![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/1b/426ae212a983b5b8d85805eaf12512d4.jpg)
コアロハ・パパは以前から、私が顔を出すたびに「MATTさんにコアロハが最初に作ったミニ・コアロハをプレゼントするよ。製品は300個程度しか作らなかったけど、まだ部品をちゃんと取ってあるから。ホラね!」と部品倉庫まで見せてくれるのですが、いまだに実現していません。私としても催促するのはちょっと申し訳ないのであまりこの話題は出さなかったのですが、この夏に行ったときにも「MATTさんにまだあげてなかったっけ?」というので「マダだけど、いつでもいいから・・・」と返事しておきました。
この300個作ったミニ・コアロハは今でもコアロハのショウルームにあります。これの特徴は、サイズが極めて小さいにもかかわらず「ちゃんと鳴る」ことです。これを開発したきっかけは昔一緒に演奏していたオータサンから「妹の勤めているカハラのお土産店で、ウクレレの形をしたスーベニアが欲しいと言ってるけど、アルビン、何かできないかな。」と言われたのがきっかけで、それまでまったく別な分野の「アクリルの加工業者」であったアルビンがアクリルの加工機械もすべて自分で設計してきたので、この小さな木工製品「ミニウクレレ」を加工機械から開発して作り上げたのです。
そしてこの製品にもアルビンのこだわりを加え、「小さくても演奏できるウクレレ」にしあげたのです。当時アルビンはこのウクレレを持って各地で演奏して歩きました。わたしもウクレレ・フェスティバルで彼の弾く「ヒロ・マーチ」を聴いてビックリしたことがあります。
その後ロイ・サクマの提案で普通サイズのウクレレすなわち現在のコアロハ・ウクレレを作るようになったのですが、この切り替えには長男のアレンが難色を示し、一時はアルビンと口もきかないほどだったそうです。
話は飛びますが、九州ウクレレ族にmittuさんという方がおられます。あるときこのmittuさんが作られたミニミニ・コアロハのマスコットを須崎さん経由で頂戴しました。(写真の上3個)
テナー、パイナップル、スタンダードと、コアロハの特徴をたくみに掴みながらデフォルメし、しかも「弦」の色まで変えてローG弦のイメージまでだした作品に感激してmittuさんにお礼のメールを差し上げたところ、なんと、しばらくして立派な手作りの額に入った中型?のミニコアロハをプレゼントしていただきました。(写真右下)。
今度はエッジにアールをもたせる(すなわちまるみをもたせる)等、ホンモノのコアロハにできるだけ似せてあり、コアロハ独特の「ユニブレース」までつき、サウンドホール内に貼ってあるラベルにはKoAlohaならぬ「MATT Aloha」とかかれているという凝りよう。しかも弦を弾くとちゃんと「ソドミラ」と鳴ってくれるのです。前の3個のミニミニ・コアロハでも大感激したのですが、このミニ・コアロハにはもう脱帽して言葉もありませんでした。もちろん即座に「家宝のウクレレ」の仲間入りをしたことは言うまでもありません。
さらにその後写真左下のようなスタンダード形ミニ・コアロハまで頂戴し、我が家のコアロハ・ラインナップは一気に充実いたしました。このパイナップル形も専用のホーナーのイメージをもったケースに入っているという凝りようでした。余談ですがコアロハのニセモノが登場したときにはニセモノ・コアロハを2台購入し、1台をアルビンに送り、もう1台を手元に置いたので、これまで加えるとラインナップはさらに充実!?します。
今年のコアロハ10周年のお祝いをいろいろと考えていたときに、このmittuさんの力作に思いが至りました。早速mittuさんにお願いしたところお忙しいにもかかわらず二つ返事で引き受けていただけました。そして届いた完成品をみたところ、私は単にお願いしただけにもかかわらずこのミニコアロハの額には「MATTとmittuからおめでとうございます」と書かれているのでまたまた感激しましたが、おかげさまで無事コアロハの工場に持参できました。居合わせたアルビンとポールに見せたところ大喜びで、アルビンは自宅の一番目立つところに飾るからmittuさんもハワイに来たときには見に来てください、といってくれるほどでした。
このブログをご覧になった方々からmittuさんにリクエストが殺到することを心配しています。どうかソッとしておいてくださいね。
[2005年10月15日追記]
今年の誕生日にはなんとかして九州ウクレレ族の例会に「誕生日割引」の航空券でお邪魔したかったのですが、夏のハワイ旅行で大幅に足をだしてしまったので、その週末は日帰りのできる仙台の芋煮会に参加してしまいました。
そして、その記事を読まれたmittuさんから本日「誕生日プレゼント」がとどきました。なんと今度はレイラニのミニチュアです。私がレイラニにものめりこんでいることをご存じのmittuさんがシェル・ホールだけでなくキラキラ光るバインディング、さらにはネックの捩れ防止のための寄木部分、そして裏板の装飾的なブックマッチまで実現した大変な力作です。もちろん即座に「家宝のウクレレ(3)」の仲間入りをいたしました。
mittuさん、ほんとうにいつもありがとうございます。来年は是非お会いしましょう!
あんな小さいものを上手に演奏するのに驚いたことを覚えています。
ただ、残念なことにせっかく小さなウクレレなのに普通のウクレレ用のピックアップと出力ジャックを使って音を拡大していたので、サイズ的にアンバランスでした。
スタンダード、コンサート、テナーのスケール以外のものはできませんけど。
すっごく可愛いぃ~~~~(*^o^*)
弾けるっていうところが
やっぱりすごいなぁ~
BASH宜しくお願いします
コーヒーを作っておりまするぅ~
でも、必ず参ります。おいしいコーヒーを楽しみにしています。