太宰治の短編集です。
末尾に坂口安吾・太宰治・織田作之助・平野謙の座談会が掲載されています。
平野謙が志賀直哉の文学が現代日本文学の正統的な文学という位置づけだとすると今日の対談に集まった三人はデフォルメされた作家だと・・・紹介します。
すこし酒を飲んでいる太宰は、この紹介が気に入らない!冒頭から噛みついています。この太宰の文句の言い方だけでも読む価値があります。
LUMIX DMC-GM5 f4.0-5.6/45-175mm
又吉直樹が芥川賞を受賞したことによって、又吉が憧れの太宰治が復活をしてきましたね。
PS
写真集では深瀬昌久 写真集「鴉 / RAVENS」(MACK、2017)が復刻されています。編集者である蒼穹舎の大田さんの対談がネットで掲載されています。
写真集「鴉」は蒼穹舎(大田通貴編集/出版)から1986年出版されました。そして2008年RATHOLEから1000部限定で復刻されていますので、今回が二回目ということになります。
余談ですが・・・オイラは「鴉」MACK刊を蒼穹舎へ注文したのですが、「中身は一緒なので今回はやめておきます」という大田さんのメッセージがあり写真集は送られてこなかった。
オイラの写真集{生きてりゃいいさ}も再び日の目を浴びないかなぁ・・・アホー!お前のは初めから日に当たっとらんやろ!
**アマゾンでも売っています!!がオイラの暗室にも若干の在庫があります!