SONYα7RにキャノンEL28-135mmUSMレンズでポタリング
迷宮の部屋からサルベージした今度はキャノンEL28-135mmUSMをα7に取り付けて地元のポタリングです。レンズ、でかくて重い!です。
かなり古いレンズで、20年以上前?だったか東京中野のフジヤカメラで手に入れました。EOSIN(フィルムカメラ)で中野の街をスナップしたのですが、その時の写真、上りは発色が沈んでいて冴えがなく、シャープさコントラストにも切れがなかったように記憶しています。結局あまり良いレンズではないw…私としては、そういう評価です。(すみませんキャノンさん)
α7との相性がよくないのか、AFのレスポンスが遅くてなかなか合焦しません。ソニーのαレンズがあるのだから、それを使えばいいのだけれど。わざわざキャノンのアダプターでキャノンレンズなど使わずに。
言い訳になるけれど、まずフルサイズのαレンズは非常~に高額!そして持っているレンズで使えるものは利用しようと、特にキャノンのELレンズはレンズ内にAFモーターが内蔵されているので、α7につけてAFが使えます。(といってもAFの合焦が遅いのでは、使い物にならないのですが)α7はミラーレスでファインダー映像(有機EL)は実像ではないので、マニュアルでのピントは合わせ難しいです。
地元旧水戸街道市場本通り生け垣の花、満開です。名前は、たぶんゴールデンクラッカー(キク科)ではないかと。植木全体の写真は露出オーバー、花のアップはアンダーですね。レンズとの相性なのか、α7の露出算出が適正ではありませんね。
その向かい側にある、木造の古民家商店です。なんの店だったのか、今は閉店しています。市の事業で歴史的建造物の木造家屋を残そうということで、補助金が出ているようです。以前、道路(旧水戸街道)の区画整備と拡幅工事で土台ごと家屋を持ち上げで奥へ移動し、今のこの位置に設置されました。
漆喰の白壁に、船窓のような枠が真鍮の丸い窓があります。
通り沿いにある医院玄関前のテラスに植えられているハナミズキ、まだ幼木ですね。この写真も、白が基調のショットは、露出オーバーになる傾向があるようです。α7のキャノンレンズとの相性なのか、アダプターをかませているので、その影響もあるのかもしれません。
さらにその先、長谷川伸の戯曲「一本刀土俵入り」で我孫子屋のモデルになった、新町屋さんです。昔は雰囲気のある古い木造家屋で、二階の窓には木の手すりがあって、戯曲の状況そのままでした。
以前はまだ旅館をやっていたのですが、建て替えられてからは泊り客はほとんど見たことがありません。取手駅前にビジネスホテルができていますので、客はそちらに取られてしまったのでしょう。駅からはバス停3つの距離があるので、利用するにはちょっと不便です。
近くの道沿いにきれいな紫色のアヤメが咲いていました。
旧水戸街道は、取手市街の市場本通りから新町屋さん先で分かれて旧道になります。その道沿いにある稲葉酒店さんです。日用雑貨も置いていて、いわゆる昔のよろず屋さんですね。雰囲気あります。でもお客のかげは見られません。とてもはやっているようには見えませんね。ほんと地元近所の人しか利用してないのでしょう。この先には大きなスーパーができていて、そちらはとても繁盛しています。
街道から脇道を上った道沿いに八重桜が咲き残っていました。花は盛りを過ぎて、色あせています。
この時期、春の花は一段落していて、スナップの好い被写体がなかなか見つかりません。
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