古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

性静情逸 心動神疲(漢字(芳翠先生の草書千字文)の練習)

2018-12-24 06:59:52 | 書道
松本芳翠先生の草書千字文から8字を書きました。(半切1/2大)。

性静情逸 心動神疲

漢字としては“動”が判りにくいですが、あとは何とかなりそうです。
意味は静と動が対をなしているところまでは判りますが、情逸、神疲のところの解釈はいろいろあるようです。
“wikisouse”さんによれば、こころ静まれば心安らぐ。こころ動けば心疲れる。
“書道広場”さんによれば、本性が静止していれば、情動から逸脱(のがれる)ことができる。
(情動に捉われれば)心は絶えず揺れ動き神経は疲れる。

とあります。自分にはこれ以上の深追いはできません。

書としては、主に線の“太細”によって、各字あるいは行ごとに重点(重心)があり、
ひいては上下、左右など全体としてのバランスを感じ、
書としての作品とはこういうものか、と改めて思い知らされました。


今年はこのページで終わりとさせていただきます。
お励ましの言葉など、本当にありがとうございました。

来年もまたよろしくお願いいたします。
(年初は1日、7日・・・とアップする予定です)

皆さんどうか良いお年をお迎えください。


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2 コメント

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Unknown (mori)
2018-12-24 07:13:45
堂々と落ち着いた感じがします。全体のバランスの良さ、一字一字の筆の流れがそう感じさせるのかと思います。
今年も色々楽しませて頂き有難う御座いました。
良きお年をお迎えください。
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Unknown (サガミの介)
2018-12-24 13:40:19
線の“太細”で様々な重心を考え、微妙なバランスを意識する、書の基本なのですね、自分では書けないので鑑賞する際のポイントにさせていただきます。今回は読める字で書の基本も理解でき更に楽しめました。
今年はたくさんの絵と書を鑑賞させていただきました、来年もこのブログを楽しみにしています。
良い年をお迎えください。

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