ドタ日記

ドタの毎日の様子をエッセイで書き綴ります

父の命日

2006-09-05 23:23:56 | Weblog
私の両親も姑も舅ももう黄泉の世界にいます。
今日は父の28回目の命日。
父はとても陽気な人で、父の周りにはいつも多くの人が寄ってきていました。
誰とでも人見知りせずすぐ仲良しになる性格は、しっかり私に受け継がれています。
どんなに仕事が忙しくても、日曜日は必ず岐阜の柳ヶ瀬にあった丸物デパートに連れて行ってくれて、屋上の乗り物に乗ってデパートの食堂でお子様ランチを食べたことを鮮明に覚えています。
当時は柳ヶ瀬に行くことは唯一の楽しみの娯楽だったのです。

岐阜は丸物デパートももうすでにありません。
子供のころ父とよく行った柳ヶ瀬もシャッターをおろしている店が多いのが現状です。
亡くなった父や母もきっと天国から見ていて今の岐阜の問屋街、柳ヶ瀬の衰退を嘆
いていると思います。
父が私にささやいている気がします。え?何?「お父さんのパワーをお前に送るから岐阜の街を元気にしてくれ」
ウーン、外様の(ずっと岐阜を離れていた私で出来ることってなんだろう)私が
出来ることって、、、、
街に音楽の花をたくさん咲かせて名古屋に流出している若者を逆に岐阜に呼び寄せることかしらん??
裏金問題ばかりクローズアップされる岐阜。
岐阜の街をお役所にまかせっきりにした、つけがどっと沸いてきた感じですね。
自分達の街は自分達が作っていく、その姿勢が大事になってきていると思います。

なんだか、父の命日に父をしのぶはずが、脱線してしまいました。
ごめんね、おとうちゃん。
いつもあなたにやさしくしてもらったことは忘れませんよ。
明後日は舅の命日だ、ふー忙しい。