ドタ日記

ドタの毎日の様子をエッセイで書き綴ります

ドタママご一行京都上洛

2007-07-24 23:11:17 | Weblog
ヒロ君の就職が決まったので、家族3人で(横浜にいる吉之助を除いて)関西に小旅行に行ってきました。
リュウパパと旅するときは必ず青春切符を使います。
ご存知の方も多いと思いますが、青春切符とは学生の夏休み春休み冬休みの期間にあわせて、5枚つづりで11500円で発売されます。
24時間以内なら一人当たり2300円で普通列車でどこまでも行けてしまうありがたい?切符なのです。
ドタママご一行は朝7時8分発の列車で大垣で乗り換え。米原で乗り換え。
のんびりした列車の旅を楽しみました。
どこへ行こうか何も決めていない気ままなぶらり旅。
京都に行くつもりが途中で予定を変更して新婚時代から8年間住んだ大阪茨木まで行ってみることにしました。
茨木はヒロ君が幼稚園まで住んだなつかしい街です。
当然ヒロ君もよく覚えていました。
というかヒロ君は今までも一人で深夜バスに乗って茨木に何回も来ていたようです。
20年ぶりの茨木市。
阪急茨木駅は高架になって、立派な駅になっていました。
駅前によく買い物に言った商店街にも立ち寄ってみました。
魚が山盛りで安かった魚神もまだありました。
買い物評論家?の夫いわく、「当時ほど割安でない」そうです。
店は広くてきれいになっていましたが、昔は大阪らしい客と店員の値段の交渉が行き交い,活気がみなぎっていたように思います

一通り茨木駅周辺を回ったドタ家族は足早に茨木を去り。、
そうそう、
エスカレーターが関西は右がゆっくり行く人。左を急ぐ人用にあけていくのですね。
岐阜も関東も逆なので一瞬戸惑ってしまいました。

阪急電車でいざ京都へ。
学生時代の思い出のいっぱい詰まった京都。
リュウパパが眠眠の餃子が食べたいというのでさっそく行ってみましたが
夕方からでないと、お店がやっていないということで、私の大好きなイノダコーヒー本店に行って来ました。
リュウパパとデート2回目で行ったところです。
当時、「美味しい美味しいコーヒーだ」と言っていた夫に私がイノダのコーヒーをプレゼントしたことがあるんです。
今から考えたらズボラな夫がドリップしたコーヒーをフィルターでこして飲むわけがないなあと、、、、
大体、私からプレゼントするなんて今の力関係が2回目のデートで決まってしまった訳です。

せっかちな夫と行動をすると、ゆっくりコーヒーの雰囲気を味わうことも出来ません。
イノダを後にして寺町京極へ。
なんとちょうど、花鉾巡業?が繰り広げられ、見ることができました。
祇園祭というと宵山、山鉾巡業が有名ですが京都は7月は一ヶ月、祇園祭のいろいろな儀式があるのです。
花鉾巡業は初めて見ました。
お囃子の車、白くおしろいを塗った稚児たちがいろいろな衣装で練り歩きます、
あでやかなかつら姿の女性も誇らしげに前を見据えて乗っています。
いかにも京都らしい光景に私もリュウパパも感嘆の声をあげていました。

花鉾巡業の列が過ぎ去って、寺町京極というと、すきやきのキムラヤを思い出しました。
私が学生時代だったころ、もう35年前でしょうか。
当時は三嶋や?は高級なすき焼きや。キムラヤは学生たちが気軽に手ごろな値段で食べられるすき焼きやでした。
もうないだろうと思ったら、ありました。
なつかしいキムラヤの看板が!
お店はまだ開いていませんでしたが、キムラヤの看板を見ただけでなんだか胸がキュンとして、昔の自分と店の前でご対面した気持ちになりました。

玄関の門口につるす「ちまき」を買いました。
京都のちまきは食べるちまきでなく、無病息災お払いの意味で一年間門口につるす
のです。

祇園、八坂神社を歩き、二年坂、三年坂を歩き、清水寺へ。
清水寺は観光客は日本人よりほとんどが中国人や韓国人。
中国語や韓国語が飛び交って、古都京都が一瞬、外国にいるような錯覚に陥るほど
ほどでした。
梅雨の明けた京都は非常に暑い。
これだけ歩いたらもう帰るしかありません。
暑さと足の疲れでタクシーで京都駅へ直行。
せっかちな夫との旅行はあっという間に終わってしまいました。
でも久しぶりの関西。
次回は一人でお忍びで、ゆっくり回るつもり。