1.昭和おんな博徒
監督が加藤 泰ということで、この人は独特の映像美を追求した監督さんでカット割りも一々が確固としてきっちり決まっていて、思わず唸りたくなるような流石の出来映えだった。尤も作画法が気になるのは最初のうちだけで、物語の推移に集中するとそんなことは忘れる。
主演の江波杏子という女優さんは昔は別にファンということでもなかったが、今見ると随分きれいな人だったんだなあと感慨しきりであった。昔は勿論お龍さんの藤純子のファンだったんだけど、今はこちらは甘ったるくてむしろ江波さん乗りな感じである。ぁそ。
キャスト(役名)
* 江波杏子 エナミキョウコ (お藤)
* 松方弘樹 マツカタヒロキ (巽新二郎)
* 水島道太郎 ミズシマミチタロウ (堀川伊之助)
* 遠藤辰雄 エンドウタツオ (花田三郎)
* 丘路千 (井沢政吉)
* 岡部正純 オカベマサズミ (松野)
* 松田利夫 マツダトシオ (佐々山)
* 渡辺文雄 ワタナベフミオ (森戸五六)
* 山本麟一 ヤマモトリンイチ (大田原)
* 有川正治 アリカワマサハル (雲井)
* 女屋実和子 オナヤミワコ (みどり)
* 丸平峰子 マルヒラミネコ丸平峯子 (夏子)
* 星野美恵子 ホシノミエコ (秋子)
* 嵐寛寿郎 アラシカンジュウロウ嵐寛壽郎 (加倉井仁助)
* 国一太郎 クニイチタロウ (山上)
* 那須伸太朗 ナスシンタロウ (馬場)
* 汐路章 シオジアキラ (杉山徳蔵)
* 松平純子 マツダイラジュンコ (絹枝)
* 天知茂 アマチシゲル (島崎)
* 中村錦司 ナカムラキンジ (北山修造)
スタッフ
監督
* 加藤泰 カトウタイ
原作
* 藤原審爾
脚本
* 鳥居元宏 トリイモトヒロ
* 本田達男 ホンダタツオ
企画
* 俊藤浩滋 シュンドウコウジ
* 日下部五朗 クサカベゴロウ
撮影
* 古谷伸 フルヤ
音楽
* 木下忠司 キノシタタダシ
美術
* 石原昭 イシハラアキラ
編集
* 堀池幸三
録音
* 野津裕男
スチール
* 杉本昭三 スギモトショウゾウ
助監督
* 俵坂昭康 タワラザカアキヤス
照明
* 井上孝二 イノウエコウジ
昭和おんな博徒(1972) - goo 映画
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2.金融破滅ニッポン 桃源郷の人々
この映画についての予備知識と言っても、予告編を飛田で見ただけで「なんかホームレスや夜逃げを扱った変な映画だな」という印象くらいのものだったが、これを見たくて私は今回飛田へ行ったと言えるのである。監督が三池崇史だということも事前には知らなかった。主演の哀川翔がコミカルな役どころもこなす芸風だとはわかっていたが、監督はヤクザ映画でもどぎつい場面を連発する作風という印象が強かった。
大手スーパー『上底屋』のチラシを印刷することで細々と食い繋いでいた街の零細印刷工場がスーパーの倒産で自分のところの手形が落ちなくなる。上底屋の社長は女を囲い私財を隠匿しての計画倒産である。これを知った淀の河原のホームレス村の村長(哀川)は夜逃げを勧め、社長一家は離散して夫婦だけ河原へ引っ越して来る。
あと、これはどういう因果だったか『談合建設』という悪徳上場会社も株価操作のターゲットになり、この二社を相手にホームレスたちの復讐譚が展開されるのである。この構図あたりは日本昔話の『かちかち山』とよく似ている。
タイトルの「桃源郷」云々は村の名前を工場の奥さんから訊かれた村長が適当に答えたことに由来するもので、彼らがどうやって収入を得ているのかといった生活感のある詮索はなかった。
キャスト(役名)
* 哀川翔 アイカワショウ (桃源郷の村長(喜与田真澄))
* 佐野史郎 サノシロウ (初め「失業保険で生活している」と嘘をついて村に住みつくが、実はルポライター・作家であり、村のことを小説に書きたいと思っている。村長の片腕・参謀役である。(鍬田和博))
* 徳井優 トクイユウ(夜逃げする印刷工場の親父。梅本省介)
* 室井滋 ムロイシゲル(村長の妻?だったが街に残って暮している。マリ)
* キムラ緑子 キムラミドリコ (梅本房江)
* 麿赤兒 マロアカジ (永島大蔵)
* 芦屋小雁 アシヤコガン (サラ金の社長だが、暴力団の殺し屋だった村長の前歴を知っている唯一の人物である。上原)
* 江幡高志 エバタタカシ (松井)
* 日野陽仁 ヒノヨウジン (竹田)
* 木下ほうか キノシタホウカ (梅川)
* 関えつ子 セキエツコ (ナベ)
* 長谷川弘 ハセガワヒロシ (ナベの旦那)
* 綾田俊樹 アヤタトシキ (江藤)
* 木村貴登 (梅本信一)
* 岸田奈緒美 キシダナオミ (梅本恵)
* 花原照子 (梅本ツネ)
* 山田幸伸 ヤマダユキノブ (梅本忠介)
* 江口徳子 エグチトクコ (梅本亜希子)
* 斉藤歩 アイトウアユム (岡島)
* 真日龍子 マビリョウコ (九鬼冴子)
* 伊藤努 イトウツトム (書生風の男)
* 青木雄二 アオキユウジ (弁護士)
* 殺陣剛太 タテゴウタ (工員)
* 大蔵省 オオクラショウ (工員)
* 大森南朋 オオモリナオ (不法投棄の男)
* 辰巳裕二 タツミユウジ (不法投棄の男)
* 西興一朗 ニシコウイチロウ (不法投棄の男)
* 川原京 カワハラミヤコ (マリの弟子)
* 野添義弘
* いか八朗 イカハチロウ (桃源郷の人々)
* 宮川宏司 ミヤガワヒロシ (桃源郷の人々)
* 森保郁夫 モリヤスイクオ
* こじ郎 コジロウ
* 飯田孝男 ハンダタカオ
* 柳亭風枝
* 高土新太郎
* 川屋せっちん カワヤセッチン
* 椎名孝雄 シイナタカオ
* 荻堂史佳
* 岩橋健一郎 イワハシケンイチロウ
* 加藤洋介 カトウヨウスケ
* 川辺将太 カワベショウタ
* 高橋修己
* 鈴木貴之 スズキタカユキ
* さとうたかし サトウタカシ
* 塚田俊也 ツカダシュンヤ
* 樋口史 ヒグチフミ
* 亀井欽一 カメイキンイチ
スタッフ
監督
* 三池崇史 ミイケタカシ
製作
* 越智常雄 オチツネオ
* 土川勉
プロデューサー
* 富田求 トミタモトム
* 有重陽一 アリシゲヨウイチ
* 三木和史 ミキカズシ
* 松岡周作 マツオカシュウサク
原作
* 青木雄二 アオキユウジ
脚色
* 高橋正圀 タカハシマサクニ
企画
* 川口和久 カワグチカズヒサ
* 武内健 タケウチ
撮影
* 山本英夫 ヤマモトヒデオ
音楽
* 遠藤浩二 エンドウコウジ
美術
* 石毛朗 イシゲアキラ
編集
* 島村泰司 シマムラ
衣装(デザイン)
* 小川久美子 オガワクミコ
録音
* 小原善哉 オバラヨシヤ
スチール
* 石川登栂子
音響効果
* 柴崎憲治 シバザキケンジ
その他
* 和泉吉秋
* 小川勝広 オガワカツヒロ
助監督
* 加藤文明 カトウ
照明
* 小野晃 オノアキラ
金融破滅ニッポン 桃源郷の人々(2002) - goo 映画
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3.三代の盃
これは幕末から明治期にかけての侠客もので、勝新太郎主演である。随分真面目に作った、しっとり感のある映画だったが、(例によって途中居眠りしていた私からは)特に言及しておきたいことはない。
以下goo映画によると: ↓
江戸築地の伊三郎一家の三ン下、政吉は厳しい親分の修業に従って一日も早く親分の盃を貰う日を夢みていた。彼は母のおかねと二人暮し、隣家の浪人小磯文之進の娘お雪とは相思の仲。一方銀座の新興勢力仁右衛門一家は、悪徳商人丸惣と組んで築地一帯に異人相手の歓楽街を作って、伊三郎一家を蹴落そうとしていた。政吉の兄貴分の弥吉はこれを知り、ひそかに銀座一家へ掛け合いに行ったが、間もなく弥吉は水死体となって大川に浮いた。銀座一家へ乗りこみ、子供扱いで追い返された政吉は、くやしさに男泣きで伊三郎にうったえた。そんな政吉を親分は、身のためと旅に出した。旅に出た政吉のたった一つの心残りは、お雪にさよならもいわずに別れたことだ。そして三年、世は明治となり旅の政吉は信濃路にさしかかっていた。そこで政吉は、土地の親分同士の争いにまき込まれた。土地の百姓の困惑をみた政吉は、命がけで仲裁に立ち遂にその大役を果たした。やがて政吉の侠名は疾風のごとく伝わり、はるか伊三郎やお雪の耳にもとどくようになった。その頃江戸では銀座一家が官権溜池の御前を黒幕に、勢力を広げていたが。
八尋不二の原作を「蝙蝠屋敷」の吉田哲郎が脚色、「新源氏物語」の森一生が監督した侠客もの。撮影は「銭形平次捕物控 美人鮫」の本多省三。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
・・ということである。
三代の盃 - goo 映画
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監督が加藤 泰ということで、この人は独特の映像美を追求した監督さんでカット割りも一々が確固としてきっちり決まっていて、思わず唸りたくなるような流石の出来映えだった。尤も作画法が気になるのは最初のうちだけで、物語の推移に集中するとそんなことは忘れる。
主演の江波杏子という女優さんは昔は別にファンということでもなかったが、今見ると随分きれいな人だったんだなあと感慨しきりであった。昔は勿論お龍さんの藤純子のファンだったんだけど、今はこちらは甘ったるくてむしろ江波さん乗りな感じである。ぁそ。
キャスト(役名)
* 江波杏子 エナミキョウコ (お藤)
* 松方弘樹 マツカタヒロキ (巽新二郎)
* 水島道太郎 ミズシマミチタロウ (堀川伊之助)
* 遠藤辰雄 エンドウタツオ (花田三郎)
* 丘路千 (井沢政吉)
* 岡部正純 オカベマサズミ (松野)
* 松田利夫 マツダトシオ (佐々山)
* 渡辺文雄 ワタナベフミオ (森戸五六)
* 山本麟一 ヤマモトリンイチ (大田原)
* 有川正治 アリカワマサハル (雲井)
* 女屋実和子 オナヤミワコ (みどり)
* 丸平峰子 マルヒラミネコ丸平峯子 (夏子)
* 星野美恵子 ホシノミエコ (秋子)
* 嵐寛寿郎 アラシカンジュウロウ嵐寛壽郎 (加倉井仁助)
* 国一太郎 クニイチタロウ (山上)
* 那須伸太朗 ナスシンタロウ (馬場)
* 汐路章 シオジアキラ (杉山徳蔵)
* 松平純子 マツダイラジュンコ (絹枝)
* 天知茂 アマチシゲル (島崎)
* 中村錦司 ナカムラキンジ (北山修造)
スタッフ
監督
* 加藤泰 カトウタイ
原作
* 藤原審爾
脚本
* 鳥居元宏 トリイモトヒロ
* 本田達男 ホンダタツオ
企画
* 俊藤浩滋 シュンドウコウジ
* 日下部五朗 クサカベゴロウ
撮影
* 古谷伸 フルヤ
音楽
* 木下忠司 キノシタタダシ
美術
* 石原昭 イシハラアキラ
編集
* 堀池幸三
録音
* 野津裕男
スチール
* 杉本昭三 スギモトショウゾウ
助監督
* 俵坂昭康 タワラザカアキヤス
照明
* 井上孝二 イノウエコウジ
昭和おんな博徒(1972) - goo 映画
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2.金融破滅ニッポン 桃源郷の人々
この映画についての予備知識と言っても、予告編を飛田で見ただけで「なんかホームレスや夜逃げを扱った変な映画だな」という印象くらいのものだったが、これを見たくて私は今回飛田へ行ったと言えるのである。監督が三池崇史だということも事前には知らなかった。主演の哀川翔がコミカルな役どころもこなす芸風だとはわかっていたが、監督はヤクザ映画でもどぎつい場面を連発する作風という印象が強かった。
大手スーパー『上底屋』のチラシを印刷することで細々と食い繋いでいた街の零細印刷工場がスーパーの倒産で自分のところの手形が落ちなくなる。上底屋の社長は女を囲い私財を隠匿しての計画倒産である。これを知った淀の河原のホームレス村の村長(哀川)は夜逃げを勧め、社長一家は離散して夫婦だけ河原へ引っ越して来る。
あと、これはどういう因果だったか『談合建設』という悪徳上場会社も株価操作のターゲットになり、この二社を相手にホームレスたちの復讐譚が展開されるのである。この構図あたりは日本昔話の『かちかち山』とよく似ている。
タイトルの「桃源郷」云々は村の名前を工場の奥さんから訊かれた村長が適当に答えたことに由来するもので、彼らがどうやって収入を得ているのかといった生活感のある詮索はなかった。
キャスト(役名)
* 哀川翔 アイカワショウ (桃源郷の村長(喜与田真澄))
* 佐野史郎 サノシロウ (初め「失業保険で生活している」と嘘をついて村に住みつくが、実はルポライター・作家であり、村のことを小説に書きたいと思っている。村長の片腕・参謀役である。(鍬田和博))
* 徳井優 トクイユウ(夜逃げする印刷工場の親父。梅本省介)
* 室井滋 ムロイシゲル(村長の妻?だったが街に残って暮している。マリ)
* キムラ緑子 キムラミドリコ (梅本房江)
* 麿赤兒 マロアカジ (永島大蔵)
* 芦屋小雁 アシヤコガン (サラ金の社長だが、暴力団の殺し屋だった村長の前歴を知っている唯一の人物である。上原)
* 江幡高志 エバタタカシ (松井)
* 日野陽仁 ヒノヨウジン (竹田)
* 木下ほうか キノシタホウカ (梅川)
* 関えつ子 セキエツコ (ナベ)
* 長谷川弘 ハセガワヒロシ (ナベの旦那)
* 綾田俊樹 アヤタトシキ (江藤)
* 木村貴登 (梅本信一)
* 岸田奈緒美 キシダナオミ (梅本恵)
* 花原照子 (梅本ツネ)
* 山田幸伸 ヤマダユキノブ (梅本忠介)
* 江口徳子 エグチトクコ (梅本亜希子)
* 斉藤歩 アイトウアユム (岡島)
* 真日龍子 マビリョウコ (九鬼冴子)
* 伊藤努 イトウツトム (書生風の男)
* 青木雄二 アオキユウジ (弁護士)
* 殺陣剛太 タテゴウタ (工員)
* 大蔵省 オオクラショウ (工員)
* 大森南朋 オオモリナオ (不法投棄の男)
* 辰巳裕二 タツミユウジ (不法投棄の男)
* 西興一朗 ニシコウイチロウ (不法投棄の男)
* 川原京 カワハラミヤコ (マリの弟子)
* 野添義弘
* いか八朗 イカハチロウ (桃源郷の人々)
* 宮川宏司 ミヤガワヒロシ (桃源郷の人々)
* 森保郁夫 モリヤスイクオ
* こじ郎 コジロウ
* 飯田孝男 ハンダタカオ
* 柳亭風枝
* 高土新太郎
* 川屋せっちん カワヤセッチン
* 椎名孝雄 シイナタカオ
* 荻堂史佳
* 岩橋健一郎 イワハシケンイチロウ
* 加藤洋介 カトウヨウスケ
* 川辺将太 カワベショウタ
* 高橋修己
* 鈴木貴之 スズキタカユキ
* さとうたかし サトウタカシ
* 塚田俊也 ツカダシュンヤ
* 樋口史 ヒグチフミ
* 亀井欽一 カメイキンイチ
スタッフ
監督
* 三池崇史 ミイケタカシ
製作
* 越智常雄 オチツネオ
* 土川勉
プロデューサー
* 富田求 トミタモトム
* 有重陽一 アリシゲヨウイチ
* 三木和史 ミキカズシ
* 松岡周作 マツオカシュウサク
原作
* 青木雄二 アオキユウジ
脚色
* 高橋正圀 タカハシマサクニ
企画
* 川口和久 カワグチカズヒサ
* 武内健 タケウチ
撮影
* 山本英夫 ヤマモトヒデオ
音楽
* 遠藤浩二 エンドウコウジ
美術
* 石毛朗 イシゲアキラ
編集
* 島村泰司 シマムラ
衣装(デザイン)
* 小川久美子 オガワクミコ
録音
* 小原善哉 オバラヨシヤ
スチール
* 石川登栂子
音響効果
* 柴崎憲治 シバザキケンジ
その他
* 和泉吉秋
* 小川勝広 オガワカツヒロ
助監督
* 加藤文明 カトウ
照明
* 小野晃 オノアキラ
金融破滅ニッポン 桃源郷の人々(2002) - goo 映画
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3.三代の盃
これは幕末から明治期にかけての侠客もので、勝新太郎主演である。随分真面目に作った、しっとり感のある映画だったが、(例によって途中居眠りしていた私からは)特に言及しておきたいことはない。
以下goo映画によると: ↓
江戸築地の伊三郎一家の三ン下、政吉は厳しい親分の修業に従って一日も早く親分の盃を貰う日を夢みていた。彼は母のおかねと二人暮し、隣家の浪人小磯文之進の娘お雪とは相思の仲。一方銀座の新興勢力仁右衛門一家は、悪徳商人丸惣と組んで築地一帯に異人相手の歓楽街を作って、伊三郎一家を蹴落そうとしていた。政吉の兄貴分の弥吉はこれを知り、ひそかに銀座一家へ掛け合いに行ったが、間もなく弥吉は水死体となって大川に浮いた。銀座一家へ乗りこみ、子供扱いで追い返された政吉は、くやしさに男泣きで伊三郎にうったえた。そんな政吉を親分は、身のためと旅に出した。旅に出た政吉のたった一つの心残りは、お雪にさよならもいわずに別れたことだ。そして三年、世は明治となり旅の政吉は信濃路にさしかかっていた。そこで政吉は、土地の親分同士の争いにまき込まれた。土地の百姓の困惑をみた政吉は、命がけで仲裁に立ち遂にその大役を果たした。やがて政吉の侠名は疾風のごとく伝わり、はるか伊三郎やお雪の耳にもとどくようになった。その頃江戸では銀座一家が官権溜池の御前を黒幕に、勢力を広げていたが。
八尋不二の原作を「蝙蝠屋敷」の吉田哲郎が脚色、「新源氏物語」の森一生が監督した侠客もの。撮影は「銭形平次捕物控 美人鮫」の本多省三。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
・・ということである。
三代の盃 - goo 映画
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