機械式の腕時計、メカニズムが見えるような奴が好きなんです、あるときBSでそんな腕時計ばかりの番組をシリーズでやっているのを知って何度か観ていましたけど。
その昔日本のセイコーがクォーツを引っ提げて世界に売出し席捲してからしばらくはクォーツの独壇場でした、でも私は機械式のほうが好きでそれは今も変わりません。
でも、売ってないんですよね、普通の価格のものが・・・、本家のスイスでも機械式でもクォーツに負けない精度のものをと作って売り出しましたが価格が余りにもふざけているのです、なんと8桁、ウン千万円です!数百万円の超高級車が数台買えるのです、以来その番組を観たくなくなってしまいました。
安物の電波時計に甘んじるしかないのでしょうか?電波時計はとても正確?なんですけど実はムーヴメント自体それほど正確じゃなくてもいいんですよね、だって一時間ごとに時刻合わせをするんですから、つまりPCのクロックと同程度の精度で良いわけです、つまり適当に作れば。
だから電波時計じゃないクォーツの方が誤差が少ないんじゃないかと思うのです。
ところで電源同期式のデジタル時計とクォーツによるデジタル時計とではどちらが正確か知ってますか?なに、意味が分からない?
「1秒」の基の信号を電源周波数の50/60Hzを1/50あるいは1/60にして1秒を取り出すのが電源同期式、数MHzから数十MHzで振動する発振子の出力を分周に分周を重ねて1秒を取り出すのがクォーツ。
発振子(水晶またはセラミック)の発振周波数は温度によって変わりやすいのです、体積が増えたり減ったりするので固有振動数が変わります、つまり気温が低ければ体積が小さくなるので固有振動数が上がり時計は進み、高ければ遅れる、そしてそれはどんどん積算していくという性質があります、それを防ぐには温度を一定に保つ工夫が必要、人間の体温はほぼ一定なので腕時計は腕に装着してこそ本領発揮と言うわけです。
それに対して電源同期式は発電所の発電機の回転精度にそのまま依存します、例えば関東地方では50Hzですから発電機は一分間に50回転するのですが実は49回転のときや51回転のときもあるらしいのです、一時間で結構ずれたりするのですがずれが積算されることはなく例えば一ヶ月というスパンで見ると大きなずれがないのが特徴、クォーツのような温度補償も不要というメリットがあるのです。
今は電源同期式の時計なんて売っているのかな?そう言えば昔電池電源であるにもかかわらず「電源同期式」の時計を作るというのが何かの本に載っていました、家の中は電源周波数のハムが飛び回っていてそれをアンテナで受信してクロックの基にするという実にユニークなものでした、作ってみようかな?
その昔日本のセイコーがクォーツを引っ提げて世界に売出し席捲してからしばらくはクォーツの独壇場でした、でも私は機械式のほうが好きでそれは今も変わりません。
でも、売ってないんですよね、普通の価格のものが・・・、本家のスイスでも機械式でもクォーツに負けない精度のものをと作って売り出しましたが価格が余りにもふざけているのです、なんと8桁、ウン千万円です!数百万円の超高級車が数台買えるのです、以来その番組を観たくなくなってしまいました。
安物の電波時計に甘んじるしかないのでしょうか?電波時計はとても正確?なんですけど実はムーヴメント自体それほど正確じゃなくてもいいんですよね、だって一時間ごとに時刻合わせをするんですから、つまりPCのクロックと同程度の精度で良いわけです、つまり適当に作れば。
だから電波時計じゃないクォーツの方が誤差が少ないんじゃないかと思うのです。
ところで電源同期式のデジタル時計とクォーツによるデジタル時計とではどちらが正確か知ってますか?なに、意味が分からない?
「1秒」の基の信号を電源周波数の50/60Hzを1/50あるいは1/60にして1秒を取り出すのが電源同期式、数MHzから数十MHzで振動する発振子の出力を分周に分周を重ねて1秒を取り出すのがクォーツ。
発振子(水晶またはセラミック)の発振周波数は温度によって変わりやすいのです、体積が増えたり減ったりするので固有振動数が変わります、つまり気温が低ければ体積が小さくなるので固有振動数が上がり時計は進み、高ければ遅れる、そしてそれはどんどん積算していくという性質があります、それを防ぐには温度を一定に保つ工夫が必要、人間の体温はほぼ一定なので腕時計は腕に装着してこそ本領発揮と言うわけです。
それに対して電源同期式は発電所の発電機の回転精度にそのまま依存します、例えば関東地方では50Hzですから発電機は一分間に50回転するのですが実は49回転のときや51回転のときもあるらしいのです、一時間で結構ずれたりするのですがずれが積算されることはなく例えば一ヶ月というスパンで見ると大きなずれがないのが特徴、クォーツのような温度補償も不要というメリットがあるのです。
今は電源同期式の時計なんて売っているのかな?そう言えば昔電池電源であるにもかかわらず「電源同期式」の時計を作るというのが何かの本に載っていました、家の中は電源周波数のハムが飛び回っていてそれをアンテナで受信してクロックの基にするという実にユニークなものでした、作ってみようかな?