本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

郵政公社は諸悪の根源か?

2005-09-05 21:08:33 | 政治
*「郵政民営化が改革の本丸」という言い方は策士小泉のペテンである。
 自民党のマニュフェストには「郵政民営化すればすべてがうまくいく」という絵が描いてある。こんなものは選挙民を愚弄するものだと私は思っている。それでも小泉がいいと言う人は勝手にしたらいい。いずれにせよ今後4年間というもの、誰が何をやってもバラ色の未来はない。現状が悪過ぎるからである。悪くしたのは小泉である。口では改革を称え、やったのは橋本派潰しと自民の私党化だけである。

*ブッシュの顔色を窺いながらイラク派兵を決めたのは郵政公社ではない。サマワの日イ友好協会は襲われる怖れから解散してしまった。水を作るのだってNPOに任せた方が安く大量に出来る。

*4年間で170兆円も借金を増やしたのは郵政公社ではない。竹中だったか、自公の側の人間はこの点を指摘されると「小泉内閣だったからこの程度で済んだ。他の内閣だったらこんなものでは済まなかった」と反論した。
 このレトリックはいかがわしい新興宗教と同じだ。「信心したけど家族に不幸が続いた」と不満を漏らす信者には「信仰心があったからその程度の不幸で済んだのだ」と言い返す。竹中の「学問」などこの程度なのだ。

*韓・中に要らぬ喧嘩を売って六ヶ国協議で蚊帳の外に置かれ、あまつさえ国連からは軽く常任理事国入りを拒否されたのは郵政公社ではない。

*小泉の地元・横須賀市の商店街もシャッターが降りた店が多いようだ。日本全国の中小零細の企業主たちを自死に追い込んだのは郵政公社ではない。小泉は余裕で基地の街=横須賀へ戻らないのではないと思う。横須賀での批判票の高まりを見たくないのだ。

*社会保険庁や道路公団の連中に野放しで悪事を働かせたのは郵政公社ではない。

*大手企業への官僚の天下りを恒常化させたのは郵政公社ではない。

*私たち《団塊の世代》の若かった頃、私たちの支払った年金は当時の受給者たち及び箱物行政に使い尽くされ、こんなことしていたら年金制度は崩壊するとみんな知っていた。しかし誰も変えようとしなかった。郵政公社が年金制度を壊したわけではない。

*自公を選んで更に4年間破滅への道を驀進するのか、それともここらでちょっと政権を交代させてみるか。九月十二日未明には大勢が判明し、我が国民にお似合いの政権が誕生する。

*最近古舘とみのもんたは騒々しいだけで中身がないと感じる。私は選挙速報は久米さんも加わるというTBSで見ることにする。

(9/13後記:そのつもりだったが、MBSはつまらない地元局ばかり放送するので阪神戦を見て、野球が終ってからはザッピングしていた。久米さんは一度しか見られなかった。バカヤロウ!)



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1 コメント

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選挙速報は古館で視たくない (MIECHAN)
2005-09-06 00:48:26
私も視たくない。古館はバカだもん!問題点を切り込めない。なんせ知識も常識もないから、すぐに丸め込まれる。この国の国民と一緒だよーん。
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