このお方は?
実はヒロ君の自閉仲間、つよし君の殿様変装なのです。
つよし君のことは以前歌声日記 愉快な仲間達に書きましたが何しろ時代劇でなりきることが大好きなのです。
小学校のときは通級では「この紋所が目に入らぬか」と水戸黄門や桜吹雪の遠山の金さんになりきって私たちを楽しませてくれていました。
その頃のつよしくんの夢は、五木ひろしに弟子入りして時代劇デビューを本気で考えていたそうです・
お母さんが考えたあげく、本人に「いきなりは五木ひろしに弟子入りできないから
マスヤプロダクションで修行してからにしましょう」と言うことでマスヤプロダクション?に通った時期もありました。
あれからもう10年以上経っているのにつよし君は時代劇デビューの夢を
抱き続けてけているのです。
最近は京都の太秦の映画村で侍姿にメイクしてもらうことが楽しみだそうです。
毎年、送られてくる年賀状はつよしくんの時代劇姿の写真です。
彼のデビューの願いを果たしてあげようと、ブログで「つよしの侍姿」をデビューさせてあげました。
知的障害の就労ばかり、社会では話題になりますが、私は障害者の
余暇の使い方をもっともっと考えていかなくてはいけないと思います。
彼らの個性を引き出してそれを発揮できたら、彼らはもっと生き方が
輝いてくると思うのです。
私の音楽教室ではアキ君がメロディルームのトミナガ先生のすすめで詩を書き出しました。
おかげで彼は今、アケリンさんの音楽にあわせていろいろな場所で詩を読む機会に巡り合っています。
ケン君はすばらしい声量で4オクターブの音域でどんな曲にでも即興でハモリができます。
ミュージカルにも出演しています。
障害者の人は健常者にはない、それぞれの個性が潜んでいます。
それらのすばらしい原石を取り出して磨いていくのが私の役目かなあと思っています。
つよし君の強烈なキャラクターをプロデュースしていくのは日本の閉鎖的な施設では無理でしょう。
つよし君のデビューはドタママにお任せ?
大物つよしのデビューは責任重大。
なにせバックに大物ママがついているから(笑)