UFウィーク（2013年7月16日～22日）

今年のウクレレ・フェスティバルにはＮＵＡから3年ぶりに参加するとのことで、半年以前から準備を開始していたのですが、いよいよその時期になりました。この一週間での出来事を簡単に（といってもダラダラと長くなるのがクセですが・・・汗）日を追ってご紹介いたしますね。

ＩＺ聖地巡礼（7月16日）

ＮＵＡにたくさん誕生しているユニットの草分けともいえる「ＩＺ組」はその名前の通りＩＺを愛しているグループで、ＩＺにちなんだ場所（聖地）を全員で「巡礼」することを夢見て演奏を楽しんでいますが、今回そのバンマスであるもりぞーさんが「事前調査」の目的でハワイに来られました。

ＩＺの資料を何度も何度も読むことで、その資料にある地点をザ・バスだけで巡り歩く綿密な計画を立てるだけでなく、グーグル・マップのストリート・ビューでそれぞれの地点の風景もしっかりと記憶してこられましたので、私は彼の計画に従って案内してもらうという、ハワイ在住者にあるまじき姿勢でこの日を過ごさせていただきました。

もちろんその中での白眉はＩＺの銅像との対面でした。（トップの写真はこの銅像の３Ｄ写真です。漠然と眺めているうちに突然立体的に見えることを期待してください）

この銅像についていた銘板の拡大写真をご紹介しますね。
ちょっと読みにくいのですが・・・・

感激の「ご対面」のあとマカハ・ビーチへ行き静かなビーチを楽しんだ後、もりぞーさんはＩＺ組の皆さんへのお土産としてこの海岸の砂を集めていました。ペットボトル２本の砂は結構重たかったことでしょう。

パノラマではこんな具合で人気（ひとけ）のほとんどない浜辺です。（写真をクリックすると拡大します。）

このあとはＩＺの誕生した病院と亡くなった病院、IZが幼少時に住んでいたカイムキ経由で祖父母の住んでいたパロロ谷まで行って「事前調査」は無事に終了しました。

残念ながらもりぞーさんはお仕事の都合でＮＵＡツアーの皆さんが到着した17日に帰国されましたので、ウクレレフェスティバルには参加できませんでした。

ＮＵＡ一行到着、スワップ・ミートそして動物園ライブ（7月17日）

（ここからはくろさん撮影の写真も使わせていただいています。）
成田からデルタのボーイング747-400で出発したNUAツアー一行は

ホノルル到着後アリゾナ記念館組とアロハスタジアムのスワップミート組に分かれましたが、大半はアロハスタジアムに向かいました。

時間もたっぷりあったのであの広いスタジアム周囲を完全に一周したメンバーもかなり居たとか。

そして夕方からはお目当てのオータサンとナンド・スアンの出演する動物園ライブへ。

芝生の上で夕陽を浴びながらのんびりとオータサンを楽しみました。

終了後地元の私も行った事のない飲み屋さんに流れたのですが、結構良い雰囲気で皆さんにもご満足を頂きました。


ホノルル市庁舎、アロハシャツ屋倉庫、アカカ（7月18日）

今日はウクレレ・フェスティバルに海外から参加するたくさんのグループの代表者と一緒にホノルルハレでホノルル市長（正確にはホノルル市郡長）に面会することになっていたので、NUAを代表して清水さんと向かいました。
実は今の今まで下の写真にあるHawaii State Building（ハワイ州の建物）の愛称が「ホノルルハレ」だとばかり思い込んでいました。

折角来たのでこの建物の正面に置かれているダミアン神父の銅像を３Dで撮影したりして時間を待ちました。

しかし誰も現れないので心配になり道を挟んだところにあるもう一つの建物に行ってみたところ

そこがホノルルハレでした（大汗！！！）

ところでホノルル市長と何故面会するかというと、ホノルル市のリップサービス？の一環として行われている「これこれの日を何々の日であることを宣言する」という儀式に参加するのが目的で、この宣言のことを「Proclamation」と言い、ホノルル市長の重要な業務の一つ（？？）なのです。

今回私たちは初めての経験でしたが、ウクレレフェスティバル主催者に対するこの儀式は（たぶん）毎年行われています。

三年前の2010年2月13日に「第2回ウクレレ・ピクニック・イン・ハワイ」が開催されたときにもこの儀式が行われ、ホノルル市のみならずハワイ州からもProclamationが発行されました。すなわちホノルル市からは2010年2月13日の「この日」を「ウクレレ・ピクニックの日」に、そしてハワイ州からは「この日」を「ハワイのウクレレの日」に制定するというものでした。
ところが主催者側がおそらく「この日」の定義を「2010年2月13日」ではなく「毎年の2月13日」と解釈して報道発表してしまったようで、翌年の新聞や雑誌の記事にはそのような紹介がされていました。

それはともかく今回手渡されたProclamationはこのようなものでした。


これを手にしたキャシーに「あなたがボスだろうから中央の椅子に座りなさい」と言って笑いを取りながら子供を交えた記念撮影をするところは、さすが政治家！と感心しました。

最後に全員の記念撮影です。なぜか清水さんが中央で目立っていました（笑）。


===========================================

終わってから近くにあるアロハシャツ屋の倉庫へ日本からのメンバーをお連れしてお土産のアロハ購入のお手伝いをしました。

夜にはモアナテラスのアラン・アカカのスチールを数名で聴きに行きましたが、2日後のスチールギターフェスティバルに参加するために各地から集まったスチール奏者の演奏も聴けてハッピーでした。


合同練習会、ガラ・パーティー（7月19日）

東京中心のNUAメンバーだけでなく関西や東北から参加のメンバーそしてフラ・ダンサーの皆さんとの最初で最後の「合同練習会の日となりました。清水理事長の挨拶の後

ステージに並んだ伴奏陣です。

フラも加わった練習です。

最後には全員が立って、フェスティバルのステージでの並び順で演奏しました。


======================================

さて夜はウクレレ・フェスティバルのガラ・パーティー（前夜祭）です。

例年通りオータサンとナンド・スアンによるウェルカム・ミュージック？が続いています。

ここのところ毎年出演していたホ、オケナに代わって今年の演奏グループはカ、エハー（Ka`ehā)です。

例年ですとMCのダニー・カレイキニはオータサン達のバックで1曲歌うのですが、今年はカ、エハーをバックに数曲歌いました。
カ、エハーとはthe four(4)という意味で彼らのFBではこのような写真が掲載されています。

会場では連日走り回っているキャシーと久しぶりにゆっくり話ができました。

「ウクレレが当たる」抽選会でなんと我らのセッチャンが見事にコアロハのコンサート・ウクレレを射止めました。

そしてNUAのステージです。

スケジュールが押せ押せになってしまったので僅か1曲の演奏でしたが・・・・

予定よりも30分以上押してしまったのでかなりの出席者が帰ってしまった頃にロイサクマがしっとりとウクレレソロを聴かせてくれました。


自由行動日（7月20日）

たまたまこの日に予定のない数名の皆様にお声掛けして我が家にお越しいただきました。


ウクレレ・フェスティバル当日・NUAフェアウェルパーティー（7月21日）

いよいよフェスティバルの当日となりました。例年の通り早朝5時に会場に着くと、ステージ最上段にもう一つステージが設置されていてロイ夫妻がアタマを抱えていました。・・・というのもこの位置、すなわち最前列までステージを張り出したのでは最上段に人間が立てないだけでなくフォールドバックのスピーカーも置けないのです。
しばらくして人海戦術でこのステージを後ろに移動できたので安心しましたが。

今年は常連である白洋舎の五十嵐さんがご都合で出演できなかったので、私は今村さんおひとりだけのバックを務めさせていただきました。一曲めはビギンのリズムでの演奏、頼んでいないはずのドラムスがそっと合わせてくれたので振り返るとニヤっと笑っていました。二曲めには突然歌声が入ったので「まさか今村さんが？」と横を向いたところMCのダニーが歌っていました。今村さんは果敢にも英語で曲目紹介をされました。「Next number is jazz number de All Of Me」・・・ん？「de」？

NUAのステージは清水さんが苦労した並び順が見事に成功、歌と演奏もうまく行きました。今村さんとのステージでは私が緑色のTシャツを着ていたので心配された方が居られたそうですが、NUAのステージではしっかりとゴールドのTシャツに着替えましたので・・・・

二曲めからは毎回NUAのために踊っていただいているミカ・ケアレ・ゴトーのハラウによるフラが入りました。この写真はshu-sanのFBからお借りしました。

三曲めはウリウリによる早い曲。司会の西田さんの英語も素晴らしかったです。

演奏終了後ステージ裏で記念撮影。ただ、メンバーに徹底しなかったために出演者全員ではなかったことと、カメラの画角よりも広がってしまったので合成写真となったことをおゆるしください。
午後になってフードコーナーにあるテントに移動して五曲演奏しました。
メインステージでの三曲中二曲とフラ曲を三曲の合計五曲です。最初はミカコさんのフラです。

次はいのっちのフラです。

最後はさのさんといのっちのデュオ。

ハナホウが掛かりましたが残念ながらネタ切れのためこれで終了です。

メインステージでは一週間前に突然出演がきまったジェイクがトリとして数曲演奏していました。



===========================================

そして夜はNUAのフェアウェル・パーティー。NUA創設者のご長男アラン灰田さんによる万歳三唱ならぬアロハ三唱です。

オータサンが数曲演奏したのち

なんとそのオータサンの楽器を借りてのJrの演奏も


以上で「公式行事」？はすべて終了しました。

=======================================================

ツアー一行は帰国の途に（7月22日）

残念なことにこの日から仕事に復帰したため、皆さんの帰国のお見送りはできませんでした。

その日の夜は私が参加している地元のアマチュアによるライブが開催され、数名の「居残り組？」も出席してくださいました。

最近はフィナーレとしてハンドモーションによるフラ指導が実施されています。



===============================================

ちょうど一週間に渡る「ウクレレ・フェスティバル週間」はこれにて終了しました。

それではNUAの皆様、2年後のフェスティバル出演に向けて貯金を開始してくださいね！（笑）
ちなみに来年のフェスティバルは7月20日（日）と発表されていますが再来年の開催日はまだ発表されていません。