MATTのひとりごと

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家宝のウクレレ(コアロハ・スペシャル)

2005年12月12日 | ウクレレ

今年創業10周年を迎えたコアロハはパパ(アルビン・オカミ)とママの夫妻を頂点に、長男で社長のアレン、次男で工場長のポール、そしてこの兄弟それぞれの家族、さらには従業員たちにより心の暖かいオハナ(家族)を形成しています。

日本から次男ポールのもとへ嫁ぐことになったシロさんとたまたまメールで知り合ったのが縁で、このオハナとも仲良くなり、ハワイへいくたびに工場に入り浸ったり、食事にご招待いただいたりしていました。
そして私のできる範囲でのささやかなご協力もしていたのですが、あるとき思いもよらぬプレゼントを頂戴いたしました。それはアルヴィン、アレン、ポール3名のサインを刻んだ「特別なコアロハ・ロングネック」だったのです。

ふつう、「サイン」といえば油性のサイン・ペンで書くのですが、このプレゼントは写真(プロ・カメラマンの小林博さんに撮影していただきました)でお分かりのようにレーザー彫刻によりサインのみならず謝辞とコアロハのロゴまで刻んである「特製品」でした。

よく「カスタム」とか「スペシャル」と呼ばれる特注品があり、注文者の好みを反映したものを作ってもらうことが行われていますが、最近でこそ特注をうけるようになったコアロハもこの当時(2002年)は標準品を少人数で大量に製造しているだけであって、こんな「特別なもの」を作る時間の余裕もなかったと想像しています。サインだけでなく指板としてエボニー(黒檀)を使い、ポジション・マークもプラスチックではなく貝を使用している、という本当に「特別な」ものでした。

この「特別な」コアロハは、私の短くないウクレレとの付き合いの中でも最も大切な「家宝」となっております。
それでも楽器ですので、弾いてあげなければウクレレに対しても、オカミ・オハナに対しても申し訳ないので、折りに触れて引っ張り出しては弾いています。このためトップ板表面にツメのキズが付いたり、弦を張ったために(楽器ですから・・・)トップ落ち(ブリッジのサウンドホール側のトップ板が沈む現象)を起こしていますが、これを売りに出すつもりもないのでヨシとしています。

なお、この「特別な」コアロハはHAMOさんのサイト(リンク参照)でも紹介させていただいています。HAMOさんはコアロハに関しては日本一というか世界中でもオカミ家に次ぐコアロハ理解者ですので、コアロハをお持ちの方はぜひHAMOさんのサイトを訪問してください。

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