本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

祝政権交代6.

2009-09-07 21:19:05 | 政治
祝政権交代6♪
年金相に長妻氏有力=福島、亀井氏に入閣要請へ-きょう骨格決定・民主新政権 9月7日0時16分配信 時事通信

 民主党の鳩山由紀夫代表は6日、新内閣の閣僚人事の調整を続け、新たに年金担当相への長妻昭政調会長代理の起用が有力となった。同党は7日午後、鳩山代表らによる三役会を開き、閣僚と党の主要ポストを決定する。また、連立政権発足をにらみ、社民党の福島瑞穂党首、国民新党の亀井静香代表か両氏に準ずる幹部の入閣をそれぞれに求める方針だ。
 鳩山氏は6日午後、官房長官に内定した平野博文役員室長と党本部で会談。この後、鳩山氏は残る閣僚人事について「連立協議が調わないうちに先行するわけにはいかない」と記者団に述べ、社民、国民新両党との連立政権協議をまとめた上で決める考えを示した。
 長妻氏は、年金記録漏れ問題を国会で厳しく追及し、「ミスター年金」と呼ばれる。年金が争点となった2007年の参院選で民主党を勝利に導いた功労者の一人で、鳩山氏は年金問題の解決に取り組む責任者として適任と判断した。
 同党では既に、小沢一郎代表代行の幹事長、菅直人代表代行の副総理兼国家戦略担当相(党政調会長兼務)、岡田克也幹事長の外相への起用や、輿石東代表代行(参院議員会長)の留任が内定している。また、官房副長官に鳩山氏側近の松野頼久衆院議員が取りざたされている。
 一方、岡田氏は6日夜、記者団に、与党の政策調整に関し、「党を代表する人が閣内に入り、政府の中で調整していく」と述べ、政策決定の内閣一元化を目指す観点から、社民、国民新両党には党首クラスに入閣を求める考えを示した。
 社民党からは具体的なポストとして、厚生労働相が望ましいとの声が出ている。
 
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強力かつ有能な民主新内閣の誕生 ゲンダイネット9/7

 大マスコミはあれこれ新内閣の組閣情報を流している。それらはあたかも民主党内に小沢代表代行をめぐって多くの対立があり、その利害調整のために閣僚を決めるかのような内容だ。こうした報道は、長年にわたって繰り広げてきた自民党政権の組閣時と全く変わらないワンパターンの思考にとらわれている。今の民主党には、自民党よりはるかに強力かつ有能な人材があふれている。老壮青にわたる適材適所の人材配置は、必ずこの国を再生させる。国民の期待に応える民主新内閣が誕生する。

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2009年09月07日 『日刊ゲンダイ』掲載
鳩山内閣の目玉 国家戦略局って何をするの!?

 民主党の「国家戦略局」は新政権の重要なポジションといわれるが、一体何をするところなのか。国家運営の基本方針や予算編成などを決める首相直属の機関で、「官僚主導」から「政治主導」を掲げる民主党のいわばキモとなる。霞が関(官僚)の弊害となってきたタテ割り行政から各省庁を横断的に見直す「横串行政」に変えるのが最大の役割だ。

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 来年のことを言うと鬼が笑うと言うが、あと十ヶ月程で参院選である。
 今回の衆院選では民主党の得票率が47%、自民党の得票率が40%である。新政権に極端な失政や極端なスキャンダルがない限り、この差が大きく縮まったり更には逆転したりすることはあり得ないと思われる。参院選は3年毎の半数改選だから、来年7月に改選されるのは3年前の自民惨敗を横目で見ながら居残った議員たちである。

 自民党が見事不死鳥のように再生を果たしたとして(更には従来のような公明党の全面支援を取り付けたとして)彼らが突いて来るのは上記失政とスキャンダル以外ではないだろうが、既に過半数は民・国・社の側が占めているから自民党が大勝しない限り参院の逆転はないし、その場合でも単に衆参が捩れ現象を起こすだけのことである。分裂でもしない限り民主の308議席はあと四年間は続くのである。如何に再生・自民の戦略が功を奏し、保守回帰があり民主党を大勝させた「反省」が巷に沸き起ころうとも、自民党の政権党への復帰の道は限りなく遠く困難である。ノスタルジアだけで再生・再建は出来ないだろう。

 財界からの億単位の献金はなくなるだろう。業界団体からの票も期待出来なくなるだろう。霞ヶ関は新政権との戦いに忙しいからもう遊んでくれないかも知れない。「野党生活の旨味」などは一つもない。・・と、こういった諸事情に長老たちは茫然自失状態で我が身の悲運を恨み悲観と絶望を繰り返すしかない。小泉ポチの次男はふてぶてしくも「逆にチャンスだ」と笑っていたが、いい教育係を見つけないと何も出来ないまま四年を費やすだけになるやも知れない。

 こう考えて来ると、私には二大政党制はこの国の土壌では育たないのだろうかという気もして来た。それは他でもない、いわゆる「権威は一つあればいい」という土壌である。

cf.参議院議員通常選挙。

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