古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

籐製のアイス・ペールなど(質感をテーマに)(教室にて)

2018-08-20 06:59:39 | 静物(彫像・置物・人形など)

先日の教室(8.6 小玉精子先生)です。
モチーフ担当の方には、いろいろな質感を試せる素材をご準備いただきました。

布製のシートの上に、
先ずは左端。分かりにくいですが、ガラス製の灰皿です。
魚のようで、自分が金魚かな、といったら、さすがにそれはないよと言われ、
結局ははカサゴで落ち着きました。
表面はデコボコで、透明なところ(顔や尾びれの一部)とそうでないところがあり、
捉えどころがなく、この一体だけでも、もう一度チャレンジしたくなるモチーフでした。

籐製のお盆(籠)のなかには、
金属製の水差しやサカズキ、グラス類、それに籐製アイス・ペール(トング付)といったところです。
金属部分の冷たさ、グラス類の透明感や中の存在感、籐の暖かさやしっとり感などが出れば、と。
材質による反射光の強弱差は意外と大きく、材質の違いを表現する一手法のようです。
また部分的ではありますが、モチーフの色が他のそれに映り込んでいるところも見られ、ちょっとした色の響きあいの場にも。





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2 コメント

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Unknown (mori)
2018-08-20 07:23:34
私なんかガラスの透けた表現が出来なかった思い出がありますが、籐、グラス、金属等それぞれ違う素材の特色を上手く表現していると思います。何時もの通り、説明を見ないで絵を見た時、左の魚の様な物は何だろうと思いましたが、灰皿ですか。これは難しそうですね。
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Unknown (サガミの介)
2018-08-20 10:51:09
一見、これぞ「静物」、色々なものがバランス良く、それぞれの特徴が上手く描かれていて安心感のある絵だな、と思ってみました。
この作品になるまで教室での修行?難しい課題が出され一つ一つこなしながらノウハウになって蓄積されるのですね、今度日展とか行って鑑賞する際の視点として参考になります。
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