本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

金沢行。

2010-09-14 08:47:07 | 
1.出がけに空の写真を5枚撮った。まだ暑かったが雲は明らかに秋めいていた。涼しくなるのは中旬以降ということである。

6:20 寺田町2番線内回り発。青春18切符の5回目最終回である。

 18切符の発売期間は8月一杯迄で、例年これを過ぎると金券ショップの半端券は(利用者の足元を見て!?)途端に高騰する。私はもう1回分入手する予定もあったが結局買いそびれた。片道だけ特急券または高速バスを利用する手もあるのだが、今回はそうまでして行きたい場所もなかった。

6:44 大阪2番線着。
6:56 8番線から「快速米原行」。

「快速」と言っても名ばかりで高槻から先は全て各駅停車になるから、先を急ぐ人は「新快速」に乗る。ただこれは通常大変混み合ってすわれるかどうかは運任せである。私は仕事に行くわけじゃないから席がなきゃ嫌だ。(笑)
 東京でいったい何年あの「尻押しアルバイト」までいるぎゅうぎゅう詰め超混雑の通勤電車に乗ったことか!思い出しただけでもうんざりして来るじゃないか。汗。あちゃ。

8:44 米原終点8番線到着。やはり大阪からほぼ2時間である。
8:46 5番線から長浜行普通。北陸本線である。

 私はこの日「往路は北陸本線、復路は湖西線」という目途を立てその通り実行したのだが、これは前回金沢に行ったとき同様、逆に往路を湖西線にした方が良かったかも知れない。帰りの電車では日暮れてしまって琵琶湖の湖面が殆ど見えなかったからである。夜の車窓から目ぼしいものが何も見えないというのは寂しいものである。ぁそ。

9:11 長浜2番線発新快速近江塩津行。

 この電車を他の乗客に従ってなぜか「駅名未確認の何とかいう駅(←「余呉」だったか「木ノ本」だったか!?)」で乗換えたのであるが、待ち合わせが数分だった上それに加えて連絡通路が旧式で地下へ大きく長く迂回した急な階段になっていたので、私はすっかり面食らってしまいぞろぞろみんなと並んで通り抜けるのに大汗をかいた。乗務員たちもそれは充分心得ていて、私たち乗換え客全員が無事渡り終えるまで、ホームの端にしゃがみ込んで半ば諦め顔でじっと待機していたのである。あちゃ。
 今思い出してもあの階段が今回の旅で最大の難関だったように思う。汗。

9:37 3番線からの新快速敦賀行へ乗換え。

9:44 しんひきた。

9:50 終点敦賀2番線到着。

9:53 3番線から「普通金沢行」。

 この「金沢行」が「18切符的蟹族」には人気の列車のようで、一旦乗った客はなかなか降りないし(←はあ!?それはお前だってか、あちゃ。)車内は終点金沢までほぼ満席状態で、立ち席の人も終始数人はいた。私は運良く(かどうか)かろうじてドア横の補助席に着けたが、普通のボックス席に移動することは最後まで出来なかった。

 このように乗換えの都合などで「18切符的蟹族」が集中する比較利便性が突出して高い列車は他の路線にも幾つかあって、私が出来ることなら避けたいと思っている電車である。「乗降り自由」とは言っても「各駅停車限定」ではその自由度は言うほどそんなに大きくないのである。何が便利かと言えば、それは座席指定のグリーン車であり特急や新幹線であるわけだが、それはそれで費用が嵩む別の旅なのである。

10:08-12 いまじょう。特急通過待ち。

 覚悟はしていたが、敦賀から金沢までは凡そ2時間半の道程で、これは(補助席では特に)長いのである。途中「福井」「芦原温泉」「加賀温泉」「小松」等降りてみたい駅も幾つかあったがみんな全然降りないし(!)、私も連絡がどうなるか不安だったので降りなかった。トレッキングは「迷ったときは引き返す」のが常識であるが、電車の蟹族はとにかく「迷ったときは先へ進む」ことが優先されるのである。

12:25 金沢5番線到着。

 ここは3・4・5番線が一つのホームになっている。真ん中の4番線は北へ大きくせり出した形で変則的に接続しているのである。

 京都や土佐で龍馬が喧伝されるのはわかるが、金沢駅前でも(どういう関係があるのか)坂本龍馬のキャンペーンをやっていた。金沢は石川県ではなく「加賀百万石」であり、それを言うなら大阪は「浪花」なのである。明治以降の日本は戦争に向けてひた走っていた形跡があり、その結果がピカドン2発なのである。

 テレビでよくやっている「各駅停車の旅」とか「路線バスの旅」とかが額面通り気ままにのんびり出来たなら私も異存はないが、あれは私の印象では「盛りの過ぎたタレント」たちが(!)専売特許のようにしてやっている仕事であって、我々が何の準備もせずいきなりその真似をしようと思ってもそう簡単に実行出来るものでもない。
「男はつらいよ」では寅が日本全国に出没して我々見るものの旅情を誘うが、あれだって用意周到の準備があるからこそ実現出来る言わば「虚構の旅路」なのである。実際のローカル線は極限まで間引きされ合理化されていて、時間の心配もせず生活者たちが普段利用している電車に同乗することなど思いの外困難な試みとなるように思う。「18切符」はあくまでローカル線の「夏涸れ」「冬涸れ」対策がメインであって、「利便性を言うなら新幹線や特急を利用しなさい」というのがJR各社の変わらぬ基本スタンスである。こちらの切符は宿やレンタカー、レンタサイクル、各種割引サービスetc.とコラボした実にさまざまな商品がJR側に用意されている。あちらもこちらも「商売、商売!」なのである。

13:29 金沢5番線発「小松行」普通電車。

 これで早くも金沢とお別れである。ざっと計算してみると遅くても夜8時台には京都に到着しそうで、これではちょっと早過ぎると思ったが、一応無難な選択をしたのである。金沢から京都ー大阪方面へは鈍行で6時間から6時間半くらいの行程である。所要時間は途中の接続に大きく左右されるようだ。

13:50 小舞子。

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2.金沢から小松までは普通電車でほぼ30分の行程だが、小松到着から次の福井行が出るまで30分以上時間があった。北陸本線は今回5回のうちで一番連絡が悪かった印象がある。利用客が少ないとどんどん「合理化」されてしまうということだろう。

14:43 3番線から普通福井行。
14:43 2番線から普通富山行。

 同じ時間に富山へも電車が出ていて、これには私もかなり気をそそられた。
 富山から高山本線で下呂温泉~岐阜~名古屋と抜けて行く路線はかなり魅力的だったが結局諦めた。「盛夏の温泉」というのは行ったことがないが、あれはどんなものだろうか?
 いや、だいたいが成人してからは「温泉旅館」などとは無縁の人間だった。w

 代わりにがらんとした小松駅前の北口と南口を丹念に撮った。時間はやや遅かったが、改札前で「小松シニアオープン」の案内の人が暇そうにしていた。あと、「小松空港行」と「小浜行」のバスも出ていた。「小浜」と言えば「オバマ大統領」のあの「オバマ」である。ヤフー自動翻訳は何度試しても「小浜大統領」と訳す。w

15:12 芦原温泉3番線。
15:29 福井3番線到着。

15:45 福井4番線発普通敦賀行。
16:36 敦賀終点7番線に到着。

「国境の長いトンネルを抜けるとそこは終点だった」というわけで、北陸トンネルである。切符の検札が短い時間に2回来た。女性の乗務員が多かった。

16:59 7番線から近江今津行(湖西線)。

17:08 新疋田。

17:27 マキノ。

17:36 近江今津着。7分の待ち合わせで京都行があった。

17:43 近江今津2番線発普通京都行。

18:45-51 近江舞子特急待ち。

19:06 小野。真っ暗で湖面が見えない。

19:08 かただ。

19:11 雄琴温泉。

19:14 比叡山坂本。

19:21 大津京。ここまで来るともう旅は終わったような感じである。

19:38 終点京都4番線着。小一時間程京都駅前地下街ポルタをぶらぶらした♪

20:31 京都4番線発普通西明石行。

21:15 大阪。外食。

22:15 寺田町。

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3.(18切符の旅、まとめ:)

①一回目では長浜と福知山へ行った。
②二回目は岡山から四国高松へ行った。
③三回目は東京へ行った。
④四回目は赤羽で一泊後浅草から帰って来た。
⑤金沢へ行った。

・・とまあ、だいたいが電車に乗っただけの旅だったがそれなりに楽しかった。

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鈴木宗男議員 佐藤優氏らと特捜部批判 北海道帯広
毎日新聞 9月11日(土)21時27分配信

シンポジウムに参加した(左から)石川衆院議員、宮崎氏、鈴木衆院議員、郷原弁護士、魚住氏、佐藤氏=北海道帯広市で2010年9月11日、田中裕之撮影
 北海道開発局発注工事を巡る受託収賄罪などで近く有罪が確定して収監される見通しの鈴木宗男衆院議員(62)=新党大地(比例北海道ブロック)=が11日、北海道帯広市で開かれた政権交代に関するシンポジウムに出席した。有罪が確定した佐藤優・元外務省主任分析官や、民主党の小沢一郎前幹事長の資金管理団体を巡る政治資金規正法違反事件で起訴されている石川知裕衆院議員(道11区)らも参加し、会場は「特捜部批判」一色となった。

【鈴木宗男議員】:失職、近く収監へ 最高裁が上告棄却

 鈴木議員は、大阪地検特捜部が起訴した郵便不正事件で、厚生労働省元局長に言い渡された無罪判決に言及。「私の事件でも検察官は自分たちでシナリオを作り、都合のいい供述調書をあらかじめ作ってきた。抵抗すると精神的なプレッシャーをかけてくる」と主張。石川議員も「調書の内容は検察官にお願いしても一言一句変えてくれない」と訴えた。

 講師役の元東京地検特捜部検事、郷原信郎弁護士は「関係者間の供述が相互に符合し、一貫していることを裁判所に認めてもらうための取り調べのやり方は、ロッキード事件のころから変わらない。元局長の事件を機に、それが本当に正しいのかという議論をしていかなければならない」と指摘。ジャーナリストの魚住昭氏、作家の宮崎学氏も検察捜査の在り方に疑問を投げ掛けた。

 鈴木議員はこれに先立ち北海道北見市で開かれた後援会の役員会でも「民主党代表選のこの時期になぜ(上告棄却)か」と最高裁を批判し「3度目の奇跡が起こるかは分からないが、バッジがあろうとなかろうと生涯、政治家」と訴えた。【田中裕之、渡部宏人】

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「辺野古反対が市民の総意」=名護市議選で伊波宜野湾市長 jiji.com

 日米共同声明で米軍普天間飛行場の移設先とされた沖縄県名護市の市議選で、移設反対の稲嶺進市長支持派が過半数の議席を獲得したことについて、同飛行場がある同県宜野湾市の伊波洋一市長は13日、「日米両政府が進める(名護市)辺野古への新基地建設を見直すべきだというのが市民の総意」と述べた上で、辺野古への移設は現実的には不可能、との認識を示した。同市役所で時事通信の取材に応じた。 
 11月投開票の沖縄県知事選への出馬を表明している同市長は「わたしは市長になった8年前から辺野古移設に反対してきた。知事選でもその立場を主張し当選し、県政として反対していきたい」と述べた。(2010/09/13-12:30)

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小沢首相ならすべてうまくいく。だから小沢を失脚させたい旧勢力
【政治・経済】
2010年9月13日 『日刊ゲンダイ』掲載

 民主党議員は、今回の代表選で小沢を何が何でも勝利させなくてはダメだ。それが国民生活のためでもある。
 小沢がやろうとしていることはすべて菅とは逆。政治主導を取り戻し、官僚支配をぶっ壊し、ドラスチックな予算編成と財源探しを進め、国民生活中心に予算を流す――。菅不況を食い止めるには、この方法しかない。小沢はそれが分かっている。だから、「菅ではダメだ」と一大決心し、代表選に政治生命をかけたのだ。それなら、ここは小沢にかけるしかないだろう。子供でも分かる理屈だ。
 しかし、小沢首相になって、すべてがうまくいっては困る連中がいる。官僚であり、アメリカであり、その手先の大マスコミ、旧自民党である。やっと鳩山・小沢政権を潰し、菅を操りながら、また権力の甘い蜜を手に入れたのに、小沢政権ができてしまったら、今度こそ完全に権力の主導権争いに敗れると知っているからだ。それで、この代表選で菅陣営を後押しし、小沢を葬り去ろうと死に物狂いなのである。
 だから民主党議員は「菅が優勢」なんて報道を真に受け、信じてはいけないのだ。
「代表選の争点は、小沢が好きか嫌いかではありません。ガタガタになった日本を立て直すのに最適な政治家は誰なのか。国民生活のため、将来のために、戦略と実行力をもった政治家はどちらなのか。これが投票の基準です。となれば、菅首相の続投という選択肢はあり得ないのです」(本澤二郎氏=前出)
 それでも菅を再選させ、官僚や大マスコミ、自民党と一緒に喜びたいという民主党議員は好きに投票すればいい。そんな政権は自業自得で自滅していくだけだ。

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 かつて自民党の総裁選は四人も五人も候補者を立てて全国キャラバンを敢行したが、その宣伝効果は選挙が終わるとすぐ消滅した。今度の民主党代表選はどうだろうか。党の代表を選出するのだから党員その他関係者が勝手に決めればいいことだが、メディアの無責任な押し上げもあって、参院選を敗北に導いたあの不人気な管内閣の支持率までが相乗効果で50%を超えたというのである。だったら何故参院を逆転させたんだ?!(笑)第一党は自民党だぜ。
 メディアの恣意的操縦でいとも容易く揺れ動く「世論調査」などどいうものはかくまでもいい加減なものなのである。
 ただいつも言っていることだが、選挙というものは結果が数字で如実に現われる妙味というものがある。どういう結果になろうと、その数字から我々外野席の人間でも様々な情勢分析が出来るという楽しみがある。これは総選挙ではないのだから、腹に一物持つ陰険なメディアが何と言って騒ぎ立てようと、我々部外者にとっては所詮他人事であり、そうあって然るべきである。私はそう思う。

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