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「After the fair」とは「後の祭り」ですがここでは「手遅れ」のつもりではなく「ウクレレ・フェスティバル後」の意味で使いました。(ちょっとムリがありますが・・・汗)
日本からの旅行者を含めた大半のフェスティバル観客・出演者たちはフェスティバルの翌週に帰国するようですが、一部の滞在客が私の参加している地元アマチュアのライブにもお見えになりました。
まずはフェスティバルで大変賑やかな演奏を繰り広げたオーストラリアのニューカッスル州のウクレレグループ「ユーカッスル・ユーケストラ」
のメンバー10人ほどが来訪し、一緒にジャムを楽しみました。
この日はリーダーのウクレレとアップライトベースそして私の3名がホストバンドでこのホテルのオーナーがウクレレで参加していました。
ユーカッスルの皆さんがレパートリーを数曲披露した後、全員入り乱れて(?)のセッションになりました。
彼らの演奏する「知らない曲(笑)」に適当なバックをつけていると突然「はい、スライドギターのソロ!」という声がかかり有無を言わさずソロを担当させられます。まぁとりあえず無難にまとめてホッと安心した次第。
続いてはマウイで活躍している歌姫(たぶん)がギターと唄で参加。彼女も「今度のCDに入っている私のオリジナル曲を聴いてね」とこれまた数曲を披露。そこでも「はい、スチールのソロよ!」と振られますが、ユーカッスルの単純な唄に比べて複雑なコード進行でもちろん一度も聴いたことの無い曲のソロには汗をたっぷりと流しました。
まぁ、そのあとはフラの飛び入りが続きましたが、なじみのあるフラソングで、おまけにソロも無いのでノンビリと楽しみました。
写真の日付は7月20日になっていますが、実際にはウクレレ・フェスティバル翌日の7月23日のできごとでした。(時刻も表示とは異なり午後7時から9時の間です)
来年のウクレレフェスティバルに参加される皆さんも1日延泊されればこのライブにご参加いただけますが、来年もユーカッスルの一行が遊びに来ると言ってましたので飛び入りでの演奏に苦労するかも知れません。
今回もわざわざギターを日本から持参した方も、飛び入りのタイミングがつかめずにそのまま終わってしまいましたので・・・・
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ところで私がうくれれプアプアをお手伝いするようになってからお店でもスチールギターを本格的に扱ってもらえるようになりました。
ハワイ生まれの楽器でありながらどこでも扱っていないために盛んでないのか、逆に盛んでないためにどこでも扱わないのか不明ですが、オーナーのケンさんの英断で常時置いてもらえるようになりました。
そしておかげさまでラップスチールは毎月1台のペースで売れるようになり、さらにあまり期待していなかったハワイアンギター(アコースチックのスチールギター、ただしピックアップも内蔵)もたまたまとは思いますが2ヶ月で3台も売れたのにはかえってビックリしました。私自身もハワイアンギターは3台持っていますが、どこに持って行くにも嵩張って手を焼きます。それでも独特の音色があるので手放せません。
ところで店でラップスチールの調整をしていたところ、ウクレレ・フェスティバルでトリを務めたタイのシント・ナムチョックが
フラリとやってきて、「スチールを教えてくれないか」と言うではないですか。全く触ったこともないとのことでしたので「1曲弾けるようになるには4回程度のレッスンが必要だよ」というと「帰国するまでにそれくらいの時間が取れるので頼む」ということになり、早速レッスンを開始しました。
わずか45分間のレッスンですので、そして指板面での音名チャートを渡して「ピックのはめ方」」「トーンバーの持ち方」「トーンバーはフレット線と平行に」「バーのフラットポジションとティップポジションの切り替え方」「右手でのブロッキング」「猫の鳴き声を出さない方法」等を説明すると、これらを次々にクリヤーし、最初のレッスンが終わる頃には音名チャートを頼りにメロディーを弾き始めてしまったのにはビックリしました。
ギターとウクレレのプロ活動をしているとは言え、全く触れたことも無いスチールを僅か45分でそこそこ弾けるようになったというのは音楽に対する彼のセンスが抜群なのでしょうね。
さて、予定を早めて(!)第二回のレッスンには何か一曲の楽譜を持ってくる破目に陥りました(笑)ので、どんな曲が良いかと考えました。
私の手持ちのスチール練習曲はそのほとんどがハワイアン曲なのですが、おそらく彼は帰国してもハワイアンには無縁でしょうからそれ以外の曲を選ぶことにしました。
その中では多分彼も知っているであろう名曲「スリープウォーク」と決めて、楽譜をあわてて書き始めました。
この曲は私のスチール練習カラオケ(5月27日の「SGおさらい会」参加者に差し上げたもの)には入っているのですが楽譜が無かったのです。
この楽譜とカラオケを手に第二回のレッスンを開始したところ、彼のほうから「こんなメロディーの曲が弾きたいんだ」と切り出して弾いたメロディーがなんとこの「スリープウォーク」だったのです。あまりの偶然に驚きながら「これが楽譜、これがカラオケ」と手渡したところ、かれも手回しのよさにビックリしていました。
この曲はハーモニックスを多用するので彼のように全くスチールを弾いたことの無い人ですと最低でも残りの三回は掛かると思ってレッスンを開始したのですが、予想に反して(!)第二回終了までに荒削りながら全曲が弾けるようになってしまったのです。
それでは、と第三回にはまた別の曲を準備して向かったのですが、彼のほうから「この曲を完璧に弾きたい」との希望があったので、引き続き細かい点の注意などを交えながらレッスンを終えましたが、彼に「私の参加しているアマチュアのライブでスチールのデビューをしてみないか」と言うと大変乗り気になり、第四回もデビュー前の最後の仕上げに使いたいとのことでしたので、その希望通り第四回を終えてその足でライブ会場に移動しました。
今回(7月30日)のライブも先週同様3名プラスホテルオーナーの4名でスタートしました。
そして半分ぐらい進行したところで彼のスチールデビューが行われましたが、わずか四回のレッスンでこれだけ弾けるとは!と皆さん驚いていました。
彼の奥さんが撮影したビデオも彼のサイトに載っていました。手前にちょっとだけ頭が見えるのがボンゴを叩いている彼のお祖父さんです。
そしてそのあとは彼のオリジナル曲など2曲をウクレレを弾きながら演奏し、喝采を浴びていました。
ウクレレフェスティバルのステージでも彼のバックでボンゴを叩いていたかれのお祖父さんが彼の演奏が終わった後もハウスバンドに合わせてずうっとボンゴを叩いてくれていました。
彼の場合は特別に音楽に対するセンスが良いのでしょうけど、全くのゼロ経験からわずか二回のレッスンで一曲マスターする人物には今後もお目にかかれないかもしれません。
4回でできるんですから・・・。
MATTさんのおかげでスチール愛好家がますます広がるようですね。
これに対し、今回の彼の覚えの早いのには舌を巻きました。
ウクレレ、ベース、スラック・キー・ギターとスチール、どれも中途半端になるのは目に見えていますので
見て見ぬふりをしています。
MATTさん参加の月曜日ライブも聴きに行ってみたいです。
(図々しくなったとも言いますが・・・・)
でもやはり全く知らない曲でソロを回されるとビビッてしまいます。
もりぞーさん、まだありますよ、フラが!
来年はまたストリートでフラをご披露ください。
そういえばそのむかし船中でも踊ったというウワサも聞きましたが・・・
自分はウクレレで目いっぱいなのでとてもスティールに手を付けることはできませんが。
>そういえばそのむかし船中でも踊ったというウワサも聞きましたが・・・
ハイ、噂ではありません、ほんとです。
美女と一緒に!!!!
UGHの日程に併せて前後どちらかの日12or19日に是非、お邪魔したいと思っていますがどちらの日も演奏されていますか?
ウクレレ屋のぷあぷあは、どこにも無かったウクレレベースを04年から扱っていましたが、更にスチールギターやギターも扱うようになるとは凄いですね。
オーナーのケンさんも強いアドバイザーmattさんがいらっしゃるので頑張っているようですね。
来年のストリートライブはステージを三箇所程度分散させないとダメかもしれませんね!!!
それに比べてハワイアンギターが一気に3台も売れたのには驚きました。本文にも書いたように偶然だったとは思いますが。
まぁ1年に2~3台というペースが順当と思います。
ラップスチールのほうは嵩張らないので品揃えを増やす予定です。
私の参加しているライブはリーダーさえ元気なら毎週月曜日に開催し続けると思います。
これまでの2年間で1回だけリーダーが急病のため病院に担ぎ込まれた日がありましたが、なんとその日が彼の誕生日だったのに本人抜きの誕生パーティーだけをいたしました。
先日、ハワイでお話を伺った北海道のほんまです。
いろいろとご活躍、頼もしく存じます。
これからもちょこちょこブログにお邪魔いたします^^
シントさん、たった4回で、スチールギターライブデビューとは凄いですね!
彼の爪のあかが、欲しいくらいです。
そのレッスンの様子、ビデオに撮っておけば、
なんとなく、スチールギターすぐに出来そうな気にはなる、
いい教材ビデオになったかも(笑)