場末の雑文置き場

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東芝のブルーレイレコーダー「REGZA DBRーW2009」で録画番組を編集してみた

2019年11月03日 | その他

今まで使っていた録画用の外付けHDDが壊れたので、いい機会だと思いブルーレイレコーダーを初めて我が家に導入した。買ったのは2番組同時録画ができる2TBのモデル。

今までは外付けHDDで録画して、ブルーレイディスクに落としたいときはテレビが東芝製なので「東芝ブルーレイディスクプレーヤー/ライター D-BR1」(ディスクの再生とダビング専用機)を使っていた。
これまでの方式とレコーダーとの一番の違いは録画した番組の編集ができること。長い番組だけど見返したいのは一部分だけ、ていうのが少なからずあったりしたので、編集はずっとやってみたかった。だから、今家にあるテレビがREGZAというのもあるけど、編集機能を売りにしてことに特に惹かれてREGZAのレコーダーを選んだ。

ということで東芝のDBRーW2009の使用感なんかを書いていこうと思う。他のメーカーのレコーダーと比較してどうなのかというのは知らないので、比較対象は外付けHDD+ブルーレイディスクプレーヤー/ライター。

 

■CMカット機能

CMを自動的に本編とは別のチャプターにしてくれて、「らく見」モードで再生すればCM部分を自動的に早送りしてくれるという便利な機能がある。チャプター表示で確認すると、本編部分は「チャプター0001」のように番号が振られていて、CM部分のチャプター名は「@」になっている。
識別の精度は悪くないと思う。ただし番宣は大体本編として認識されてしまう。あとたま~に普通のCMが本編扱いになっていたりすることも。逆に本編がCMとして認識されるケースは少なかった。
本編チャプターに入るタイミングが微妙に遅くて(0.1~0.2秒くらい?)ドラマだと台詞の最初の方がほんの少しだけ途切れていることもある。だからこだわる人は編集する際に自分でチャプターを打ち直す必要があるかも。本当に少しのことなので大雑把な人なら全く気にならないレベルではあるけど。

 

■プレイリスト

最初はプレイリストの概念がよくわからなかったのだがHDD残量にほぼ影響を及ぼさずに好きな場面だけ取り出したコピーのようなものを作れる機能らしい。
このプレイリスト上で元データと同じようにタイトルを変えたりチャプター分割したり削除したりといろいろ編集ができる。編集したプレイリストのダビングもできる。一つの番組を二つ以上のプレイリストにするのもその逆もできる。番組タイトルの変更ももちろんできる。
最初はプレイリストを使わず元データからチャプター削除などして編集していたけど、やり直しがきくのでプレイリストで編集したほうが良さそう。チャプター消去によるHDDにかける負担もこっちの方が少ないらしいし。

プレイリストを使ってみて気づいたことは、元データでチャプター分割したものをプレイリスト化すると、分割地点で音声が途切れてしまうこと。連続したチャプターですらそうなる。プレイリスト上でチャプター分けしたときはそんなことは起こらず、分割地点でもシームレス再生された。この経験からわかったことは、元データはあまりいじらず早い段階からプレイリストで編集した方がいいということ。
で、そこから考えた自分の一番やりやすいやり方。まず「偶数チャプターのみでプレイリストを作る」を選択。そうするとほぼ本編のみのプレイリストができる。そしてそのプレイリスト上で、本編として認識されて紛れ込んだCMなどの不要な部分を削除していく。このやり方に変えたら編集時間をそれまでよりも短縮できた。

 

■ダビング

ブルーレイディスクプレーヤー/ライターでのダビングと比べて劇的に早くなった。例えばブルーレイディスクプレーヤー/ライターなら2時間番組をダビングするとき1.5時間以上かかっていたのがこちらでは30分かからないくらいの時間で終わってびっくり。ちなみにこれは画質そのままでダビングしたときの話。画質を変えた場合はかなり時間がかかるらしい。
ダビングしたディスク上でもチャプター表示までできたのにも驚いた。チャプター名もちゃんと残っていた。残るとは全く思っていなくて適当なチャプター名を付けてしまったのが少し残念。残ると知ってたらもっとちゃんとしたチャプター名を付けたのに。

 

■実際に編集してみた番組

一番最初に編集したのは10月の世界体操。私は体操ファンなので世界体操は毎回ブルーレイに残している。
いつも一度の世界体操につき50GBディスク2枚以上になってしまうのだが、余計な部分をカットすれば一枚に収まるのでは、と思っていた。余計な部分というのはCMはもちろんのこと、間に挟まれるニュース、修造と知念くんのやりとり、煽り映像に選手のインタビュー。演技さえ残せればいいかなって。

画質は最高画質DRで録画。50GBのディスクなら6時間ぐらいまで。CMとニュース映像を除くだけでもトータル数時間短くなった。それに加えて煽り映像をバッサバッサと切っていった。修造と知念くんのやりとりも切ろうとしたのだが、結構選手の映像とかぶったりしていて案外難しかった。インタビューも切る勇気が出ず。そして途中で面倒になってきたので、CMとニュース映像と振り返り映像以外は全て残すことにした。その代わり種目ごとにチャプターを分けたり見たい選手の演技の直前でもまたチャプター分けをしたりして、好きな場面にすぐ飛べるようにした。チャプターをしおり代わりに使うような感じで。

そうするととても6時間以内に収まりそうになかったので(それだけテレ朝が体操に時間を割いてくれたってことなので感謝もしている)、50GBじゃなくて100GBのBD-XLにダビングすることにした。「東芝ブルーレイディスクプレーヤー/ライター D-BR1」はBD-XLに対応していなかったけどDBRーW2009は最新機種なので対応していた。BD-XL、ちょっとお高いけどね。

100GB=12時間入れられるようになったことにより大分余裕ができたので、オマケ映像として「仮面ライダーゼロワン」のコラボCM、「サンデーLIVE!!」の谷川兄弟特集部分、「Get Sports」の海外選手特集部分も入れた。
コラボCMは「仮面ライダーゼロワン」の二回分の放送からコラボCM部分だけのチャプターを作ってその二つのCMを一つのプレイリストにまとめ、番組タイトルを「ゼロワンコラボCM」に変えた。編集機能様様だね。今までだったらCMを残したいと思ったら番組丸々残すしかなかったから。
あとは一つの番組として放送された男子予選と女子団体決勝を2つの番組に分割したりも。ここでも番組タイトルの変更機能が活躍した。
めんどくさくなることもあったけど、編集機能をフル活用できた感じで楽しかったな。今までだったら番組の内容もタイトルもそのままで、CMも入ったままディスクにダビングすることしかできなかったから。