19日~20日は13℃超えのポカポカ陽気
春のコートで過ごせていたのに・・
皮肉にも「春分の日」の夜から急激に気温が下がり
土曜の朝には5cmほどの積雪
今日も一日雪が降り、街は一面の雪景色
長崎や東京など各地で桜の開花宣言が出ましたが
道内は桜吹雪どころか本物の吹雪です
そんな春分の日の深夜、記者会見が有り
イチロー選手の引退表明が
とうとう、この日が来てしまいました。。
日本が誇る大リーガーの姿を目に焼き付けようと
深夜にもかかわらず大勢のファンが球場に残り
大きな拍手を送っていました
満員のファンからのイチローコールを受け、感慨深げにゆっくり歩き
帽子を取り声援に応えるイチロー選手
今回、ヒットは出なくても巨人との交流戦では
外野から三塁にズバーッと一直線のレーザービームも見せてくれました
感動シーンが山ほど有るイチローですが・・
私が選んだベスト3は、やっぱりこれ
①2009年のWBC決勝
打撃不振に苦しみ抜いていたイチローが放った渾身の逆転のヒット
②大リーグ、オールスター戦でのランニング・ホームラン
軽やかに走り抜けるイチローらしさ満載のホームラン
③大リーグ初年度、新人王、首位打者、MVPの金字塔
ここから大リーガー、イチロー伝説が始まったのでした
それと、以前も書いていますが・・
私にとって思い出深いのがオリックス時代の札幌円山球場
練習最後に、あの「背面キャッチ」を何回も
そのボールはスタンドにポーンと投げ込んでくれ
運よく受け取った野球少年の目がキラキラ輝いて大興奮
サービス精神あふれる、その姿
スターのオーラが半端なかったのを今も思い出します
そして・・
忘れてならないのが永ちゃんとの対談ですねーー
プロ中のプロ同士だからこそ、仕事は全然違っていても
判り合える二人なのでした
しばらくの間、イチローのロッカーには「YAZAWAタオル」が掛けてあったとか
時事ドットコム・ニュースより
(一部抜粋)
日米通算4367安打を放ち、数々の金字塔を打ち立てた
米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手(45)=本名鈴木一朗=が
2019年3月21日、東京ドームでのアスレチックス戦終了後、
現役引退を表明した。
深夜に隣接するホテルでユニホーム姿のまま記者会見に臨み、
「最後にこのユニホームを着て、この日を迎えられたことは大変幸せ。
きょうの(盛り上がった)球場での出来事、
あれを見せられたら後悔などあろうはずがない」と晴れ晴れとした表情で語った。
会見は独特の「イチロー節」で、1時間20分以上に及んだ。
(報道陣が)こんなにいるの?びっくりするわ。
いや、この遅い時間にお集まりいただいてありがとうございます。
きょうのゲームを最後に日本で9年、
アメリカで19年目に突入したところだったんですけど、
現役生活に終止符を打ち、引退することとなりました。
最後にこのユニホームを着て、
この日を迎えられたことを大変幸せに感じています。
この28年を振り返るにはあまりにも長い時間だったので、
ここでまあ一つ一つ振り返ることは難しいこともあって、
ここではこれまで応援していただいた方、
球団関係者、チームメートに感謝を申し上げて、
みなさんからの質問があれば、できる限り、お答えしたいというふうに思っています。
―後悔や思い残したことは?
いや、きょうのあの球場での出来事(盛り上がり)、
あんなものを見せられたら、後悔などあろうはずがありません。
もちろん、もっとできたことはあると思いますけど、
結果を残すために自分なりに重ねてきたこと、
人よりも頑張ったとはとても言えないですけど、
自分なりに頑張ってきたことははっきりと言えるので、
これを重ねてきて、重ねることでしか、
後悔を生まないということはできないんではないかなというふうに思いました。
―子供たちが見ている。メッセージを。
メッセージかあ。苦手なものだな、僕が。野球だけでなくてもいいんですよね。
自分が熱中できるもの、夢中になれるものを見つければ、
それに向けてエネルギーを注げるので、そういうものを早く見つけてほしいと思う。
それが見つかれば自分の前に立ちはだかる壁にも向かっていける、
向かうことができると思う。
それが見つからないと壁が見つかると諦めてしまうことがあると思う。
いろんなことにトライして、自分が好きなものを見つけてほしいと思う。
ー1992年に1軍デビューしてから、いまふっと思い返して印象に残っているものは?
例えば分かりやすい10年200本続けてきたこととか、
MVPとった、オールスターでどうとかは
ほんと小さなことに過ぎないと思います。
きょうのあの舞台をあの舞台に立てたことというのは、
去年の5月以降ゲームに出られない状況になって、
その後のチームと一緒に練習を続けてきたわけですけど、
それを最後まで成し遂げられなければ、きょうのこの日はなかったと思う。
今まで残してきた記録はいずれ誰かが抜いていくと思うけど、
去年の5月からシーズン最後の日までの日々は
ひょっとしたら誰にもできないかもしれない
ささやかな誇りを生んだ日々かもしれない。
去年の話だから近いということもあるけど、
どの記録よりも自分の中ではほんの少しだけ誇りを持てたことかなと思います。
―後輩たちに託したいものは?
(菊池)雄星のデビューの日に僕は引退を迎えたというのはいいなと思っていて、
もうちゃんとやれよ、という思いですね。
短い時間でしたけど、すごく良い子で、
やっぱりね、いろんな選手見てきたんですけど、
左ピッチャーの先発って変わってる子が多いんですよえ、本当に。
天才肌の子が多いとも言える。アメリカでも多い。
だからこんなに良い子いるのかなっていう感じですよ、ここまで。
でもキャンプ地から日本に飛行機で移動してくるわけですけど、
チームはドレスコードですね、服装のルールが黒のセットアップ、
ジャージのセットアップでOK。
できるだけ楽でOKという配慮ですけど。
俺たちどうするって。
日本に着いたときにさすがにジャージは駄目だろうという話してたんですね。
中はTシャツだけど一応ジャケット着てるようにしようかなって。
じゃあ僕もそうしますって。
でも、あいつ羽田着いたときに黒のジャージでしたからね。こいつ大物だなって。
この記者会見は、何処を切り取ってもイチローの人生哲学がいっぱい
本当に素晴らしいと思います
まだ45歳のイチロー!今後の活動が楽しみでーーす