古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

木炭画によるクロッキーの事前練習(拙ブログ600枚目記念)

2023-11-20 06:59:27 | 鉛筆画 木炭画
木炭画によるクロッキーの練習です。
後に述べます教室でのクロッキー会の、事前の、私個人の自主的な練習であります。
ネット上の画像にあるバレリーナさんをモデルにしました。
クロッキーに大事なブロック(頭、胸部、腰部、手,脚などの各部位)の位置や長さ、
全体の軸線の流れなど勉強にはもってこいだと思ったからです。
また手脚の伸びやかさは魅力的です。
用紙はF8(片面455㎝×379㎝)サイズのクロッキー練習紙です。
私が普段使っている水彩紙はF6号ですので、結構大きく感じます。

約1か月半ほど前、教室の方から、
12月の1回目の時間は“木炭画によるクロッキー”を実施する
との連絡がありました。
しかも実際のモデルさんに来てもらって、とのこと。
自分としては、鉛筆によるクロッキー(らしきもの?)は何回かやったことはありますが、
木炭という画材そのものは、扱ったこともありません。
ましてやクロッキーという時間制限でとなると
“こりゃあ、てーへんだ”との思いから
画材をネットで入手し、練習をしてきたところです。

途中、「人物クロッキーの基本」(アトリエ21著)で推奨されていた、
黒鉛を使った画材(グラフストーンやグラフキューブ)での練習もしてきていましたが、
先日(11.16)の教室では「木炭で」、ということのようですので、
こちら(木炭)を主用する練習に切り替え、その中の、昨日(11.19)描いた2枚です。

台所にあるタイマーを横に置き10分の制限時間。
何はともあれ時間は厳守。

あたり(各部位の全体での大まかな配置)やその線描と軽い調子(陰影)だけで時間をとられ、
本当にあっという間の10分でした。
結果、線が主体で、面で入れるところは不十分となり、
少しは練習していた顔、手の表現までには(描く)手が回りません。
修正したい個所も沢山あり、その一つ、ネット画像のモデルさんも、
もう一寸スリムでしたが、その修正も出来ないまま時間を終えました。
この制限時間内での作業が結構むずかしいことを実感中です。

描きたい個所が多すぎて本当に描きたいものを絞れない面もあるでしょうし、
逆に、この制限時間内に描ける自分の能力限界すらも知らずに高望みをする
・・・そんな自分が見えたり、です。

この木炭を使ったクロッキーから、あれやこれやを教わっているところであります。



拙ブログ、本作で丁度600枚目のアップです。
ここまで続けてこれましたのも、コメントをいただいた方々、応援していただいた方々、
あるいは閲覧いただいた皆さんのお支えあってのことと、厚く厚く御礼申し上げます。

間もなく84翁、ほんの少しばかりですがエネルギーも残っているようですので、
これからも、人生のチャレンジ目標として、
もうしばらく続けさせていただきたく思っています。
どうぞよろしくお願い申しあげます。




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2 コメント

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Unknown (サガミの介)
2023-11-20 08:02:43
古希から始めて600回!・・・しかも記念作品がこれからのチャレンジ初め!すごい「手習い」です。
仕事をなし終えた余生の生きざまの見本です、あやかりたいけど無理なので敬意を送らせてもらいます。
クロッキー、経験記憶はないのですが、なんとなく鉛筆みたいに素描するくらい出来そうに感じていましたが、10分でこの作品を仕上げる、しかもドガの踊り子のように躍動感もだす、表情まで・・・チャレンジそのものですね。
先ずは米寿を目標に!楽しみにしています。
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Unknown (mori)
2023-11-20 07:16:48
先ず600回おめでとうございます。
10分ですか。素晴らしいですね。
リズム感と言うか躍動感があふれています。
更に首の後ろとか脚の裏側とか陰になる所の濃淡もしっかり、彩色は出せないでしょうが服の色も感じます。
木炭を使って絵とか字を書いたことが有りませんので、全く分かりませんが難しいでしょうね。だから多分筆とか鉛筆が出来たのでしょう。
さて、限られた時間に絵を描くとなると、自分の技量に照らし、被写体の特徴をどのように捉え何に焦点を当て何を省くかの取捨選択が大事になるのでしょうね。教室楽しんで下さい。
それからこちらこそ大いに楽しませて頂いています。これからも宜しくお願いします。
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