場末の雑文置き場

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「べっぴんさん」を最終話まで見た感想

2017年04月02日 | 映画・ドラマ

「べっぴんさん」、やっと終わった。ストーリーは本当につまらんかった。つまらんばかりじゃなくイライラもさせられた。特にさくらと健太郎に。「金持ちはいいよな、ケッ!」って感じで。

さくらも健太郎も恵まれた環境にいるという自覚がなくて、いい大学に入って留学まで出来たのも、入社試験に受かったのも、異例の早さで昇進できたのも全部自分の実力だと思っていそうなところがなんだかな。それに、最終的に親の会社に入って跡継ぎになるのは仕方がないとしても、しばらく他所で修行するくらいしても良かったのに。

そんなことを思いながらなぜ最後まで見たのかと言うと、タケちゃんがいたから。
もともとこのドラマを見たきっかけがタケちゃん、というか中島広稀だったんだ。「牙狼〈GARO〉 -GOLD STORM- 翔」という特撮に出てくるガルドってキャラクターが好きで、ガルド役の俳優が朝ドラに出るというので見始めた。

タケちゃんのキャラも気に入った。タケちゃんは最初から最後まで、ずっといい人だった。真面目で優しくて謙虚で。生意気なガルドとは大違いだね。
ちょっと小柄なところも好きだ。俳優って長身ばかりが持て囃されるけど、私はでかい男が苦手なので。

そういうわけで私は断然タケちゃん派なので、明美さんが「家族を持ちたくない」と言ってタケちゃんを振っといてあっさり栄輔さんとくっついたのは少し悲しかった。事実婚ならまだ……と思ってたら、結局結婚するしな。
好みじゃないなら仕方ないんだよ。だったら「弟のように思ってるから男としては見られない」ってはっきり言ってくれたほうがすんなり納得できたのに。

「結局顔か」って意見が多くてびっくりしたんだけど、世間的には栄輔さんってそんなにイケメンだったんだ。キャラは三枚目っぽいし髪型もイケてないけどけど、タケちゃんだって顔は悪くないのに。潔さんや昭一さんに顔で全然敵わないって言われたら、そりゃそうだよなって思うんだが、栄輔さんかあ。私にはわからん。

明美さんが最終週で結婚、龍ちゃんも最終回に駆け込みで結婚。この辺りは結婚するのが幸せなんだ、独身は寂しいものなんだって言われてるみたいでモヤモヤした。
あとはさくらの家出時代にあれだけ深く関わった五月と二郎が完全にフェードアウトして、あの後どうしてるのか一言も言及なしだったところもなんだかなあ。

でも最終回は嫌いじゃない。出来はともかく、タケちゃんの出番が多かったから。我ながらしょうもない理由だと思うけど。最後に歌ってた「ギザギザハートの子守唄」って不良要素ゼロのタケちゃんには全然似合わない曲だよな。


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