冨士ゼロックスと日本オラクルは企業の販売活動を
支援するシステムを共同開発したという。
新システムは消費者にキャンペーンを告知する電子メールを送付。
メール内のアンケート結果をもとに送付先の属性や好みを分類し、
それぞれに応じたダイレクトメールを郵送する。
ダイレクトメールにはクーポンやQRコードにした送付先の個人情報を印刷し、
店舗の複合機で読み取って来店や購買実績を
日本オラクルの顧客管理システムに伝送、分析する。
新システムは顧客の来店情報が即座にデータベースに反映され、
短期間に次の販促活動に生かすことが可能という。
また、顧客カルテを店側に瞬時に送り返す仕組みも導入。
来店者に関する属性や過去の来店・購入実績もわかり
効果的な対面営業につなげれられる。
顧客情報は宝だ。
中小企業は大きな設備投資はできないが、
経営者が直接営業に関わるため綿密な営業ができる強みがある。