フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

クォーツ・スモールセコンドの修理(3)

2018-05-29 23:02:47 | 腕時計

クォーツ・スモールセコンドの文字盤外し

 輪列をくみ上げて電池を入れてみたのですが、まったくピクリとも動きません。時間合わせもできない状態なので、文字盤を外して時間合わせ部分の歯車の具合を見てみます。

 ムーブメントと文字盤を接続している突起を止めるクリップです。2か所あります。これを外して文字盤を抜き取ります。

 文字盤を外すため、事前に剣も抜きます。

 

 時間合わせの歯車の受け板も外して、状態を見ます。巻き芯の抜き差しでツツミ車(時間合わせの歯車に巻き芯の回転を伝える)を移動するクリップ、オシドリが2段引きでした。結局この箇所に不具合はありませんでした。文字盤を外したことで、構造を確認した・・・ということですね。日付ダイヤルはないので2段引きにする必要はないのですが・・・

 時間合わせはできるようになりました・・・が、やはり電池を入れても動きません。改めて、クォーツ発振子やプリント配線のボードをクリーニングしてテスターで通電も確認したのですが、どうしてもだめでした。いけると思ったのですがねぇ。
 ステップモーターのコマが、ピクリとも動きません。どうもクォーツ発振子がいかれているみたいです。水没して発振子の管に水が入り込んで、中が腐食したのかもしれません。ボードごと取り替えるか、クォーツ発振子の管のみを付け替えるか・・・ボードは手に入らないと思うので、クォーツ発振子のみを付け替えるのはありかも。細かい作業ですが、2か所のハンダ付けだけなので。
 ちょっと気に入っている時計なので、検討したいと思います。

 このクォーツの報告は、一応これまでとします。発振子取り換えの目途がついたら、また報告することにいたします。
 う~ん、結局だめだったなぁ・・・

 

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クォーツ・スモールセコンドの修理(2)

2018-05-28 01:44:07 | 腕時計

クォーツ・スモールセコンド(SHALONE DE PARIS)の修理

 歯車の動きが、何かに引っかかっているようなので、輪列の受け板を外します。

 歯車は5枚、1枚は受け板にくっ付いて来ました。軸の先端部が錆びていたのでしょう。クォーツの初期のものは歯車の軸がスチール、鋼です。ステンレスにすれば良いのにと思うのですが、硬くて加工できないのかもしれません。
 ステップモーターのコマを取り出します。文字盤周りから剥がれ落ちた錆のかけらが、マグネットにくっ付いていました。これが動かなかった原因の一つかもしれません。この錆のかけらを取り除くのに、苦労しました。マグネットのコマを、プラスチックの棒で押さえながら、ひとつひとつピンセットで剥がします。抑えていないとスチールのピンセットに、コマがくっ付いてしまいます。

 リュウズを引き上げることができなかったのですが、文字盤側にクリップがセットされているようです。輪列の受け板を外しても、クリップのオシドリが出てきません。文字盤を外すには剣を抜いて、ホゾに差し込まれている文字盤の突起を抜かなければなりません。ホウロウ?の文字盤を痛めてしまいそうなので、非常に乱暴なのですが556を吹きかけました。いま販売されている556は、揮発成分が以前より多く入っていてベタつきも少なく、錆を溶かしてくれます。巻き芯の部分は粘性のあるグリスを差すので、まあ556で良しとしましょう。歯車の軸などに着くと固まって動かなくなってしまうので、ほんのわずか注意して吹き付けます。

 一段引きできました。針の時間合わせができるようになりました。巻き芯には、かなり錆が出ていたので、中のクリップの箇所に詰まっていたのでしょう。

-追伸-
 時間合わせが出来るようになったと思ったのですが、リュウズを引き上げて回しても針が回りません。歯車がうまくかみ合っていないようです。結局、文字盤を外して巻き芯とその周りの歯車の状態を見るしかないですね。

 コイルや回路の通電もOKなので、輪列を組みなおして稼働を確認してみます。クォーツは、ステップモーターのコマがマグネットなので、それを囲んでいる電磁石の端子にくっついてしまって、受け板のホゾに、なかなか入りません。手巻きの輪列を組むのとは、また違った難しさがあります。

 ということで、今日はここまで・・・と致します。

 

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クォーツ・スモールセコンドの修理

2018-05-27 11:19:29 | 腕時計

クォーツ・スモールセコンド(SHALONE DE PARIS)の修理

 フランスデザインのクォーツ・スモールセコンドです。文字盤はとてもキレイで、デザインもシャレています。


 

ホウロウ風の文字盤で、針に腐蝕もみられません。

 開けてみると中は錆びサビです。特にリュウズの巻き芯が酷い状態です。これは水没させてますね。

 電池(SR920)を交換しても、全く動きません。

 巻き芯は、腐蝕して根元が折れそうです。錆がこびり付いていて、ケースの穴からなかなか抜き取ることが出来ませんでした。

 回路のボードを外してみます。電池の接点が腐蝕しています。プリント配線やその接点には腐蝕はみられません。

 電池周りには汚れがありますが、コイルや歯車は比較的きれいです。

 接点などクリーニングして組み上げて電池を入れてみたのですが、動きません。歯車の様子をみると、何かにひっかかっているようで、動きません。受板をはずして見ないとダメそうです。リュウズも引き上げることが出来ず、時間合わせが出来ません。回路は大丈夫そうなので、調整すれば動きそうです。
 水没させても、すぐに分解して錆が出る前に水分を拭き取って乾燥させれば、ほとんど復活できます。

 好きなスモールセコンドだし、文字盤のデザインも気に入っているので、さらに調整してみようと思います。

 

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タンカレーNo.10

2018-05-14 18:12:31 | 日記

ジン「タンカレーNo.10」

 お酒はけっこう好きで、まあなんでも飲むのですが、機会があって「タンカレーNo.10」を飲みました。そもそもジンは(ドライマティーニは好きでカクテルとしては飲むのですが)、特に好きという訳ではなかったのですが・・・このタンカレーNo.10を飲んでみて、衝撃!を受けました。ゴードンやビフィータなどとは全く違うスピリット、飲み物です。

 タンカレーNo.10とバカラのロックグラスです。素晴らしい取り合わせですねぇw・・・

 タンカレーは、イギリスで製造されているスピリットで、度数は47度あります。ジンのロースロイスと呼ばれているそうで、その香り口当たり風味、淡麗な甘味と旨味、こんなスピリッツは飲んだことない!
 スコッチは大好きなのですが、イギリスではこんな凄いスピリッツも作っていたんだ・・・

 ジントニックにする必要はありません。ジンその物の淡麗なのにコクのある甘味でトニックの甘味と炭酸は全く必要ありません。ストレートなのに何という滑らかな、のど越し!
 飲み過ぎないように気をつけないと。

 大ぶりのバカラのロックグラス、タンカレーにベストマッチです。度数が高いので、ロック(取りあえず無いので冷蔵庫の氷・・・ロックアイスを買ってこなくては)にしたのですが、グラスの内側にジンの滴りが着いています。
 ビフィータやゴードンは、いわゆる松脂臭くて、それがジンらしいとは思うのですが、このタンカレーは松脂臭さとは違う香草の香りが素晴らしく、コクがあるのに淡麗な甘味、旨味が素晴らしい!
 酒好きには、大変お勧めです。新しい世界を発見した思いです。

 今回は、すみません、ただの酒飲みのたわごとと聞き流して下さい。

 

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スモールセコンド

2018-05-13 11:01:01 | 腕時計

スモールセコンド3本

 前回、文字盤をペイントしたスモールセコンド他2本です。私はクラシックな手巻きのスモールセコンドが好きで、気がつくとウン十本も集まって来てしまいました。

 左から”DARBAN”、”HELBROS”、”BUREN” です。3本とも、1940年頃?のものだと思います。

 

 "DARBAN"・・・メーカーよくわかりません。やや小ぶりで、レディースかもしれません。

ムーブメントは、SWISS MADE でした。15JEWELSです。

 ”HELBROS"のムーブメントです。文字盤の文字が消えていたので、メーカー名が分からなかったのですが、修理の会のYNさんに教えていただきました。アメリカのメーカーだそうです。ムーブメントはSWISS製、しっかりした造りです。

 

SWISS の名門 "BUREN" です。

 

 文字盤はすごく汚れていて、元々何色?周辺部を取りあえずグレーで塗ってみました。真っ黒だったんで。

 23JEWELSです。さすが”BUREN”、非常に精巧な造りです。文字盤は汚れているのにムーブメントは錆など見られず、とても良い状態です。

 

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