菜の花や 月は(者)東に 日は西に(蕪村)
先日近くの菜の花畑に行ってきました。
蕪村のこの有名な句を本ブログにアップするには、春のうちにしなければ、
ということで、急いで筆をとった次第です。
その日の午後は、確かに月は東の空に、白い小さい姿を映し出していました。
又当日の夕暮れは紫がかった色あい。
黄色と紫という補色の関係、何という自然の営みというか、その偶然のチャンスに感じ入ったことでした。
書としては、各行ごとに
菜の行は、花らしく開いた感じを、
月のそれは、薄く遠く、
日のそれは、“西”の傾く字形で沈みゆく様を、
それぞれ表現したつもりではありますが・・・はてさて?。