本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

貧乏人は麦も食えない。

2008-05-30 06:22:21 | 世界
一年のうちで一番日の長い季節である。昨日は夕方六時半頃部屋を出たらまだ西日が射していた。日没前だったのである。さて、我らの主食たる米は減反~生産調整で外国産米の輸入、小麦製品はと言えば軒並み値上げの春である。そこで思い出したのがかつてのだみ声・池田総理の迷言=『貧乏人は麦を食え(ばいいんであります)』である。私は当時小学生だったがこの言葉はよく覚えている。検索したら故池田首相はそんなことは言っていない、マスコミが曲解してネガティヴ・キャンペーンを張ったのだ・・という説も出て来たりして面白かった。それもしかし「古き良き昭和」の話で、今は小麦だって高いからそんなことも言ってられない。パンにしてもいつの間にか100円台に値上がりしていたパンが今では120円~130円くらいが普通だし、元々百円では買えないロールパン等の袋類は価格据置で正味を削減となっている。正味を減らして価格据置というのは百均菓子も同様である。バターもマーガリンもジュース・牛乳類も軒並み高いから、我々貧乏人はもはや『欧化政策(はあ?)』などはとっていられない。『純和風』の食生活に回帰した方が安上がりである。「おケーキ♪」などと気取っていないで「手焼きせんべい」の講習会にでも通えばいいのだ。醤油も値上がりだってか。あっそ。そう言えば一つ99円(税込み104円)の近所の『QQショップ』が二軒共『百円ローソン(?!)』に代ってしまった。よくわからないがQQ全体がローソンに吸収合併されてしまったような感じである。ここは郵便事業とも提携が進んでいるし、焼け太りかどうか知らないが、もうどこへ行っても「あなたの街のコンビニエンス♪」という時代がそこまで来ているということなのだろうか。つい最近までは「飽食の時代」と言われてしかも食べ残しをどんどん捨てていた我々=メタボ国民であるから、この「食難の時代」の到来を機に少しは食に難渋して人倫の基本に思いを致せという、これは神のお告げかもしんない。ぁそ。 . . . 本文を読む