小売業や外食チェーンなど流通・サービス業界で
小型店を拡大する動きが広がっているという。
初期投資を抑えながら、狭い商圏でも集客が見込める場所に
小型店を機動的に出店し収益を底上げする狙いだ。
店舗は小さくても集客力のある場所に出店すれば、
回転率は高く、早期の投資回収を期待できる。
小型店は退店も比較的容易で、
需要や市場環境の変化にも対応しやすい。
また、主要な商圏での大型店立地が難しくなった点もあるという。
外食ではすかいらーくが従来の半分のサイズの
「ガスト」を駅前に出店。
セブン&アイは今秋から都市部で生鮮食品を充実させた
小型スーパーを展開。
ヤマダ電機は地方の人口の少ない地域を中心に、
売り場面積が標準店の半分以下の店を出店する。
企業は環境対応業ともいわれる。
時代の変化にも敏速に対応していく。