横浜の街をポケモン一色に 8月の世界大会
に向けイベント続々 キャラクター100匹
パレードも
6/19(月) カナロコ
イベント開催中は連日、街中をピカチュウ
が行進する(ポケモン提供)
人気ゲーム「ポケットモンスター(ポケモン)」
の関連事業を手がけるポケモン(東京都)と横
浜市は8月8~14日、みなとみらい21(M
M21)地区で次々と大型イベントを打ち出す。
最終日にはピカチュウなど100匹のキャラク
ターが登場するパレードをけやき通りで披露し、
街全体をポケモン一色に染め上げる。
【写真で見る】
水と炎の演出で盛り上げるポケモンの
ナイトショー
パシフィコ横浜で8月11~13日に開催され
る世界大会「ポケモンワールドチャンピオンシ
ップス(WCS)2023」に合わせた企画。
大会は2004年に始まったが、米国での開催
が中心だったため、「母国」の日本では初開催
となる。
同社と市は、14年夏から6年連続で実施した
イベント「ピカチュウ大量発生チュウ!」を機
に連携を深めてきた。今回は、過去のイベント
で道路混雑などが問題となった反省を踏まえ、
一部の企画を除き参加者を事前に抽選する。
NPO法人紙芝居PJ
紙芝居普及で地域愛を
江島伝説の口演の様子
「子どもたちに日本伝統の紙芝居を楽しんで
欲しい」。市内で4つの保育園を運営する
島田博之さんが代表を務めるNPO法人紙
芝居プロジェクトだ。
島田さんと紙芝居師ゴリラせんせいこと半田
拓也さんらで結成された同法人では、オリジ
ナル紙芝居制作や口演、市民講座など幅広く
活動中。
オリジナル作品の1つ江島伝説では、五つの
頭をもった龍を発端とする江島誕生の物語を
親しみやすく仕立て、口演では子どもたちを
魅了。そのほか藤沢市のクイズ紙芝居など様
々な作品を生み出している。
「地域と結びついた作品を作り、藤沢を好き
になる学びになれば」と島田さん。他方、紙
芝居師の活躍の場を作ることも目標にしてい
る。「伝統を残そうとがんばる人たちを経済
的にも安定させていきたい」とも。いずれは
紙芝居のメッカを目指す島田さんの挑戦はま
だ続く。紙芝居に関する問い合わせは同法人
ホームページで。
参加者を募集
海から楽しむ江の島天王祭
タウンニュース
神輿海上渡御を船から楽しむ「江の島天王祭
を海から見てみよう!」が7月9日(日)、
江の島で行われる。主催する江の島(湘南港)
みなとまちづくり協議会では、参加者を募集
している。
対象は小学3年以上の人で定員40人。参加費
は1人千円(保険料・燃料費)。集合場所は
湘南港管理事務所。祭のクライマックスを船
上から眺める。希望者は、氏名(複数の場合
は全員)、性別、生年月日、代表者の住所・
連絡先を明記し、〒251―0036藤沢市
江の島1の12の2に郵送または【FAX】
0466・25・5413へ申し込む。
6月27日(火)締め切り。問い合わせは
同会【電話】0466・22・2128。
藤沢舞台に文化交流
市と文京学院大が協定
タウンニュース
協定書を交わした鈴木市長
(前列左から3番目)と福井学長(同4番目)
藤沢市と文京学院大学(東京都文京区)は7日、
日本文化の交流や促進について連携する協定を
締結した。
両者は昨年9〜11月、藤沢の歴史や文化を留学
生が体験する「GLOBAL BLUEHANDS
PROJECT」を実施。遊行寺で「藍左師」の
守谷玲太さんの指導で藍染体験したほか、藤澤
浮世絵館で摺り体験をするなどした。
協定式には鈴木恒夫市長や同大の福井勉学長らが
出席。協定はこれまでの交流を踏まえ▽日本文化
に係る研究・教育・交流と人材育成▽産業振興、
環境問題などの地域課題解決や地域活性化▽留学
生視点の市の魅力発信やインバウンド事業などで
の連携を確認した。
夏の日常、絵本に
麻生さん「なつやすみ」出版
タウンニュース
絵本「なつやすみ」を手にする
麻生さん
夏の日常が色彩豊かな絵本の1ページに――。
画家の麻生知子さん(40)=羽鳥在住=が10日、
絵本「なつやすみ」(福音館書店)を出版した。
主人公の小学生「こうたくん」の家に、いとこ
の家族が遊びに来る夏の1日を描いたストーリー。
家の中での風景やプール、夏祭りでの”事件”
など、俯瞰(ふかん)や真正面などの異なる
視点を1ページに登場させる意欲作。一日の
中での登場人物の動きや、家のアサガオの咲
いてからしぼむまでの様子など、ページをめ
くるごとに細かな変化が楽しめる。
普段は油絵の制作に取り組む麻生さん。「油絵
は1枚で完結するが、絵本なら同じ構図で変化
を描ける」と話す。前作の「こたつ」に続く3年
ぶりの今作も、油絵具の盛り上がりや質感を楽し
むことができる。
9月に松竹大歌舞伎
古典芸能の「粋」に酔う
タウンニュース
10年前の「江の島歌舞伎フォーラム」
の公演(市観光協会提供)
人気の松竹大歌舞伎が藤沢にやって来る――。
藤沢市民会館大ホールで9月14日(木)、
「松竹大歌舞伎藤沢公演」が開催される。
藤沢市や市観光協会、藤沢商工会議所で組
織する実行委員会が12日に発表した。
歌舞音曲の神様として知られる江の島弁財天
にあやかり、古くから芸能とつながりのある
藤沢市。2002年に「江の島歌舞伎フォー
ラム」が始まり、13年の第6回公演以降、
開催が見送られてきた。市が応募した全国公
立文化施設協会主催の松竹大歌舞伎で藤沢市
が会場に選ばれたことから、実行委員会を組
織して昨年から準備を進めてきた。観光協会
などが実施母体となる歌舞伎の公演は10年ぶり。
演目は、第1部が忠臣蔵の外伝物として知ら
れる歌舞伎「土屋主税(つちやちから)」、
第2部は歌舞伎舞踊屈指の人気曲である
「汐汲(しおくみ)」。
主演は中村鴈治郎、中村亀鶴、上村吉太郎ほか。
2部公演で、昼の部は午後2時から。夜の部
は6時から。
チケットは14日から販売が始まっており、藤沢
市観光センターでの窓口販売のほか、市みらい
創造財団オンラインチケットサービスやチケッ
トWeb松竹で取り扱い。
問い合わせは藤沢市観光センター
【電話】0466・22・4141。
首を長~くして待ってるよ! 野毛山動物園
でキリンのパネル展 30日まで
6/18(日) カナロコ
楽しそうにキリンを眺める親子連れ
=横浜市西区の野毛山動物園
一年で最も昼の時間が長い日とされる夏至に、
最も首が長いキリンに注目してほしいと、
キリン保全財団によって制定された「世界
キリンの日」(21日)。同日に合わせ、
キリンの生態や魅力を学べるパネル展が、
横浜市西区の野毛山動物園で30日まで開催
されている。
【写真で見る】パネル
1日のうち約10~12時間を採食に費やし
ているキリンの食生活や睡眠メカニズムを
紹介。さらに、人間によるキリンの生息地
への進出がキリンの絶滅リスクを高めている
ことをまとめたパネルを掲示している。
21日には、飼育員がこれまでの経験に基づ
いて生態を説明する特別ガイドも予定されて
いる。キリンを飼育している落合絵美さん
(42)は「キリンは身近だけど不思議が
詰まった動物。目の前で見ることで、気付
いたら“キリンの沼”にはまってしまう」
と話している。
入園は無料で、午前9時半~午後4時半
(入園は同4時まで)。問い合わせは、
同園電話045(231)1307。
六月のフジ
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