MATTのひとりごと

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第43回ウクレレ・フェスティバル(2013年7月21日)

2013年07月21日 | ウクレレ・フェスティバル

カピオラニ公園の若き整地員であったロイ・サクマが夢見たこの場所におけるウクレレの「無料コンサート(ウクレレ・フェスティバル)」が43年前に実現したときには、集まった観客はわずか100名程度でした。それでもロイ夫妻の努力とたくさんの人たちの協力によってこの催しは毎年拡大を続け、今年は数千人の観客と800名の演奏者を数えるまでになりました。
そして数年前までは午後に開催されていたロイヤル・ハワイアン・バンドのコンサート開始前に会場を撤収する必要があったため、朝10時から午後1時半までという短い時間での開催でしたが、最近はそれが無くなったため午後4時までと大幅に延長されています。さらに今年は参加が未定であったジェイクの出演が間際に決定したためスタート時刻が9時40分、終了が午後4時25分という6時間45分にもわたる長丁場になりました。

(このレポートはもう一つのレポート「UFウィーク」と写真や記事が重複する部分が有りますが「ウクレレ・フェスティバル」に限定したレポートといたしました。そして会場ではほとんど写真撮影をしていなかったので以前の写真やくろさんの写真、そしてmacさん、shu-sanのFB写真を転用したことをお許しください。)

例年のように午前5時に会場に着くと、すでにサクマ夫妻が来ていていろいろと指図をしているのには頭が下がりました。

周囲に迷惑を掛けない場所にビデオカメラを設置したのですが、あとから来たオフィシャルのTVクルーに「ソーリー」と撤去させられてしまいました。まぁオフィシャルにはかないませんね。

以前は開演後しばらくして登場していたMCのダニー・カレイキニも最近はロイ・サクマと一緒に開演当初からステージに乗って会場を盛り上げていました。

演奏のトップバッターはカリフォルニアから参加の20名ほどの「アロハ・ピッキング・オハナ」で「涙そうそう」など3曲を歌いながらウクレレを演奏しました。

次はタイワンからのウクレレ・デュオ「ジョニーズ・ウクレレ&アーチャー」でオリジナル曲?を数曲ご披露しました。

マウイのカラマ中学からの出演はロックンロールを中心に軽快な演奏で、最後には「テキーラ」の掛け声の部分を「アローハ」に変えて会場と一体になって盛り上がりました。

ウクレレ・フェスティバルの常連である五十嵐有爾さんとコロヘ今村さんのコンビのうち五十嵐さんがご都合で出演できなかったので今村さんだけの演奏でしたが、私がギターで伴奏をいたしました。


続いては韓国から参加のウクレレとギターのデュオ「チャーリーズ・ウクレレ」の出演です。「アロハ・オエ」と朝鮮民謡「アリラン」を結んだアレンジで、静かにスタートしたのですが次々とアドリブを繰り広げる熱演でした。

次は三年連続出演のオーストラリアのニューカッスルのグループ「ユーカッスル・ユーケストラ」で、大変賑やかな演奏でした。(この写真は前夜祭:ガラ・パーティーに出演した際のものです)

次が私たちNUAの演奏で、フェスティバルでは毎回「ハワイアン音楽とフラ」を引っさげて出演しています。フラはウクレレ・フェスティバルの常連であった故モエ・ケアレの養女ミカ・ケアレ・ゴトーのハラウに毎回お願いしています。


ロイ・サクマの秘蔵っ娘グループ「ジョイ」のリーダー格で、若くして亡くなったリリ・アマナ・パークの遺族が設立した奨学金の授与式が終わると昨年に続いて高木ブーの登場です。昨年同様アラン・アカカとジ・アイランダースのバックでウクレレを弾きながらハワイアン曲を数曲歌いました。

ケネス・マクアカーネとジェフ・デイトンのデュオに続いてロイの教室出身の女性歌手ポーラ・フーガが精力的な歌声を披露しました。

この時点からロイの生徒たちが次々と登場します。まずはステージに待機していた「2013ウクレレ・フェスティバル・バンド」の演奏で2曲、そして生徒の中で最年少メンバーのグループ「マイ・ウクレレ・ソング・グループ」がステージ下に並ぶと、たくさんの家族たちのカメラがその前に並びました。

続いて京都から参加したウクレレとギターのデュオ「フラリ・パッド」が舞台狭しと動き回りながらの演奏で大喝采を浴びていました。この写真は4日前の動物園コンサートでの演奏風景です。


生まれつき右腕のない少年「ニック・アコスタ」もいまや「少年」から「若者」に変りつつあり、演奏も一層磨きが掛かってきました。彼に適したアレンジを考える周囲の人たちも苦労されているとは思いますが。
世界中を駆け巡っていてまた翌日からメインランドへ演奏旅行に出かけるハーブ・オオタ・ジュニアとジョン・ヤマサトの演奏(ごめんなさいこの写真は昨年のものの使いまわしです!)

こんどはジュニアのオトーサン「オータサン」とナンド・スアンの登場です。(この写真も4日前の動物園コンサートのものです)

このあと、ショーン・ナアウアオやデュークス・オブ・サーフと一緒に「自由参加」でウクレレ愛好家がだれでも参加できるステージがあり、

さらにエイデン・ジェイムス君やブリットニ・パイヴァの演奏があったようなのですが、NUAのメンバーが演奏するフードテントに移動していたので見ていませんでした。

その間で演奏したヤマハ音楽教室の演奏は高い評価を得ていたようなのですが、残念ながら見ておりません。

ちょっと出演者控え室を覗いてみると、壁に貼られたポスターに出演者たちのサインが記されていました。

室内には昨年の11月3日に「Hawaiian Music And Musicians」のサイン会でサインを頂いたジョン・バーガー氏が座っておられたのでまた写真を撮らせてもらいました。彼の手にあるこの書籍には出演者たちのサインを貰っているとのことで、オータサンの50年前の写真にサインを貰った、とニコニコしていました。


会場に戻ると、足元をカルガモの母子がチョコチョコと走り抜けました。いままでウクレレを楽しんでいたのでしょうか。


新進メーカー「iMua」のブースではmacさんとshu-sanが歓談していました。

iMuaからは新製品のカッタウェイ・テナーも出品されていました。


ステージに戻ると、配布されたプログラムでは昨年同様トリとして書かれていたタイのシンガーソングライターであるシント・ナムチョックが出番をジェイクに譲って演奏していました。彼の右となりの少年はハワイのコンテストで優勝した日本のRIO斎藤クンで、ここでもソロを取っていました。

そしてジェイクの登場です。演奏だけでなくロイの苦労してきた話を紹介したりと、会場を彼の世界に完全に引きずりこみました。


もう、かなり終了時間を超過していたのですが、ロイのリクエストに応えてアカカ・フォールズを演奏して幕となりました。

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4 コメント

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ハワイ大好き夫婦 (mie&k)
2013-12-15 11:22:21
ウクレレ・フェスティバル素晴らしいですね。12月2日に家内がプアプアで貴兄にお会いして楽しいお話しと情報を頂き早速iisanにご連絡し、オハナ・ウクレレ・パーティに参加できるようになりました。ありがとうございました。私もお会いしたかったです。今回のHAWAIIでは11月30日のジェイクのコンサートにも行けました。とても満足しています。5月に行った時、KARAのU・BASSを購入しましたが、チューニングが難しく???ばかりでした。ベース弦に関する記述を読ませて頂きようやく納得できました。御礼申し上げます。
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お楽しみください! (MATT)
2013-12-19 03:50:49
オハナ・ウクレレ・パーティーでは皆さんがそれぞれ歌ったりウクレレを弾いたりと楽しむので、是非お二人も何かご披露くださいね。
そして次回は6名様全員でご参加下さい。
あ、それから今回はジャンケン大会ですてきなプレゼントが当たるかもしれませんよ。
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オハナ・ウクレレ・パーティー (mie&k)
2013-12-23 10:13:55
参加させていただきとても楽しい時間を過ごせました。おまけに賞品まで!カレンダーに弦、ネコちゃんキーホルダーetc、感激です。主催者の方や参加者の皆様に温かいお声掛けや気配りをいただき、とても居心地の良い空間、また参加したいと思います。ありがとうございました。
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お楽しみいただけたようで (MATT)
2013-12-24 05:48:27
安心致しました。
「景品」は12月だけですがそれがなくても是非メンバーの皆様もお誘いの上お出かけ下さい。

私自身は来年の5月に参加したいと思っています。
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