フェンスを作るというか張る職人になりたいなぁと思った事がある。
フェンスって、新しく作った時はピンと張って規則正しく網の目が並んでいて、心がスッキリするのだ。
それが何時の間にか、網目が引っ張られたり、ぶつけられたりして、すこしづつ歪んできて表情が出てくる。
その千差万別の表情が面白いなぁと思っている。
しかしオイラは数に関する能力が欠如しているので、まともに杭を打ってフェンスを張ることまでたどり着かないように感じて諦めたのだ。
だから歪んだフェンスや整然と並んだフェンスを見ると「格好が良いなぁ!」と思ってしまうのだ。