石川 博雄(記憶の作り方)Hiroo Ishikawa (How to make the memory)

オイラと妻とチクワ(11歳めす猫)ムギ(9歳おす猫)マメカン(7歳おす猫)二人と三匹のその日暮らしアレコレ

ムギで明日へつづく

2020-09-26 | ムギ


9月26日(土)

2020-09-26 | チクワ

安原伸著「安原製作所回顧録」えい文庫2008年刊を再読した。驚いたことに名前が違っていた。安原製作所のHPには「安原伸儀、去る令和2年3月22日、享年56歳にて逝去致しました」と記載があるので、著者名がペンネームと考えられる。そして本書にはオイラが買った安原一式のブラックの事は一言も触れていない。ブラックは一度使っただけで、黒い塗料がポロポロ剥げてくる酷いカメラだったが、それもまたオツなカメラとしてオイラは許容したが、クレームだらけだったのだろうと想像する。オイラは、それから一度も使いことはなく、話題があるうちにと思いすぐに手放してしまった。レンズはYASYHARA50mmf2.8も買ったと思うけど、20年以上前の事なので記憶に無い。

第二号機の「秋月」も買おうか迷っているうちに、世の中はデジタルカメラが登場して、「フイルムを買わなくてもよい.予備フイルムとして何本も持ち運ばなくてもよい」「フイルム現像をしなくてもよい」「36枚撮ったらフイルムを入れ替える事をしなくてもよい」という事は画期的な事でフイルムカメラは完全に時代遅れとなってしまったので買わなかった。

本書に登場するコンタックスAX(京セラの初めてのAFでフイルム面が移動するAF方式)はオイラは買ったカメラです。AFは遅く実用的では無かった。これも売り払ったがAFの動きが悪いという理由(初めから動きは悪かった)とフイルムカメラは時代遅れで二束三文という世の中になっていた。そして京セラはカメラから撤退していたので、たったの1000円で手放した。