本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

鉄道の日他。

2010-09-19 14:03:32 | 
1.『鉄道の日記念切符』で検索したら『鉄道の日記念・JR全線乗り放題切符で秋の旅』というのがあった。
 これは『青春18切符』の秋季版だが、JR6社全線バージョンは大人3回分で9,180円とだいぶ割高である。(18切符なら5回分で11,500円だから「1回につき2,300円分乗れば元」という計算が成り立つからお気楽である。あと18切符にはないサービスだが「子供は半額」なのでである。)
 同じ記念切符でもJR西日本管内のみなら1回分バラ売りで3,000円と、ちょっとだけ安くなっている。ぁそ。でもこれはあれだね、180円の違いなら全線バージョンの方が断然いい。
 これらの切符はあと十日もすれば発売になる。10/01-17の発売で有効期限は10/02(土)-17(日)と半月ほどで短いのだが、私は既に「今度はどこに行こうかな?」と半分買う気になっている。笑。しかし3回セットというのは如何にも半端だなあと思う。

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2.スルッと関西3day・2day切符というのもある。どちらも春夏版と秋冬版があって10月からは秋冬版が売り出される。しかし関西でも簡単に買える3dayの方は何故か「連続3日間の使用」と規則が改悪されてしまった。逆に「期間内ならいつでも使用可」の2dayの方は関西以外でしか買えないのである。何を考えてこういう底意地の悪いことをするのか、私にはその理由がわからない。
 ただ2day切符を扱っている金券ショップもあるから、私はこれもそこで1枚買うかも知れない。比叡山とか偏狭な(?)ところへ行くには便利なのである。ぁそ。これは京阪・阪急・近鉄・京福・大阪京都神戸の地下鉄etc.JR以外各社の一日乗り放題切符である。

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「改ざん」地検首脳部が把握・放置…2月に報告
読売新聞 9月22日(水)3時4分配信

 押収資料のフロッピーディスク(FD)のデータを改ざんしたとして証拠隠滅容疑で逮捕された大阪地検特捜部検事・前田恒彦容疑者(43)が、今年2月初め頃、特捜部の当時の大坪弘道部長(現・京都地検次席検事)に対し、「FDを手直ししてしまった可能性がある」と報告し、当時の次席検事、検事正にも伝わっていたことが、検察関係者の話でわかった。

 地検首脳部が犯罪につながる行為を把握しながら放置していたことになる。

 関係者によると、今年1月に開かれた厚生労働省の村木厚子元局長(54)(無罪確定)の初公判で、弁護側は証明書の作成日時に関する検察主張と、FDのデータを基に作成されたとする捜査報告書との日付が食い違うと指摘。その後、前田容疑者がFDに細工したとのうわさが地検内で広がったという。
最終更新:9月22日(水)3時4分 読売新聞

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最高検、大阪地検前特捜部長を事情聴取へ
読売新聞 9月23日(木)3時4分配信

 最高検の捜査チームは23日、大阪地検特捜部の主任検事・前田容疑者の上司だった大坪弘道・前特捜部長(現・京都地検次席検事)を東京に呼び、事情聴取する。

 最高検は、大坪前部長が前田容疑者の改ざん行為についてどのように認識していたかについて詳しく聞く。

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「断る見越して打診」、小沢・鳩山・輿石氏会談
読売新聞 9月22日(水)21時41分配信

 民主党の鳩山前首相、小沢一郎元代表、輿石東参院議員会長は22日夜、都内の日本料理屋で会談し、菅首相の政権運営などを巡って意見交換した。

 出席者によると、小沢氏は「一兵卒として頑張る」と強調。首相が小沢、輿石両氏に代表代行就任を打診したことについては、出席者から「代行が2人というのはおかしい。断るのを見越して打診したのではないか」と首相批判も出たという。

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 以前指摘したことだが、これは組織内部に自らを律する機能が前提として内包されていないことから来る言わば『壊れた制度(システム)の問題』である。(我々の見知らぬところで)突如逮捕された容疑者のみが突出した凶悪検事であろう筈がない。最高検以下彼らは皆「同じ穴の狢」であり、彼ら特捜検事らは公安同様『成果主義』の名の下に尻を叩かれ踊らされて、日常的に『内偵』を進めている馬車馬の一匹、歯車の一つに過ぎない。何か『成果・実り』の少ない日々が続けば「権力犯罪」が露呈して来ないのだから万事それで良さそうなものだが、それでは彼らは『遊んでいる』と見做され上からせっつかれ挙句はその存在理由までが疑われてしまうのである。

「特捜」というと何か英雄的「法の番人」であるかのようにメディアは常々報じ、それをまた一部無思慮でお目出度いお兄ちゃんたちが鵜呑みにして盲信している現況であるが、彼らとて個々人は長所も欠点もある「普通の人間」の集合体に過ぎずその内実は(彼らの元に日々齎される情報に従ってランダムに「内偵」を進めた結果)「小沢をやりたい」「石井をやりたい」「・・をやりたい」・・という「功名心」漬けの「野心的な」連中で溢れ返っている組織なのである。今回の大阪地検による「権力犯罪」は「最初に石井の口利きがあった」から演繹されたフレームアップであり、そのためには「村木厚子元局長の指示」は絶対必須の犯罪構成要件だったのである。

 メディアは当初特捜の方針に従って村木被告をまるで「黒」が確定したかのように報じていたが、小沢の事件の報道のされ方にしても、私の目には異常異様そのものである。
 検察があれだけ公権力を駆使したにも関わらず立件出来なかったその小沢だけが突出して凶悪な悪徳金権政治家である根拠は何か?そんなものはありゃしないのである。他の政治家たちはそんなに清廉潔白な聖人君子の集まりなのか?
 二階はどうなった?
 自民党にも叩けば埃の出る連中がゴマンといるだろう。検察も報道も何故それらを見て見ない振りをして放置するんだ!?

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『カンパニーマン』

 例によってトビタシネマの500円3本立てを見に行ったのだが、今回は眠くて(はあ?)しっかり見たのはこの1本だけだった。あちゃ。邦画の『男はつらいよ 寅次郎と殿様』『龍馬を斬った男』の方を見たかったのだが、週を間違えてこれは既に終わっていた。
 併映の2本だが『エンプレス 運命の戦い』は既に『新世界国際劇場』で見ているからパスし、『ピンクパンサー2』は、見たことは見たが半分以上寝ていた。別に「くだらないから要らない(!)」などと言う気はさらさらないが、こういう(悪ふざけだかウィットだかジョークだか知らないが)映画を見るにはそれなりに気分的高揚感が必要なのである。

 それでこの『カンパニーマン』であるが、allcinemaによると: ↓ ↓

 極限までハイテク化された近未来を舞台にしたサスペンス・ドラマ。平凡な一人の男が産業スパイとなるが、知らぬ間に巨大な陰謀に巻き込まれていく様をスリリングに描く。監督は「CUBE」のヴィンチェンゾ・ナタリ。斬新な映像技術を駆使した緊迫感のあるダークな社会の中で複雑なストーリーを展開させる。
 結婚にも仕事にも行き詰まった平凡な会社員モーガン・サリバンはついに会社を辞め、刺激を求めてハイテク企業デジコープ社の産業スパイとなる。彼はジャック・サースビーという名と偽のIDを与えられ、早速ある企業のコンベンションに潜入、情報盗聴を開始する。モーガンはかつてないスリルとサスペンスに興奮を覚え、任務を成功させるたびに自信を付けていった。しかし同時に、激しい頭痛と奇妙な映像のフラッシュバックに度々見舞われるようになる。そんな時、謎めいた女性リタが現われ、モーガンに驚くべき事実を伝えるのだったが…。

・・とある。

 アメリカ映画の大半は「二律背反」というか(これもキリスト教の教えが色濃く反映された結果だろうが)「天使と悪魔」「善と悪」から始まって要は「二大勢力の葛藤・相克・せめぎ合い」を根幹に据えて描かれる。戦争映画では連合国が善でありその対極にナチスやら日本やらがいる。昔の「ウェスト・サイド物語」だって二大チンピラ勢力の対立機軸だし、この映画にしても基本は利害の対立する二つの巨大会社の「産業スパイ合戦」である。こういう作りは、まあ「単純でわかり易い」と言ってしまえばそれまでだが、我々の現実世界はもうちょっと複雑である。w

カンパニー・マン - goo 映画カンパニー・マン - goo 映画

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