キャノンズームレンズEF28-80㎜ 1:3.5-5.6Ⅴのフード
ジャンクで手に入れたキャノンズームレンズ”EF28-80㎜ 1:3.5-5.6Ⅴ”。なかなか良く写るのですがフードが無くて、規格を調べたら”EW-63Ⅱ”でした。さっそく探してみたけれど、これがなかなか見つからない。やっとAmazonでたどり着いたら、これがかなりの高額(私にとってはw...)5,000円位だったか。なので内径63mmのキャノンレンズフードを探してみたら、花形フードの”EW-63C"が見つかった。
このレンズたぶん、キャノン一眼レフのフィルムカメラ時代からのもので、オートフォーカスではあるもののピント合わせの時にレンズがはめ込まれている鏡胴が回転するタイプ。なので花形フードは使えません。レンズの枠は58㎜Φ径なのでメタルのねじ込み式フードとも思ったのだけれど、探せばどこかから出てくるかもしれない。とりあえず手元にあるこの”EW-63C"の縁を削って使うことにしました。このままだと28㎜での撮影時に、距離合わせで回転したフードで画像の隅がけられてしまう。
まずは、枝切りばさみで花形になっている縁を切り落とした。まあ、これでもいいのだけれど。
このレンズ、そもそもジャンクで手に入れたものなので、フォーカスのオート/マニュアルの切り替えスライドスイッチが取れてなくなっていました。オートフォーカス機能には全く問題はないのだけれど、スイッチの切り替えができないのでマニュアルフォーカスにはセットできない。今はオートフォーカスの状態です。まあマニュアルを使わなければいいのだけれど。
スライドスイッチが取れてしまって、レンズ内部がむき出しになっていた。そのままではホコリなどが入ってはまずいので、透明のプラ板を切って貼り付けました。スケルトンになったw...
フードの規格も合っていなくてカチッと、はまらない。なので薄いボール紙を挟み込んだ。かなりいい加減w...
よくやる方法、ボール紙の白い部分を黒の油性ペンで塗る。フード内側の白い部分は、光が内面反射して写りに影響するので。けっしていい加減な処理ではありませんw... まあ、そんなに影響はしないと思うけど。言ってることが矛盾しているなw...
いい加減だけど、一応完了w...
概ね平らには切り取ったのだけれど、ちょっと不細工。横からの光をカットすればイイだけなので、このままでも良いのだけれど。
なので、もう少し見栄えよくヤスリで平らに削ることにしました。
概ね平らになってきた。
まだちょっとへこんだところがあるけれど、こんなものでイイでしょう。
そこそこキレイに仕上がりました。
さっそく試し撮り。と言っても室内での撮影なのでフードの効果はあまりわからないけれど、まあまあに撮れています。
レースのカーテン越しの逆光です
夜の室内撮影です
このレンズ、標準ズームなのですが切れのある良い写りをします。標準レンズは、ある意味メーカーが一番力を入れている、無理をしない堅実な設計のレンズです。
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