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先日の教室(8.6 小玉精子先生)です。
モチーフ担当の方には、いろいろな質感を試せる素材をご準備いただきました。
布製のシートの上に、
先ずは左端。分かりにくいですが、ガラス製の灰皿です。
魚のようで、自分が金魚かな、といったら、さすがにそれはないよと言われ、
結局ははカサゴで落ち着きました。
表面はデコボコで、透明なところ(顔や尾びれの一部)とそうでないところがあり、
捉えどころがなく、この一体だけでも、もう一度チャレンジしたくなるモチーフでした。
籐製のお盆(籠)のなかには、
金属製の水差しやサカズキ、グラス類、それに籐製アイス・ペール(トング付)といったところです。
金属部分の冷たさ、グラス類の透明感や中の存在感、籐の暖かさやしっとり感などが出れば、と。
材質による反射光の強弱差は意外と大きく、材質の違いを表現する一手法のようです。
また部分的ではありますが、モチーフの色が他のそれに映り込んでいるところも見られ、ちょっとした色の響きあいの場にも。
この作品になるまで教室での修行?難しい課題が出され一つ一つこなしながらノウハウになって蓄積されるのですね、今度日展とか行って鑑賞する際の視点として参考になります。