石川 博雄(記憶の作り方)Hiroo Ishikawa (How to make the memory)

オイラと妻とチクワ(11歳めす猫)ムギ(9歳おす猫)マメカン(7歳おす猫)二人と三匹のその日暮らしアレコレ

ほんのすこしのあいだに

2011-05-13 | 独り言

オイラが写真を撮り始めた30年前

町を歩いていると ぼんやり時間を過ごしている人がいた

この人は何をしている人か想像するだけで面白かった

写真は撮らなくても町は雑多の人と犬や猫に姿を見かけた

それだけで面白かったのだが 

最近は こんな時間の使い方をしている人はいないように思う

町は足早に目的地に向かう人に通過点になっている

なぜか皆が急いでいる

ぼんやりした時間を使い方をする人がいなくなり大げさにいえば文化が消えた

日常の豊かさがなくなったのだ

日本は皆忙しくなり切磋琢磨して時間を切り刻んで働いているのだ

いそがしくなったわりには国の借金が922兆円になり

豊かな暮らしになったはずなのに 毎年の自殺者が3万人にもなります

震災の死者 行方不明者より多いのです

社会システムというか 人が生活してゆく 人が生きて行く基本的な考え方が間違っているのではないでしょうか

そして自分が思い描いた人生が進めなかったとき自分は駄目な人間だと思わないことです

思い描いた道を歩んでいる人は一人もいないんじゃないでしょうか?

しかし将来の自分とか希望とか夢とか言わせるだよなぁ・・・

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