MATTのひとりごと

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アンディー・カミングス不朽の名作3曲のSGタブ譜作成 (2024年4月4日)

2024年04月04日 | MATT本

1930年代から50年代にかけて活躍したハワイアン音楽の歌手・作曲家・バンドリーダーのアンディー・カミングス

は有名な「ワイキキ」をはじめ数多くの名曲を作曲しました。
また、かれは埋もれていた名曲のC.E.キングの「カイマナ・ヒラ」を手直ししたことで、現在のようなフラ・ソングの名曲の一つに加わるようになりました。

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一般にポピュラー曲の場合、前半に曲の流れを示すような部分「ヴァース部分」、後半にはその曲を代表するようなメロディーを持つ「コーラス部分」で構成され、普通はこの「コーラス部分」を何回か繰り返す場合や、「ヴァース部分」を省略して歌われる場合が多い傾向があります。

例外的にこの「ヴァース部分」をしっかりと演奏する曲としては「スターダスト」が代表的で、ほとんどの演奏家がこの「ヴァース部分」から演奏しています。

アンディー・カミングスの作品の「ワイキキ」も「スターダスト」同様、ほとんどの演奏家が「ヴァース部分」から演奏している曲なのです。

「ワイキキ」とともに今回ご紹介いたします「オンリー・アッシェズ・リメイン」と「ピカケ」もおそらく「ヴァース部分」を持っていたのかもしれませんが、「オンリー・アッシェズ・リメイン」に辛うじて「ヴァース部分」があるのに対し「ピカケ」でヴァースを歌う場面は見つかりませんでした。

そのことより、これら3曲の流れが大変似通っていることに注目しました。
いずれの曲もトニック(CまたはB♭)の流れの中にこれらより半音低いコードすなわちB7またはA7に一旦降りてからトニックに戻るという流れなのです。
さらに「オンリー・アッシェズ・リメイン」と「ワイキキ」は曲内で一度転調しますが、それぞれトニックから半音下がったコード自体をこの転調ではドミナント・セブンとして扱うことで曲内転調のキーを一時的にEまたはDへとスムーズに移行させているのです。

このことが彼の好みなのかクセなのかは不明ですがかれの作品の大きな特徴となっていることは間違いないでしょう。


今回はこの3曲に焦点を当てて6弦C6調弦スチール・ギター用のタブ譜を書いてみましたのでご参考になると嬉しいです。

まず、「オンリー・アッシェズ・リメイン」。PCによるメロディーカラオケです。

2曲めは「ピカケ」PCによるメロディーカラオケ です。

3曲目はちょっと長い「ワイキキ」PCによるメロディーカラオケです。


印刷の都合で表紙と組み合わさりました。

これ以外に最近下記のようなタブ譜も作成しております。


 

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