場末の雑文置き場

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「空の軌跡 the 3rd」感想

2015年05月31日 | ゲーム

ストーリーは薄いけど、戦闘は空の軌跡シリーズ中、一番面白かった。いつでもスタート地点にテレポートできたり、システムはかなり便利になっていてほぼ文句なし。ATボーナスに即死が追加されたのは余計な改変だと思ったけど、それ以外は。

主人公のケビン、関西弁と髪型は若干気になるけど、私は結構好き。敬語ちゃんと使えるし(エステルは好きだけど、誰にでもタメ口なのは少し気になっていた)。冷酷ぶってるけど、無自覚なだけで基本的にはお人好しだよねケビン。自分もピンチのときに、敵のギルバートの心配までするし。魔法得意な男性キャラってところも個人的にはポイント高い。

エステルは器用貧乏タイプの主人公だったけど、ケビンは戦闘での使い勝手がすごく良かった。魔法が得意なだけじゃなく、クラフトも便利なものが揃ってる。特にグラールスフィア(完全防御)とゴルゴンアロー(石化)はすごく重宝した。物理攻撃もまあそこそこいけるしね。

リースはちょっとキャラが弱い気はするけど、終盤のイベントでかなり好きになった。ケビンとの関係はあくまでも「家族」で、安易に恋愛に発展させないところがいい。ケビンが惚れてたのは姉の方だったわけで、それはゲーム中でも明確に描かれている。だから二人には家族で相棒のような関係でずっといてほしいな。

お祭りソフトなので、プレイヤーキャラは大幅に増えていた。レギュラー6人のほか、前作ではスポット参戦だったユリア、ミュラー、ジョゼット、アネラスも操作可能に。敵だったリシャールやレンまで。
レンの能力値には、ちょっと違和感があったかな。SCでは魔法得意なイメージなかったけどなあ。属性縛り無しって、オリビエ・クローゼの立場が無くなってしまうじゃないか。ガキすぎるのと、勝利ボイスの「ごろごろうにゃ~ん」にイラっときたので、そんなに使わなかった。

オリビエは一番のお気に入りキャラなんだけど、SCまでの台詞回しの面白さが減って、ただのキザな人っぽくなっていたのがとても残念。それでも好きだからよく使ってた。能力かぶるけど、よくケビンと二人で後衛にしていた。

装備品の関係で魔法の威力は女性キャラのほうが高くなるようになっていたため、オリビエは相対的に弱体化してしまったらしい。それでもなんとか有効活用するため、補助魔法を多用してみた。後衛のオリビエ・ケビンは基本的に補助・回復担当で、たまに余裕があるとき攻撃もする、みたいな使い方で。そして前衛の二人は殴ることに専念させ、魔法は基本的に使わない。前衛キャラは魔法を使うのに必要な組み合わせなど一切考えることなく、伸ばしたい能力を伸ばすことだけを考えてクオーツをセットして。
こういうやり方で固定したら、今までの苦労はなんだったのってくらいすごく簡単に勝てるようになった。FCやSCではほとんどひたすら攻撃してたまに回復するだけの脳筋プレイをしてきたけど、補助魔法ってすごく便利なんだ、スピードってすごく重要なんだということがとてもよくわかった。

ラスボス戦に連れて行くメンバーには、オリビエとジンを選んだ。オリビエは単に好きだから。ジンを入れたのは、真・龍神功の効果がチートですごく使えるキャラなのに、前作では魔法キャラばっかり贔屓していたためあまり使っていなかったことの反省による。

ラストでオリビエとシェラザードの意味深なやりとりがあったけど、あれはなんだったんだろう。
閃の軌跡Ⅱでもその伏線回収されてないみたいだね。他にも伏線敷くだけ敷いといて全く回収してないパターンがこのシリーズ多いような。


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