goo blog サービス終了のお知らせ 

古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

朝ぼらけ有明の月とみるまでに・・・(百人一首)

2015-08-03 06:05:06 | 書道

朝本ら介有明の月と見流万て二よし野のさ登二婦連るしら雪
朝ぼらけ有明の月と見るまでに吉野の里に降れる白雪
(小倉百人一首31番歌 坂上是則 高木厚人先生「大字かな入門」臨書)

あとしばらく書道の臨書をアップします。

先月30日、毎日書道展(国立新美術館)を見てきました。
日ごろからいろいろ教示してもらい今回も案内してくれた友人の、
そのまた高校以来の友人の方が、今回、本展[書友]に昇格なされ、
その記念すべき作品も拝見することが出来ました。
皆さんの、それこそ書道人生をかけられた渾身の力作揃いで、
大きな感動と刺激をいただきました。
堂々たるもの、
華麗なもの、
素朴で味わい深いもの、
鋭利なもの、
暖かいもの、
墨絵とは全くちがった絵のようなもの、
丁寧極まりない写経などなど
そのどれもに趣向を凝らしてあり、感嘆しきりでありました。
いま私がお手本にしている高木先生の「大字かな入門」なる本のオビに
“墨の潤渇で美しい景色をつくる それが「大字かな」書道です。・・・”という言葉があります。
本書道展の会場は、まさにこの言葉そのものの、美しい景色に満ち溢れた空間でした。
ところで我はといえば、ショボンでありますが、いじけない、いじけない、と思いおる次第です。

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« やすらはで寝なましものを小... | トップ | 瀧の音は絶えて久しくなりぬ... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (mori)
2015-08-03 07:07:04
「ショボン」とんでもないですよ。ド素人の私がここのところ気になっていましたのが、墨の濃淡です。ひと筆でこんなに多くの字が書けるのかと。そうだとすると相当熟達していないと一挙に書けませんよね。しかも出来上がりが、華麗なるものに該当しまよね。凄いな~と。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

書道」カテゴリの最新記事