一平のペンとギター

僕らしい小説を書き、僕らしい歌をうたう、ぞ♪、ペンとギターの一平です。ギター弾き語りと小説書きの二刀流。

世界の秩序は?!

2024-05-17 16:20:31 | Weblog

 

 中露のトップ。

中国の習近平とロシアのプーチンが会談。

プーチンが、引き続きトップになった節目に、

中国を訪問して、実現。

 

  報道によると、

中露のトップ、習近平とプーチン、

が合意した内容の柱は、

 ● 「米国主導の国際秩序」からの脱却

 ● 「世界の多極主義」の実現

   だと。

 

   ✙

 

 この二つの視点●●

は、今の世界の状況を、端的に表している、

と僕は思う。

 1945年 (World War II の終戦) 

から今日まで、国際秩序の主導は、

アメリカであった。対極の国は、ソビエト連邦だった。

アメリカとソ連、の2極構造だった。

 

 ●1990年代になって、

ソ連邦が崩壊して、独立した国々が生まれ、

ロシアが残った。そのころ、

プーチンがロシアのトップになった

 中国は、国力を高め、台頭してきた。

今や、ロシアをしのいでいる。

 

 ここ数年の、国際秩序が、

≪ アメリカ、欧州 ≫、と

≪ 中国、ロシア ≫、と、

≪発展途上国など…≫

 と、2極,3極、ではなく、

多極化している。

 

      +✙+

 

 プーチンが、今起こしている、

「 ウクライナの侵略 」は、

人類が2度の世界大戦で犯してきた過ちを、

また、繰り返している、と僕は思う。

 国家の主権を認めない傲慢な覇権主義だ

と僕は思う。

 かつて、イギリスやアメリカ、ドイツや日本が、

世界で行った帝国主義、覇権主義、が誤っていたという

反省から、国際連盟が生まれたし、

2度と同じ過ちを犯さないようにしようと

決意してから、80年がたった今、だ。

 ウクライナの独立を、世界は守らなければならない、

と僕は思う。

 

がしかし、

 中露のトップ会談での合意内容の●●という視点は、

冷静に考えて、世界の現状を端的に指摘している。

 

 

 僕が、大学生だった頃、

僕が通っていた大学の授業で、壇上の先生方が、

口をそろえて語っていたのを思い出した。

 「 50年後は、アメリカではなく、

  中国主導の世界秩序に代わってゆくだろう。

  中国について、正しく知ること、

  中国語を学ぶこと、が、英語を学ぶのと、

  同じくらい重要になる 」

 

 僕は、早稲田大学の政治経済学部、経済学科の学生だった。

今年79 才になった。だから、55年ほど前のことだ。

 政治経済学部の地下に、「ジャーナリズム研究会」

の部室があった。僕は、1年間だけ、部員だった。

 先輩たちは、「朝日ジャーナル」と「中国の赤い星」

という本を、皆読んでいた。

中国の赤い星、とは中国革命を果たした

毛沢東、その人を描いた分厚い本だった。

 

 今、思うに、

大学時代の先生方は、50年先の世界を、

正しく見定めていたのだなあ、と、・・。

 

 

     ✙     ✙ 

世界の秩序が、大きく変わる時を迎えているのだ。

眼を、開いて、ちゃんと見つめよう、と思う。

まずは、

「ウクライナの主権」を、絶対に守らなければ。

世界の世論に訴えて。

 

 

 

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