本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

福井地裁の原発差し止め判決が海外で脚光を浴びた。

2014-07-17 18:41:59 | web・メディア
原発差し止め判決、海外で脚光 3カ国語に翻訳
室矢英樹:朝日新聞デジタル(2014年7月17日11時45分)

 関西電力大飯原発3、4号機(福井県)の運転差し止めを命じた福井地裁判決が、英語、中国語、韓国語に翻訳され、海外で注目を集めている。

 《原発の稼働は憲法上は人格権の中核部分より劣位》《豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活していることが国富》

 福井地裁は5月、東京電力福島第一原発の事故を踏まえて原発がはらむ危険性を指摘し、人々の命と暮らしに重きを置いた判決を言い渡した。

 「判決は世界中の原発に向けた警告だ」。京都市の脱原発団体「グリーン・アクション」代表のアイリーン・美緒子・スミスさん(64)はそう受け止めた。

 「原子力規制委員会の審査に影響するのか」「再稼働を止める実効性はあるのか」。スミスさんのもとには判決直後から、脱原発を訴える米国のNGOだけでなく、欧州の在日本大使館などからも問い合わせが相次いだ。

 スミスさんは、交流があった国際環境NGO「グリーンピース・ドイツ」の核問題担当ショーン・バーニーさん(51)に相談。豪州の翻訳家に英訳を依頼し、6月にグリーンピース・ジャパンのホームページ(HP)に載せた。フェイスブックで「いいね!」と支持する声が10日間で2420件を超えた。要旨は1日8千件のアクセスがあるグリーンピース・ドイツのHPにも掲載された。

 福井地裁訴訟の原告、水戸喜世子さん(78)=大阪府高槻市=は判決当日の夜、韓国や中国の知人に判決の翻訳を依頼した。

 世界で建設中の原発81基のうち半数を超える42基(今年1月現在、日本原子力産業協会調べ)が日本、韓国、中国、台湾に集中する。水戸さんは原発依存が進むこの東アジアで判決をいかしてほしかった。

 水戸さんから韓国語への翻訳を頼まれたソウル在住の通訳・翻訳業、金福女(キムポンニョ)さん(51)のもとには、韓国内で原発訴訟に関わる弁護団からも判決全文の翻訳を要望する声が届いていた。

 「この基準を当てはめれば、韓国内で原発は稼働できないはずだ」。判決が原発から250キロ圏内の住民に差し止め請求を認めた部分が注目されていた。金さんは専門用語に苦労しながら約10日間かけて翻訳した。

 中国語訳は、水戸さんが中国で日本語講師を務めたときの同僚が担った。

 今年に入り原発の建設計画が反対運動で凍結された台湾で原発訴訟を手がける蔡雅●(左に「サンズイ」、右上に「火火」、右下に「ワカンムリの宝」)(ツァイヤーイン)弁護士は「判決が示した人命優先の判断は台湾でも取り入れられるべきだ」と話す。

 「脱原発弁護団全国連絡会」共同代表の河合弘之弁護士は「特許訴訟以外で日本の判決が外国語に翻訳されるケースは極めてまれだ。福島の事故を経験した日本で、司法が原発より人命を優先する普遍的な価値観を示したことが世界に受け入れられている。今後、各国の世論や政策、司法判断に影響を与えていくのは間違いない」と話す。

 各国語の翻訳はグリーン・アクションのHPで閲覧できる。(室矢英樹)

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 以上引用終わり。

☆「海外で脚光」ったって(無意味だとは言わないが)まずは安倍ポンに読ませるべきだろう。あのお方は新聞は産経しか読んでないんだろう?(英語・中国語・韓国語は無論駄目だし、日本語にしたって「朝日」みたいな難しい新聞は安倍にはとてもじゃないけど読めねえんだ。w)
 火山と地震の国で原発はアブネエってみんな言ってるんだ。「核のゴミ」は捨てる場所がないし、福島だって汚染水を海へ垂れ流してるだけの現状だから3年も経って目下「メルトダウン」の真っ最中だ。ただでさえ危ないと言うのに、これでもしまた地震だ、津波だ、火山の噴火だ・・なんてことになったら、またもや「メルトダウン」起こして、関西は全滅するじゃないか。まったく政財官が揃いも揃ってドアホ・極悪人の集まりだから何ともならない。


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