本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

鳥取へ♪(5)。

2007-10-18 20:53:47 | 
*さて、県民総生産(GDP)である。ウィキペディアの数字は2003年と少し古いが、
1位:東京都が83.6兆円(人口は1,231万人)
2位:大阪府が38.3兆円(人口は881.6万人)
3位:愛知県が33.6兆円(人口は715.8万人)
・・・
と来て、最低が鳥取県の2.04兆円(人口は61.1万人)である。
 GDPにしろ企業からの税収にしろ、鳥取、島根、沖縄等の各県はいつも低い方の例に挙げられているから別に意外性は感じられなかったが、人口が61万人しかないのには驚かされた。これはちょっとした地方都市の人口である。61万人のうち鳥取市と米子市だけで39万人くらいか。

 それで『スーパーホテル』であるが、どういう部屋に泊めてくれるのか知らないが『税込4,980円朝食付』とは如何にも安い。毎日でも泊まりたい気分である。無理って?あっそ。
 でも満室では仕方ないので他を探した。
 よく見ると駅の南側にはビジネスホテルが林立していた。しかしその向こうはというとこの時間で既に充分薄暗くてちょっと足を向ける気にならなかった。
 駅の北側には『本通』も『アーケード商店街』もあって、こちらが鳥取の『表の顔』のようだったが、それも賑わっているという印象からは遠かった。

 部屋を探して2軒目に行ったのが『東横イン』である。「部屋はあるか」と訊いたらフロントは「『喫煙者』用の部屋ならある」と答えた。しかも「ツインの部屋をシングルに(無論シングル料金で!)貸している」のだと言う。遊ばせておくよりは稼動させた方が合理的という考え方だろう。
 「臭いのか?」と尋ねたら「毎日掃除はしているんですがどうしても・・」とのことだった。で、料金を訊いた。税込5,460円朝食付だった。スーパーホテルよりは480円高いがそれでも格安である。私は泊めて貰うことにした。

 タバコの匂いだが、その日は私はなんとも感じなかったが、次の朝1Fロビーから自室へ戻って来たときにははっきりタバコの匂いがした。

 ところで『東横イン』というとかつて耐震偽造関連で取り沙汰されたところであるが、あれはその後どうなったのだろうか?
 これに限らず『4点セット』などと言われた『ホリエモン』『耐震偽装』『牛肉』『防衛庁』は結局何か結論めいたものは出たのだろうか?
 マスコミが騒ぎ立てないと我々も関連情報を入手する機会を失うことになるから、結果何もかもが尻切れトンボの曖昧模糊としたものになってしまう。マスコミは本当に恣意的でいい加減なものである。

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 ツインの部屋に一人で泊まったことは初めてである。w
 照明設備をいじったり、下の自販機から買って上がった缶ジュースやお茶を飲んだり、むろんシャワーなんかも浴びちゃったりして、しばし「ぐふふのひと時」を過ごした。LAN接続になっているから自分のパソコン持ち込みでインターネットも可能である。電話代はフロント経由でどこに掛けても無料だと説明書に書いてあった。

 最近私はビジネスホテルから縁遠くなっている。だいたいが西成の簡易宿泊所(いわゆるドヤ)に泊まることを覚えてからというもの、カプセルサウナまでも割高に感じるようになったと思う。ドヤの料金はまちまちだが、一般に一泊2,000円も出せばお釣りが来るのではないか。ただトイレ・簡単な炊事・風呂等は全て共用で部屋には小さな冷蔵庫しか付いていないし、風呂などは大浴場とは名ばかりで、二、三人も入れば満タンである。エアコンはセントラル操作で、自分では調整出来ない。部屋ははっきり言ってとても臭い。異臭というか、ドヤ独特の匂いがするがこれもじき慣れる。テレビは見放題でホテルによっては館内ビデオも流している。シーツとかは毎日換えているのかどうか、私は疑わしいと思っている。w
(*なぜ『テレビ見放題』とわざわざ断るかというと、名古屋笹島の某ホテルでは百円入れないとテレビが映らないセットが置いてあるからである。百円で1時間だったかな?w)

 あ、そう言えば今はもう取り壊されてないが、JR新今宮の線路沿いに『宝ホテル』という一泊なんと500円という『究極のドヤ』があった。私はそこより安い部屋は知らない。笑。そこは部屋は一畳半くらいで、布団が敷き切れないくらいだった。鍵は小さな金具を一応内側から引っ掛けられる。てか、それを引っ掛けないとドアがバタバタしてどうしようもないのだ。靴は部屋の中まで持って来ないと、翌朝誰が履いて行ってしまうかわからない。トイレや流し場は臭くて汚かった。
 映画館が夜10時以降なら500円で翌朝5時までいられる。だから「今夜はどうしても屋根の下、しかも布団の中で横になって一夜を過ごしたい」という人がこのドヤを選んだんだと思う。

 『東横イン』に話を戻すと、テレビのチャンネルはNHKが2、民放が3、館内ビデオが2(BSはなかった)という構成だったが、民放3では明らかに局数不足で、私の泊まった水曜夜某局では『ニュース・JAPAN』の後に『探偵ナイト・スクープ』を放映していた。フジ(関テレ)と朝日(テレ朝)の合体である。私の定番『報道ステーション』はやっていないのである。笑。それに『探偵』は金曜夜が本来の放映日である。w


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