石川 博雄(記憶の作り方)Hiroo Ishikawa (How to make the memory)

オイラと妻とチクワ(11歳めす猫)ムギ(9歳おす猫)マメカン(7歳おす猫)二人と三匹のその日暮らしアレコレ

越中八尾 風の盆

2017-08-31 | 独り言


一人旅に出るなら毎年9月1日~3日まで、富山県八尾町で三日三晩踊り謡われる風の盆でしょう。

哀愁をおびた胡弓の響きと一呼吸で歌い上げるオワラ節は魂を揺さぶられます。

そして男踊りの力強さと女踊り妖艶な仕草の共演は、闇夜の扉を開けるような華やかで怪しげな世界へと導いてくれます。

今年も友人が8月31日に車で出発しました。オイラも行きたいなぁ・・・オワラの唄にも歌われている八尾町は坂の町なんだよね・・・この腰ではね・・・つらいものがあります。

もしまだ、風の盆へ行かれていないかたは、ぜひ一度訪ねてみてください。井田川の沿って街並みがあり城山公園からは街が一望出来て情緒あふれる街です。

代表的でよく唄われるオワラ節を掲載しました。

揺らぐ吊り橋 手に手を取りて 渡る井田川 オワラ 春の風  


春風吹こうが 秋風吹こうが おわらの恋風 身についてならない(長ばやし・が入る)


富山あたりか あのともしびは 飛んでいきたや オワラ 灯とり虫 


見送りましょうか 峠の茶屋まで 人目がなければ あなたの部屋まで


八尾坂道 別れてくれば 露か時雨か オワラ ハラハラと


三味線が出を弾きゃ 太鼓がドンと鳴る 手拍子揃えて おわらにしょまいかいね


もしや来るかと 窓押し開けて 見れば立山 オワラ 雪ばかり


浮いたか瓢箪 軽そうに流れる 行く先ゃ知らねど あの身になりたや(このはやしが唄われると〆となる)


このパンフレットは貰ってきてから20年以上暗室に張り付けているので汚くて申し訳ありません。

9月3日聞名寺にて唄われ踊られる心踊りの歌詞です。

20年以上前になると思うが民謡研究家の竹内勉先生が作詞をして盆の供養として始まりました。

Ps
食べる処は、混んでいますが八尾西町の高野の蕎麦は、絶品ですよ。オイラは温かい蕎麦が好きです。










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