ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の印籠

2021-08-26 19:51:23 | 水戸

 水戸黄門の身分証明である印籠はたいへん有名なので、水戸ではあちこちで見かけます。印籠はもともと印章を入れたものだったようですが、その後、薬などの小間物を入れる装飾的備品として使われたようです。刀剣造りにも通じる技術なので、水戸でもよくつくられたことでしょう。

 

梨地蒔絵(なしじまきえ)印籠(水戸市埋蔵文化財センター 塩崎町1064-1)
 地に金粉などをまいた梨地に、蒔絵で家や松、橋などを描いた印籠のようです。大串町の北屋敷遺跡で出土した江戸時代後期のもののようです。

 

みとちゃん
 ビニール製手提げに印刷されたみとちゃんです。下げている印籠には、三葉葵の代わりにハート三つがあります。

 

観光案内地図(駅北口ペデストリアンデッキ上 三の丸1-1-3)
 手が印籠を持った形の案内地図です。TVで印籠を悪人に見せるのは格さんが一番多いそうなので、これは格さんの手ということになるのでしょうか。

 

印籠弁当(水戸駅で販売)
 駅構内のニューデイズで販売しているようです。2段重ねで、茨城県産の素材を多く使用した弁当のようです。

 

印籠最中(はやしや 南町3-5-17)
 餅でくるんだ餡を最中皮の中に入れた印籠葵という名前の和菓子だそうです。

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水戸の蓮(2)

2021-08-25 20:53:28 | 水戸

 今回は、ぶらっと歩きで見かけた蓮の花々です。蓮は、1つの花では4日間咲くようですが、全体で見るとけっこう長い期間花を楽しむことができるようです。また、後半には花と一緒に実や種も楽しめるようです。

 

小吹水源池公園(小吹町)
 今見頃です。広い池の半分くらいに蓮が繁茂しています。隣にあるケーズデンキスタジアムとの取り合わせもよいようです。

 

茨城県立歴史館(緑町2-1-15)
 公園の下段部分に蓮池があります。この写真は平成29年7月19日の撮影です。

 

開江町(36°24'33.6"N 140°24'01.2"Eあたり)
 農業用水池一面に咲く蓮の花です。

 

天徳寺(河和田町914-1)
 寺の本来の入口付近にある蓮池です。花はあまり見られませんでしたが、満開ならまさに仏教の極楽世界の風景なのでしょう。

 

下大野(薬師堂道向かい 36°21'02.1"N 140°32'43.7"Eあたり)
 農地の一部を蓮池にしているようです。蓮根をためしに栽培しているのでしょうか。

 

天徳寺(河和田町914-1)
 鉢植の蓮をお寺でよく見かけますが、いかにもお寺らしい雰囲気を醸し出しているようです。

水戸の蓮(1)

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水戸の寺社修繕碑(2)

2021-08-24 20:10:33 | 水戸

吉田神社(河和田町2895)
  昭和48年に行われた第60回伊勢神宮遷座祭を記念して、拝殿と境内社の改築をおこなったそうです。石碑の題字は「清和」となっています。

 

善重寺(酒門町2096-2)
 昭和6年に再建された本堂の老朽化が進んだために、本堂屋根の葺き替えと境内整備を行ったことが、昭和60年とある本堂改修記念碑に刻まれています。近くには平成18年に建てられた本尊並びに本堂内陣修復記念碑もあります。

 

中原不動尊(中原町786)
 中原不動尊は、延徳3年(1491)に慈眼寺の末寺・旧東光院別院としてして創建され、文化9年(1812)に改修されたそうです。その後、破損がひどくなったために、修復して今の形になったそうで、そのことが、昭和60年に中原区民一同の名で建てられた碑に刻まれています。

 

光円寺(酒門町52)
 平成7年に「客殿・庫裏再建及び擁壁工事」実施がきまり、平成9年に総工費8,900万円で竣工したそうです。碑は平成10年に建てられてようです。

 

日吉神社(見和2)
  正保1年(1644)、美和村開発のときに、村の鎮守として大己貴命(おおなむちのみこと)を祀って日吉山王大権現という名前だったそうですが、今の地へ移ってきたそうです。平成11年に火事で焼失したため、平成13年に再建されて竣工奉告祭が行われたそうです。

水戸の寺社修繕碑(1)

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ぶらっと歩きの風景in水戸(78)

2021-08-23 20:52:41 | 水戸

 今月見かけた風景です。

茨城県立図書館のカフェ(星乃珈琲店 三の丸1-5-38)
 延期を繰り返していたカフェ設置工事が完成して、星乃珈琲店が開業し、店は賑わっているようです。となりの別室ではコーヒーなどに関する図書を並べたりしていました。

 

塗り直した大鳥居(東照宮 宮町2-5-13)
 以前は朱色でしたが、黒と金の重々しい感じに塗り替えたようです。ずいぶん付近の雰囲気が変わったようです。

 

取り壊された神社(香取稲荷神社 東大野158)
 那珂川堤防建設工事で、香取稲荷神社は境内の半分ほどがかかってしまったようです。すでに以前の建物(写真中央奥あたりにありました)は取り壊されていました。少し位置を変えて新しい社殿が建てられるようです。赤い鳥居は、境内入り口のもので、今はそこに香取神社と稲荷神社の小祠が仮に並べられていました。

 

移転した川崎製麺所(東大野2163-1)
 川崎製麺所も堤防工事で移転したようで、新しい場所ですでに開業しているようでした。徳川光圀が食べたといわれている、水戸藩ラーメンの麺を作っているメーカーのようです。堤防が数十メートル外側に移るのですから、相当な数の民家が移転しているのでしょう。

 

折れたエノキ(水神社 吉沼町36°21'50.3"N 140°31'26.3"Eあたり)
 以前、「水戸の歌舞木(2)」でご紹介したご神木のエノキが折れて新川に倒れ込んでいました。先日の大雨のときだそうです。ウロがだいぶ大きくなっていたので堪えきれなかったのでしょう。名物が一つなくなってしまいました。

ぶらっと歩きの風景in水戸(77)

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水戸の滝(2)

2021-08-22 19:11:55 | 水戸

 水戸では本格的な滝はあまりないようです。今回は本物の滝以外で選んでみました。

 

サボテン 滝の白糸(水戸市植物公園 小吹町504)
 カールした白い糸を白滝と見立てたのでしょう。

 

花の滝(水戸市植物公園 小吹町504)
 温室の改修がすんでオープンしたてのころにあった、花の滝を仕立てた風景です。

 

白滝枝垂(偕楽園 常盤町1-3-3)
 比較的遅咲きで枝垂れの白梅です。たしかに、花が滝の流れのように見えます。

 

絵馬 鯉の滝登り(鷲神社 千波町1945-1)
 黄河中流に竜門という急流の場所があり、ここを登った鯉は竜になるといわれたそうです。立身出世を願って描かれる、よく好まれる図柄のようです。

 

滝不動尊(田野町)
 かつては滝があったのでしょうが、現在は写真下に見えるパイプからわずかに水が湧き出ています。この水は眼病にきくということで、広く信仰されたようです。

水戸の滝(1)

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