場末の雑文置き場

好きなことを、好きなときに、好き勝手に書いている自己満ブログ。

「RIDER TIME 仮面ライダー龍騎」EPISODE 1 感想

2019年03月31日 | 特撮

ネタバレ。

ライアが文字通り嘘吐き(=liar)になっていた。

本編の手塚好きだけど、こういう手塚もいいと思う。悪役の手塚、前から見てみたいと思ってたし。手塚役の俳優は悪役のほうが向いてると思ってたし。
ただまあ、手塚のことを聖人か何かだと思っていたファンにとっては多分辛い内容だったよね。

龍騎の話だけあって、容赦なくバンバン人が死んでいくなこれ。真司と手塚の仲間だった敬語メガネくん(名前は忘れた)、ちょっと好みだったのにあっさりやられてしもうた。ただメガネくんがエビルダイバーに食われたシーンでも血がブシャーとか肉片が飛んでくるとかはなくてただシュワシュワ消えるだけだったところを見るとグロ要素は抑えめっぽいので、そこは救いかな。

ここまでの悪行を働いてしまったら、手塚は(あと芝浦も)悲惨な最期を迎えるしかないね。あんなに信頼を寄せてくれていたメガネくんを裏切って殺した罪は重いぞ手塚。
でも浅倉よりは長生きしてほしい。できれば二人で浅倉を倒してほしい。

手塚と芝浦と言えば、キャストインタビュー記事に出てきて物議を醸した「めくるめく世界」というのはベッドシーンのことだったというのが昨日わかった。今週は出てこなかったので来週かな?
方向性については大体の察しはついていたけど、ほのめかす程度の描写なのかと思ってた。まさかそんなに直接的なアレがあるとは。ちょっと動揺してしまった。

そういう描写があるのはまあいいとして、手塚ってそういう生々しいイメージがないんだよな、とは思っていた。浮世離れした感じだから。でも今回の悪い手塚に昔は微塵も感じなかった色気を感じたので、まあこの手塚だったらベッドシーンあっても違和感はないかなと思えた。
芝浦はこれで強烈なインパクトを残しておけばイメージがガードベントから別のものに書き換わるかもしれないのでそれはそれでいいかな。問題は手塚のイメージまで変わってしまうかもしれないことなんだが。

いろいろあったのに、ほぼ手塚のことしか書いてない感想になってしまった。でもまあいいや。きっと「めくるめく世界」に気を取られすぎたんだ。本当にそういうアレだったらと思うと怖くて胃がキリキリしてくるんで、誤解であってほしい。実は健全なシーンなのを見て安心したい。


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「仮面ライダー龍騎」復活の話

2019年03月24日 | 特撮

「仮面ライダージオウ」のスピンオフ作品として「仮面ライダー龍騎」が復活して、しかもメインライダー二人+浅倉の他に手塚と芝浦と吾郎ちゃんも出るようだ。
手塚はともかく芝浦は多分一般的に意外な人選だと思われるんだろうが、私はそんなに驚いていない。脚本家が井上敏樹と聞いたときから芝浦が出る可能性は十分あると思っていた。井上敏樹は芝浦のことを気に入っていたらしいので。それに一條俊が子供にライダーベルトを買ったという内容のブログを書いていたという話を聞いて、これは多分スピンオフに出る前振りだったのではと予想していた。
それより芝浦が出るのに北岡と東條が出ないことのほうが驚いたかな。北岡は病気で死んでいるのか小田井涼平が忙しいかどちらかなんだろうけど、東條はどうしていないのかな。ガイのコンファインベントとタイガのリターンベントの応酬が見たかった。

芝浦好きだけどまた見たいかどうかは微妙、みたいなことを前に書いた記憶があるけど、こうして現実になってみるとやっぱり嬉しい。手塚も好きだったから嬉しいし、蓮とゲイツの共演が実現したことも嬉しい。
彼らには平和に暮らしていてほしかったとか、芝浦が悲惨な死に方をするのをこれ以上見たくない、という複雑な思いはある。でもそれはそれとして。

ゲイツは蓮に似てると散々言われていたし、私も一話を見た時点から似てると思っていた。正直顔はそこまで似ていないと思うんだけど髪型、声、表情、雰囲気、性格、立ち位置など似てる要素がすごく多いんだよね。最新フォームのゲイツリバイブ疾風がネーミングもデザインもナイトサバイブに似てるのは多分それを意識してのことなんだろうな。

期待してる人は多いみたいだけど、ガイが王蛇に盾にされる展開を繰り返すのはバカの一つ覚えみたいなんでやめてほしい。あの回の脚本は井上敏樹じゃなくて小林靖子だったから大丈夫だと思いたいが。
ガードベントってネタにするような特撮オタクのノリ、嫌いなんだよね。ついでに書くと(首の骨が折れる音)ネタも嫌い。人の死ぬところを面白がるなよ。

少しだけ悲しかったのは、一條俊が俳優をやめたと思っていた人や、龍騎以来初めて見たという人を観測してしまったこと。
なぜだ。サスペンス結構出てるのに。「おみやさん」ではずっとレギュラーだったのに。去年だって「遺留捜査」に出てたし。ゲストだけど結構出番の多い役で。(今年じゃなくて去年ってのがアレだけど)
観測範囲が狭くてほとんど特撮ばっかり見てる人か、サスペンスの類を一切見ない人なんだろうな、と思っておくことにする。


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普通の白人と普通の日本人

2019年03月22日 | 政治・社会

ニュージランドで起こったテロの犯人が「普通の白人」を自称していたようだけど、差別主義者はどの国でも同じなんだね。本邦でも「普通の日本人」を自称してヘイト発言を繰り返す人間が恐ろしいほどたくさんいるもんな。

普段目立つのは韓国や中国へのヘイトだけど、イスラム教徒へのヘイトだって実はこの国でも結構ひどい。
今回の事件についてちょっとTwitterで検索しただけで醜悪な意見がいくつも出てきた。特にひどかったのは、テロでたくさん人が死んだことに対して「心が痛まない」と言い切り、イスラモフォビアに持っていく意見。Twitter社に報告しておいたけどまたいつものように無視されるんだろう。今回起こったのは白人のテロなのにイスラム教徒のテロリストの話をしだす奴らや、今回の事件の話はそこそこに「報復テロ」が起こることだけを心配していたりしたのは何人も見た。こういう奴らとあの犯人は同類だと思う。

そしてこういうのはネットに限った話ではない。
ニュース番組でコメンテーターがイスラム教徒をナチュラルに犯罪者予備軍みたいに言っていて、周りの誰もそれを咎めないという恐ろしい光景を見たことがあるし、韓国に関しては毎日のようにヘイト報道をしている。入管は収容者を同じ人間と思っていないような扱いをしていて、そんな人権侵害がほとんど報道もされない。入管の所業を知っていても「法律を破ったほうが悪い」と当然視する「普通の日本人」もたくさんいる。

ネットのことに話を戻すとTwitter上では排外主義者たちが猛威を振るっているし、フェミニストという本来差別に反対する思想のはずの人たちがひどいトランスフォビアを撒き散らしていたりもする。そしてトランス排除派フェミニストたちの中には、かなり深刻なイスラモフォビアも同時に抱えた人たちが相当数いる。

こういった人たちの大多数はこの先も犯罪者になることなく平穏に過ごすのだろうが、かれらはしっかりとヘイトクライムの種を撒いている。
だからあの犯人が「普通の人」っていうのはある意味正しいのかもしれない。あの犯人だけが特別に異常な人間で事件を起こさなかった大多数の人はまともなのかと言ったら、それは違うと言わざるを得ない。関東大震災時の朝鮮人虐殺だって「普通の人たち」がやったことだしね。だからこそ怖いんだ。

あと、「この事件はテロじゃなくてヘイトクライム」という意見をいくつも目にしたが、それは違うだろ。ヘイトクライムだったらテロじゃなくなるわけじゃないから。二者択一の概念じゃないから。あれはまぎれもなくテロだ。そしてもちろんヘイトクライムでもある。

あの事件をテロと呼ぶことには大きな意味がある。今まで白人はテロ事件を起こしてもテロリストと呼ばれることがとても少なかった。有色人種が同じことをしたら即テロリストになるのに。アメリカで白人による銃乱射事件が起こったとき、ニュース番組で「犯人は白人だからこれはテロではないようだ」と意味不明のコメントが普通に流れたのを覚えている。

テロリスト=イスラム教徒みたいなイメージが世間一般にあるのはなぜかと言ったら、ニュース等でずっとそうやって印象操作されてきたからだ。実際には白人によるテロはこれまでも結構起きているのに、それらはテロとして扱われない。イスラエルがガザに爆弾を落としてもテロではないが、パレスチナ人がイスラエル人に石を投げたらテロになる。こういう非対称がずっとある。
だからニュージランド首相があの犯人をテロリストと言い切ったことは画期的なことだ。その程度のことが「画期的」になってしまうのは悲しいことだけど。

そう言えば日本で日本人が起こしたテロもテロ扱いされないよな。やまゆり園の事件も報道で「テロ」とは呼ばれていなかった記憶がある。日本ではテロ事件が起こっていないという認識の人もいるようだけどとんでもない話だ。日本に銃規制がなかったらもっと大きな被害が出ていたかもしれない。ニュージランドの事件は決して対岸の火事じゃない。


「魔法使いと黒猫のウィズ」を一年やってみた感想

2019年03月03日 | ゲーム

「魔法使いと黒猫のウィズ」をプレイし始めてから、気がついたら一年以上経過していた。
この間の福袋にほんの少しだけ心が傾きかけたけど耐えて、ずっと無課金を貫いている。これは全然自慢にはならないし作り手にとってはありがたいユーザーとは言えないのはわかってるけど、無課金ユーザーだって賑やかし程度の役には立ってるよね、多分。

無課金を続けていく上で大事だと思うのは、志を低く持つことだと思う。こだわらず、高みを目指さない。
例えば、イベントのコンプなんて最初から無理だと割り切る。この間の天上岬3でクリアーできたのはハード5-4、エクストラ4-3までだったけど、自分では上出来だと思っている。最初の頃はノーマルモードのクリアーすら無理だったから、それと比べるとかなり(手持ちが)成長したなあと。そんなだから当然、超高難度クエストはいつもスルー。
魔道杯も同じような感じ。クリスタルやら結晶やらいろいろもらえるから参加はするけど、上位を目指す気は全く無い。金曜日だけちょっと頑張ってデイリー下位報酬を貰えればそれでいいかな、程度。もちろんイベント覇級なんて私の中では存在しないことになっている。

ガチャも最初のうちは引かない主義でやってきた。途中でカードキャプターさくらやまどマギのコラボガチャは原作を知っていたのもあり誘惑に負けて引いてしまったものの、それ以外は我慢して。コラボガチャで当たったカードを使ってみて「やっぱりガチャ産強いなあ……」とは思ったけど。
それが変わったのは去年9月の英雄凱旋祭の頃から。それまであまりにもクリスタルを溜め込みすぎたせいでとうとう所持クリスタル数が999に到達し、それ以上受け取れなくなった。よし、それじゃあプレゼントボックス整理のために少しは引いとくかな、って感じで引いてみたら楽しかったので、それからは気が向いたらガチャも引くようになった。

それでも節制は続けている。10連は外れたときのダメージがデカいので基本単発で引き、欲しいカードが出なくても一つのガチャで3種出たら撤退。コンプなんてとんでもない。興味のないガチャは当然スルー。クリスタルは常に900以上ある状態をキープしている。私は普段ドケチで金を貯め込むタイプなのだが、そういうところがゲームにも現れているんだなと思った。

ガチャで引いた中で特に気に入っているカードはほむら(解答時間停止)。さやか&杏子のタッグカードが欲しくてまどマギガチャを引いたので最初に当たったときはあまりピンとこなかったんだけど、使ってみたらすごく快適で。
ネットを見るとわりと不人気スキルのようだけど、数あるスペシャルスキルの中でも私は時間停止が一番好きかもしれない。これを使うと確実に正解できてエクストラモードも楽勝だから。ちなみに見破りはそこまで好きではない。私はクイズをやりたくてこのゲームをやってるので、わからない問題は調べてでも自分で正解に辿り着きたいんだ。
水属性は融合強化さくらもフィオルもいるので結構強い。全属性で融合デッキを主力にしているが、いまのところ水属性が最強。純属性デッキでもやっぱり水が強い気がするのでガチャで当たった数を思い出してみると、水が雷の倍以上出ていた。結構偏るものなんだな。

ちょっと気になるのは、キャラクターの女子率が妙に高くてしかも無駄な露出が多いこと。戦いなのに何だその格好は危ないだろ、とか、甲冑着てるのになぜ肝心なところを守らないんだ、みたいなところが気になって。ギャルゲーじゃなくてクイズゲーのつもりでやってるので、もう少し硬派な見た目のほうが私は嬉しいかもしれない。
あと、若者はあんなに女ばっかりなのに少し高齢のキャラだと突然男ばかりで女が皆無になるのもなんだかな。これは他のゲームをやっていてもよくある現象だけど。それなら女も男も若者ばっかりだったほうがまだマシだ。
ユーザーの男女比は半々くらいらしいので、多分作り手の趣味によるところが大きいんだろうな、この偏りは。私は特にイケメン好きなわけでもないけど、バランスのために男キャラが増えてほしい。それと年齢高めの女キャラも。