしまいますので。
 ペンホルダーと紐の栞も付けようと思ってます。

- 追伸 -

 ゴム紐を掛けていたら”とめ紐シール”が剥がれてしまったので、メタル芯のボタンで着けなおししました。

 

 ハンドドリルで穴を開けて、茶色のボタンを取り付けました。

 革の切り口を滑らかにする、ゾル状の液剤を塗って、”へりみがき”で擦りました。つやが出て滑らかになりました。

 メモ帳や文庫本、スマホも一緒にゴム紐で留めます。バックにバラバラに入れておくと始末が悪いので、この革カバーでスッキリまとめると大変具合がイイです。

 

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ヒモのシオリ

2017-12-19 10:00:00 | 筆記具文房具

紐の栞

 上野駅中のシャレた文房具屋さんで、紐の栞を買いました。

 

 

  赤いリボンの紐の栞は、こんな感じで本に巻き付けてつけて使います。両端には丸く加工された木片が付いているだけの簡単なものですが、これはこれで機能的には十分です。
 メモ帳もセットで売られていました。

 

 もう一つは革ヒモの栞です。両端に錘の金属のチャームが付いています。
 これが一方は魚、もう一方は蓋を巻き上げて開けるイワシなどの缶詰の缶がモチーフです。はじめ何が付いているの分からなくて、それでよく見たら、何と四角い缶詰の蓋を巻き上げて開けたときのデザインでした。シャレてますね~! 結構感動してしまって、即買いでしたwww

 

 

 

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革の万年筆スタンド

2017-02-20 00:10:00 | 筆記具文房具

革を貼りつけた万年筆スタンドを作りました。

 アクリルのカードスタンドを加工して革を貼りつけ、万年筆スタンドを作ってみました。

 元のカードスタンドは名刺やはがきなどを立てておくもので、クリアーなアクリル製です。
 (立てているのはミスドーのポイントカードです。私はドーナッツ好きで、出かけた時にミスド―を見つけるとついつい寄ってしまいます。ミスド―も店によっていろいろ味に差があって油が古いせいなのか”不味い!”店もあります。すみません、ドーナッツオタクのディープな話で。)

 

 元のカードスタンドを後ろに倒し、上端にくぼみを作って下に孔を開け、万年筆を立てかけられる様にします。
 革を貼らずに、このままでもイイかも・・・

 

 カードスタンドに、紙を巻き付けて孔の位置を決めます。革は伸び縮みしますし、スタンドも曲面なので位置をスケールで測っても、ズレてしまいます。

 型紙に合わせて革をカットし、G17のボンドを使って接着します。

  端まで接着していないので、改めてクリアーなボンドで貼り合わせてダブルクリップで固定しておきます。G17は色が着いていますので、端の部分まで使うと見栄えが良くありません。

 コバや開けた孔の端部をヤスリで削り、毛羽立ちをハサミで切り落とします。
 半丸ヤスリの丸い側を使って、革のカットしたコバを削り形を整えます。ヤスリがけすると、革の繊維が毛羽立ってきますので、これは改めて刃先の反り返った小さなハサミで切り落とします。
 けっこう厚い革なので、折り返す端の内側も削って折る箇所を薄くし、膨らまないようにします。
 削りカスがたくさん出ました。

こんな感じにできました。仕上げにコバを磨きます。

 トコフィニッシュを少量、楊枝でコバに着けて磨きます。

 

 へり磨きの棒で擦って、毛羽立ちを押さえツヤを出します。

 

 こんな感じに仕上がりました。立てている万年筆は、”NICOLE”スターリングシルバ―(銀92.5%)、多分イタリア製です。ちょっと太めの銀製の万年筆に、よく似合うスタンドだと思います。

 

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