夕方、妻が珍しく宝くじを買った。
窓口で10億円・7千万円・7百万円とありますがどれにされますか?
「どうしよう?」
10億円は25人・7千万円は105人・前後賞があります。
700万円は1000人ですので前後賞はありません。
「どうするの?」
迷われたらみなさん7千万円を買われますが・・・
「どうしたらいいの?」
妻は迷うのです。迷いだしたら迷います迷宮です。オイラが700万円にしたらと言うと
じゃ700万円をくださいと千円札3枚を差し出した。
すると窓口から手が出てきて宝くじの袋を3セット扇形に「どうぞ!」と言って差し出した。
妻は「ありがとうございます」と言いながら3袋を手にした。
「いいえ!いいえ!左右・真ん中のうちの1袋のみですので選んでください」
「そうだよねどうしよう?」と言いながら真ん中の袋を手にした。
窓口を後にして妻が「3ツあると思っていたので、動揺して真ん中を引いてしまったが
後から考えると右がよかったような気がする」と妻がつぶやいた。
「それなら今から変えてもらったら?・・・」
「でもこれが当たっているかもしれないし・・・」
おめでたいやつだなぁ、もう当選している気分になっている。
宝くじを買い続けたら4万年に一度当たる確率しかないのだ!とある人が言っていた。
買わなければ当たらないけど買わなければ損することはない。