MATTのひとりごと

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第2回 日本-ハワイアン・スチール・ギター・フェスティバルに参加(2023年7月14日)

2023年07月14日 | イベント

昨年(2022年)7月15日(金)に初めて開催された「日本-ハワイアン・スチール・ギター・フェスティバル」の第2回が今年:2023年7月14日(金)に開催されたので参加してまいりました。

もともと日本とハワイのスチール・ギター愛好家を結ぶ努力をしておられた横浜の荒川忠さんとハワイのハイメレ (HiMELE) というスチール・ギター組織のリーダーであるアレン・アカカが話し合ってこの会を創設し、第1回を2020年ごろに開催する予定であったところ、コロナ禍のため開催が延び延びとなっていた間の2022年2月に荒川さんが他界されてしまいました。
そのあとを受けたアレンの努力によりその年、すなわち昨年7月15日(金)にその第1回が開催され私も出演させていただきました。

昨年は何故声を掛けられたかが分かりませんでした。
HSGA(ハワイアン・スチール・ギター協会)日本支部に所属はしていても催しに参加したことが一度もなかったので、まさか声がかかるとは思っても見ませんでした。
どうやら出演希望者の都合がつかないなどの事情で急遽出演者を募ることとなり、私にも話が回ってきたようです。

ただ、日本支部で活躍している多数のスチール奏者の皆さんはいずれもしっかりとした「スチール・ソロ曲」のレパートリーをお持ちなのに対し、私はおよそ「ソロ曲」の手持ちがなく、普段はフラ・ソングでのバンプを弾く程度で、32小節の曲でも2コーラスめのサビ前までの16小節を弾いていた程度なので、30分もの持ち時間が埋まるほどの内容はのぞめないところから一旦はお断りしようとも思ったのですが、気持ちを切り替えて出演に踏み切りました。

その背景には2010年から6年間ハワイに移住し、その間、毎週開催されていたカニカピラ(ハワイアン音楽のジャムセッション)に参加していた地元ミュージシャンの友達の皆さんの力を借りることを考え、その時の雰囲気を再現すれば何とかなるのではないかと、参加をお引き受けすることとしたのです。
その結果、昨年のフェスティバルでは会場の反応が良かったことを実感いたしました。


昨年は全く無名の参加者だったためかトップバッターだったのですが、今年は昨年の実績が影響したのでしょうか出演順をグンと後ろの方に置かれました。

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いよいよフェスティバルのスタートです。


今年のMCはスタジオ・リム・ハワイの徳重玲子さんでスムースな英語と日本語の司会で会を盛り上げてくださいました。

玲子さんと主催団体ハイメレ (HiMELE) の責任者アレン・アカカのあいさつで幕が開きました。


私達とライオンさん(小林 潔さん)以外の奏者はアレンのグループによるバックバンドと昨年同様Yumikoさんのフラでサポートして貰えました。
美しいフラのYumikoさんです。


公式の実況動画のyoutube版はオープニングのMCから3番目の出演者垣内ご夫妻までは記録されていましたのでそのyoutubeをご覧ください。動画は13分あたりから本番が始まります。

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今年のトップバッターは昨年も出演された富田典子さん(スチール)と富田修二さん(ボーカル)の富田ご夫妻です。


お二人はリモートでアレン・アカカのレッスンを受けておられるとのことで、アレンのアレンジによる曲を演奏しました。
曲目は1.サンド、2.ハワイアン・ホスピタリティー、3.マプアナ、4.キープ・ユア・アイズ・オン・ジ・ハンズ、5.ハワイアン・フラ・アイズ、6.ホオマリマリ・エ、7.アイル・リメンバー・ユー、8.フキラウ・ソングの8曲でした。

次は今回初参加のポール大久保さんです。日本ではいくつかのハワイアン・バンドだけでなく、タヒチアン・グループやサンバ・グループにも参加されるなど幅広い活躍をされているミュージシャンです。


曲目は1.ワイキキ・チカディー、2.ハワイの子守唄、3.エストレリータ、4.アンフォーゲッタブル、5.ハーバー・ライツ、6.パアウアウ・ワルツ、7.ブルー・ハワイの7曲でした。

続いてはこの会には初参加ですがいままで開催されてきたHiMELEの催しでは何回か参加し、HSGA日本支部の幹部でもある垣内伸一さん(スチール・ボーカル)と奥様の垣内久美子さん(ウクレレ・ボーカル)です。
ステージでは伸一さんの先生ボビー・インガノもスチールでサポートされました。


曲目は積極的に日本のヒット曲に挑戦され3曲も歌われました。
1.糸、2.プア・オレナ、3.時間よ止まれ、4.ハナミヅキ、5.トワイライト・イン・ハワイ、6.アロハ・オエ、7.トゥー・ユー・スイートハート・アロハ、8.マプアナの8曲でした。

次が私たちの出番で、カニカピラのリーダーでウクレレのレナード・ジェンキンス、ギターのポキイ・ヴォーンとアーニー・モリクボ、ベースのホヴィー・ランバート、そしてフラのケラ・キューバン(男性)とキャロライン・アフォンゾ(女性)の合計7名でした。

なぜかここから先の公式ビデオはフェイスブックだけしか公開されていないので、私の友人のMinaさんが撮影して下さった動画をごらんください。


曲目は1.スリープウォーク、2.イン・ユア・ハワイアン・ウェイ、3.ブルー・ハワイアン・ムーンライト、4.カア・アヒ・カフルイ、5.メレ・オブ・マイ・トゥートゥー・エ、6.ヘ・ハヴァイイ・アウ、7.マーウイ、ハワイアン・スッパマンの合計7曲でした。

トリは大御所ライオンさん(小林 潔さん)で、演奏が大変込み入っているので、あらかじめバックの楽器すべてを録音したカラオケをMP-3にして持参、それをバックにハイテク演奏を披露されました。
ライオンさんの演奏動画も公式youtubeでは公開されていないようなので、フェイスブックから採った音を静止画と組み合わせたyoutubeを作成したのでお聴きください。


曲目は1.ホノルル・アイム・カミン・バック・アゲイン、2.サウス・シー・アイランド・マジック、3.ソフィスティケイテッド・フラ、4.ザ・パーム・トゥリーズ・シング・アロハ、5.ブルー・ハワイアン・ムーンライト、6.リトル・ブラウン・ギャルの6曲でした。

ライオンさんは翌日開催されたハワイと日本のSG奏者の共演にもこれらの曲を引っ提げて参加されました。

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これで全員の演奏が終わったのですが、昨年のような「全員集合」の写真を撮る動きが無かったため、たまたまそこに残っていた人たちで記念撮影をいたしました。

左から富田修二さん、アレン・アカカ、富田典子さん、ポール大久保さん、私、ライオンさん、垣内久美子さん、垣内伸一さん、たまたま秋田から参加し、ライオンさんの楽器運搬やセットアップをサポートされた阿羅漢さん(高橋 進さん)ご夫妻です。


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以上で今回の催しは無事に終了し、参加された皆様はその後もハワイの各地でハワイを満喫されました。

ライオンさんは昨年亡くなられた奥様の散骨を無事に済ませたそうで「これが最後のハワイ」という思いでロイヤル・ハワイアン・ホテルに4泊、ハレクラニ・ホテルに2泊され、ハレクラニの「ハウス・ウィズアウト・ア・キーで2夜にわたって飛び入りでスチール演奏をされました。




一方、わたくしは昨年同様ベアフット・ビーチ・カフェ


とワイキキ・フード・ホール


で演奏するとともに、カニカピラ・グリルの出演中のネイザン・ナヒヌのグループ「カ・ヘヘナ」のステージに出ずっぱりで参加させてもらい、聴いたことのない曲でもすぐに回ってくる「パアニ(ソロ)」指定に悩まされ続けました。


そのほかコアロハの新工場を訪問し、パパ、ママ、ポール、ブライアン達と久しぶりに再会し、社員食堂?で昼食までごちそうになってきました。


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ところでハワイで最新の話題になっている「電車」愛称「スカイライン」に乗ってきました。

実は私たちのハワイ在住中から何度もこの路線の開業が延期となり、極めつけは2021年に「線路の幅と車輪の幅が合っていない」という何ともオソマツなミスのためまだ開業を期待していなかったのですが、ハワイ訪問直前の6月30日に開業したことが分かったので話のタネとして乗ることにしました。

数年前から市営バス「ザ・バス」に導入されたプリ・ペイド・カードの「ホロ・カード」がこのスカイラインにも対応しているとのこと。


細かいことは別としてこれにチャージすればバスやスカイラインに一日に何回乗っても最低3ドル、最大7.5ドルというものです。

シニア・カードを発行するためにはカリヒのバス・オフィスに行く必要があるのですが、一度発行すると一日あたり最低1.25ドル、最大でも3ドルで済むので頻繁にバスを利用される方は是非発行に挑戦されてくださいね。

スカイラインに乘るためにはワイキキから20番か42番のバスでアロハスタジアム駅(別名ハーラヴァ駅)

迄行ってから乘るのですが、1時間半近いバス乗車時間はもちろんのこと終点での折り返し待ち時間込みの約50分のあいだこの路線にはトイレ設備が全くありませんのでご注意を。
もしトイレに立ち寄るのでしたら20番に乗って空港の設備を利用することをお勧めします。

終点付近の風景を見ないで4駅目のリーワード・コミュニティーカレッジ駅(ハーラウラニ駅)で折り返すという方法もあります。

この駅だけが「島式ホーム」となっていてここ以外はすべて「対向式ホーム」のため折り返すには最適です。


2駅目のパールリッジ駅(カラウアオ駅)から始発駅までの動画です。
この路線全体は「右側通行」なのですが始発駅直前に「渡り」のポイントがないのでパールリッジ駅を出るとすぐに「左側通行」となるのが分かります。

まだ開業早々の為か乗客はアトラクション気分で乗車しているようで、終着駅についてもそのまま乗車していて皆さん出発駅方向に戻っていきました。

何が原因かは分かりませんが乗車中の車体の揺れは極めて大きく、近代鉄道とは思えないほどでした。このままで開業を続けて良いものでしょうか、ちょっと心配です。

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以前の移住時に愛読していた日本語無料新聞「日刊サン」がコロナ禍でネット版だけで事業を続けていたようですが、今回また「紙媒体」を見つけたので嬉しくなりました。


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