水戸黄門の身分証明である印籠はたいへん有名なので、水戸ではあちこちで見かけます。印籠はもともと印章を入れたものだったようですが、その後、薬などの小間物を入れる装飾的備品として使われたようです。刀剣造りにも通じる技術なので、水戸でもよくつくられたことでしょう。
梨地蒔絵(なしじまきえ)印籠(水戸市埋蔵文化財センター 塩崎町1064-1)
地に金粉などをまいた梨地に、蒔絵で家や松、橋などを描いた印籠のようです。大串町の北屋敷遺跡で出土した江戸時代後期のもののようです。
みとちゃん
ビニール製手提げに印刷されたみとちゃんです。下げている印籠には、三葉葵の代わりにハート三つがあります。
観光案内地図(駅北口ペデストリアンデッキ上 三の丸1-1-3)
手が印籠を持った形の案内地図です。TVで印籠を悪人に見せるのは格さんが一番多いそうなので、これは格さんの手ということになるのでしょうか。
印籠弁当(水戸駅で販売)
駅構内のニューデイズで販売しているようです。2段重ねで、茨城県産の素材を多く使用した弁当のようです。
印籠最中(はやしや 南町3-5-17)
餅でくるんだ餡を最中皮の中に入れた印籠葵という名前の和菓子だそうです。