をシリーズでお届け。地元産のミカンがスパーや小売店から消えた、おや?!
今年もミカンの季節がやって来た。すでに黄金色に色づきはじめたのがわかる。
ミカン栽培の北限は神奈川県であるという。二宮、大磯、小田原地域のミカン
について考察してみたいとおもう。福島原発事故は2011年3月11日の東日本地震
津波で起こった。その影響は神奈川県各地にすぐにあらわれた。もちろん飛散し
た放射能汚染のことだ。南足柄のお茶が汚染され出荷止めになったと報じられた。
横浜農家のシイタケが出荷止めに。真鶴のお茶が汚染報告。これは震災以後の1
~3年間に報告されたものである。憶えているだけでもすらすらとこれだけあげ
ることができる。何いわんとするかて?神奈川が全県的に汚染されたことは誰も
否定できないという話。横浜、足柄、真鶴が汚染報告されているのにわが西湘が
まったく何もないというわけにはいくまい。いくら都合の悪い真実を手で押しの
けてみてもだめ、事実がすべてである。放射能汚染は目に見えないからほんとに
やっかいだ。が、目に見えないことこそ大事なのだ。理性と心の目で見なければ
ならない。わが町も当然被汚染地区であるとすなおに認め、それが実際に人体に
どれほどの影響をもたらしているか考える時期にきている。なおスーパーのミカ
ン棚から地元産が消えたのは日本人としての良心のあらわれである。わたしがミ
カン農家でも絶対に出さない。しかし、それに対して大手のミカン問屋は汚染さ
れていると知りながらそれらをどうしたか、それが大問題なのだ。
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給食使用中止の冷凍ミカン廃棄へ、市が業者に依頼/横浜
ことし5月、県内産冷凍ミカンから放射性セシウムが検出されたとして横浜市
教育委員会が給食への使用を取りやめた問題で、市教委がミカン約60万個の
廃棄処分を仕入れ業者に依頼していたことが13日、分かった。ミカンの購入
代金として計約2700万円を支払ったとしている。
市教委は5、6、7月分の献立として冷凍ミカン計約60万個を確保したが、
放射線濃度の測定で1キログラム当たり3・2~8・8ベクレルの放射性セシ
ウムが検出された。国の基準値(100ベクレル)を大幅に下回っていたが、
子どもや保護者への配慮から使用を取りやめた。神奈川新聞( 2012.0914)
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【gooブログ、あの日を忘れない よ】より
3月11日は仰天の始まり。放射能の撒き散らし、誰も責任を取らない無責任国
家日本。忘れてなるもんか苦しい心の内。
給食の「冷凍ミカン」食べさせたくない 2012-06-20 | なくせ原発
給食の「冷凍みかん」から放射性セシウムが検出した件について、横浜市と鎌倉
市は食材の産地を変更するなど対応しています。このことについて調べてみまし
た。横浜では(財)横浜市学校給食会が給食用物資納入業者を毎月一覧表にして公
表しています。5月の冷凍食品では、製造者がジャパンフォーム(有)神奈川工場、
㈱鈴木農園と㈱ニチレイロジスティクス東海の3社となっています。このうち、ジ
ャパンフォーム(有)は富士市に会社がある様です。(未確認)また、鎌倉市では、
冷凍ミカンの産地を小田原市まで記載しています。これに比べ、川崎市は産地に
ついては県まで、備考として「平成23年産」を4、5月とも使用していると公表し
ています。
しかし、納入業者情報は公表されておらず、6月6日付の保護者向けの文書で、
教育委員会は「安全性は十分に確保されているとの国の見解」を根拠に、「学
校給食でしようすること」に問題なしとし、さらに、「給食を献立通りに調理し、
提供される状態で検査した」結果では「放射性セシウムは検出されませんでし
た。」と今後も使用を続けると頑なな対応を取り続けています。月1回とはいえ、
今後も7、9月も出てくることから、「基準値内であっても放射能の測定数値が出
ている食材を繰り返し提供することに対する児童への影響は考慮すべきであると
判断し、今年度の神奈川県産冷凍ミカンの使用を取りやめる(鎌倉市)」べきもの
です。
また、学校給食についての情報が余りにも少なすぎます。
なお、食材全体は掴みきれていないものの、検出限界を5~10ベクレル/Kg以下
とするパルシステムによる小田原市の柑橘類には40ベクレル/Kg程度の放射性
セシウムが検出されていること、自家栽培の柑橘類にも検出事例があることか
ら、平成23年産の缶詰・冷凍ものにした保存用の柑橘類は、311福島第一原発
によるセシウムの降下物が多い時期収穫のものと判断できると思います。
余談、神奈川生協では昨年8月の神奈川と静岡県産のみかんで検出限界(50ベ
クレル/Kg)以下で不検出とし、今年1月の神奈川県産みかんは検出限界(10ベク
レル/Kg)以下で不検出と出したのみ。これらの数値は公表していません。その
後は4/23の検査で東伊豆町のみかんが3ベクレル/Kgでこれも問題なしとしてい
ます。全体としてはお茶と生椎茸で検出したが国基準以下として問題なしとし
ています。
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二宮駅からクルマで20分ほど、小田原の東部にある会社です。鈴木工場長に
お話をうかがいました。(神奈川新聞記者インタビュー)
「相模湾に面し、富士山を仰ぎ見る温暖な気候に恵まれた西湘地区でミカン
一筋(卸業)95年になります。日本で初めて冷凍ミカンを作った会社です。
冷凍ミカンは今は学校給食用を中心に卸しています。生ミカンは全国の市場
に供給しているんですよ」
「今の時期は九州やの地元西湘エリアで収穫された「極早生(ごくわせ)」
が出ていますが、もうすぐ「早生」の時期ですね」
「ミカンの木にも寿命があるんですよ。接ぎ木で2,3年後から収穫が始まり、
40年から50年で寿命を迎えます。そして、ミカンは隔年で収穫量が増えたり、
減ったりするんです。木が疲れるんですね」
「ミカンの木は東向きや南向きの斜面でたくさんの太陽を浴びて育って行き
ます。西向きはダメみたいです。昔は神奈川がミカン生産の北限と言われて
いましたが、今は福島あたりでも観光用に初めているようですね。温暖化の
影響でしょうか」
いろいろ興味深いお話をお聞きすることができました。会社の前がお店にな
っていて、ミカン以外にも地元の野菜も販売されていました。ミカンは地方発
送もされているとのことです。場所は国道1号線の親木橋交差点(西湘バイパ
ス国府津インターを出たところ)から100mほど西側の道路沿いにあります。
住所 神奈川県小田原市国府津1-6-5
電話 0465-47-3141
営業時間 08:00~17:00
定休日 年末年始
今年もミカンの季節がやって来た。すでに黄金色に色づきはじめたのがわかる。
ミカン栽培の北限は神奈川県であるという。二宮、大磯、小田原地域のミカン
について考察してみたいとおもう。福島原発事故は2011年3月11日の東日本地震
津波で起こった。その影響は神奈川県各地にすぐにあらわれた。もちろん飛散し
た放射能汚染のことだ。南足柄のお茶が汚染され出荷止めになったと報じられた。
横浜農家のシイタケが出荷止めに。真鶴のお茶が汚染報告。これは震災以後の1
~3年間に報告されたものである。憶えているだけでもすらすらとこれだけあげ
ることができる。何いわんとするかて?神奈川が全県的に汚染されたことは誰も
否定できないという話。横浜、足柄、真鶴が汚染報告されているのにわが西湘が
まったく何もないというわけにはいくまい。いくら都合の悪い真実を手で押しの
けてみてもだめ、事実がすべてである。放射能汚染は目に見えないからほんとに
やっかいだ。が、目に見えないことこそ大事なのだ。理性と心の目で見なければ
ならない。わが町も当然被汚染地区であるとすなおに認め、それが実際に人体に
どれほどの影響をもたらしているか考える時期にきている。なおスーパーのミカ
ン棚から地元産が消えたのは日本人としての良心のあらわれである。わたしがミ
カン農家でも絶対に出さない。しかし、それに対して大手のミカン問屋は汚染さ
れていると知りながらそれらをどうしたか、それが大問題なのだ。
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給食使用中止の冷凍ミカン廃棄へ、市が業者に依頼/横浜
ことし5月、県内産冷凍ミカンから放射性セシウムが検出されたとして横浜市
教育委員会が給食への使用を取りやめた問題で、市教委がミカン約60万個の
廃棄処分を仕入れ業者に依頼していたことが13日、分かった。ミカンの購入
代金として計約2700万円を支払ったとしている。
市教委は5、6、7月分の献立として冷凍ミカン計約60万個を確保したが、
放射線濃度の測定で1キログラム当たり3・2~8・8ベクレルの放射性セシ
ウムが検出された。国の基準値(100ベクレル)を大幅に下回っていたが、
子どもや保護者への配慮から使用を取りやめた。神奈川新聞( 2012.0914)
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【gooブログ、あの日を忘れない よ】より
3月11日は仰天の始まり。放射能の撒き散らし、誰も責任を取らない無責任国
家日本。忘れてなるもんか苦しい心の内。
給食の「冷凍ミカン」食べさせたくない 2012-06-20 | なくせ原発
給食の「冷凍みかん」から放射性セシウムが検出した件について、横浜市と鎌倉
市は食材の産地を変更するなど対応しています。このことについて調べてみまし
た。横浜では(財)横浜市学校給食会が給食用物資納入業者を毎月一覧表にして公
表しています。5月の冷凍食品では、製造者がジャパンフォーム(有)神奈川工場、
㈱鈴木農園と㈱ニチレイロジスティクス東海の3社となっています。このうち、ジ
ャパンフォーム(有)は富士市に会社がある様です。(未確認)また、鎌倉市では、
冷凍ミカンの産地を小田原市まで記載しています。これに比べ、川崎市は産地に
ついては県まで、備考として「平成23年産」を4、5月とも使用していると公表し
ています。
しかし、納入業者情報は公表されておらず、6月6日付の保護者向けの文書で、
教育委員会は「安全性は十分に確保されているとの国の見解」を根拠に、「学
校給食でしようすること」に問題なしとし、さらに、「給食を献立通りに調理し、
提供される状態で検査した」結果では「放射性セシウムは検出されませんでし
た。」と今後も使用を続けると頑なな対応を取り続けています。月1回とはいえ、
今後も7、9月も出てくることから、「基準値内であっても放射能の測定数値が出
ている食材を繰り返し提供することに対する児童への影響は考慮すべきであると
判断し、今年度の神奈川県産冷凍ミカンの使用を取りやめる(鎌倉市)」べきもの
です。
また、学校給食についての情報が余りにも少なすぎます。
なお、食材全体は掴みきれていないものの、検出限界を5~10ベクレル/Kg以下
とするパルシステムによる小田原市の柑橘類には40ベクレル/Kg程度の放射性
セシウムが検出されていること、自家栽培の柑橘類にも検出事例があることか
ら、平成23年産の缶詰・冷凍ものにした保存用の柑橘類は、311福島第一原発
によるセシウムの降下物が多い時期収穫のものと判断できると思います。
余談、神奈川生協では昨年8月の神奈川と静岡県産のみかんで検出限界(50ベ
クレル/Kg)以下で不検出とし、今年1月の神奈川県産みかんは検出限界(10ベク
レル/Kg)以下で不検出と出したのみ。これらの数値は公表していません。その
後は4/23の検査で東伊豆町のみかんが3ベクレル/Kgでこれも問題なしとしてい
ます。全体としてはお茶と生椎茸で検出したが国基準以下として問題なしとし
ています。
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二宮駅からクルマで20分ほど、小田原の東部にある会社です。鈴木工場長に
お話をうかがいました。(神奈川新聞記者インタビュー)
「相模湾に面し、富士山を仰ぎ見る温暖な気候に恵まれた西湘地区でミカン
一筋(卸業)95年になります。日本で初めて冷凍ミカンを作った会社です。
冷凍ミカンは今は学校給食用を中心に卸しています。生ミカンは全国の市場
に供給しているんですよ」
「今の時期は九州やの地元西湘エリアで収穫された「極早生(ごくわせ)」
が出ていますが、もうすぐ「早生」の時期ですね」
「ミカンの木にも寿命があるんですよ。接ぎ木で2,3年後から収穫が始まり、
40年から50年で寿命を迎えます。そして、ミカンは隔年で収穫量が増えたり、
減ったりするんです。木が疲れるんですね」
「ミカンの木は東向きや南向きの斜面でたくさんの太陽を浴びて育って行き
ます。西向きはダメみたいです。昔は神奈川がミカン生産の北限と言われて
いましたが、今は福島あたりでも観光用に初めているようですね。温暖化の
影響でしょうか」
いろいろ興味深いお話をお聞きすることができました。会社の前がお店にな
っていて、ミカン以外にも地元の野菜も販売されていました。ミカンは地方発
送もされているとのことです。場所は国道1号線の親木橋交差点(西湘バイパ
ス国府津インターを出たところ)から100mほど西側の道路沿いにあります。
住所 神奈川県小田原市国府津1-6-5
電話 0465-47-3141
営業時間 08:00~17:00
定休日 年末年始
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