秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

吉野の桜は次の日曜から見ごろです

2012-04-11 | ケータイ・スマホから
吉野の桜は、今年は1週間遅れの開花状況です。
下千本で、3分程度でしょうか。
品種によっては満開のものもありましたけど。
金峯山寺蔵王堂前の桜もまだつぼみでした。


★デジカメより画像追加



塔は境内図で確認すると、南朝妙法殿と書かれてあります。
さらに奥へ行くと脳天大神龍王院があるようです。
10年ほど前に認知症初期の母を連れてお参りしました。
あの時は妹の運転する車で行ったので、こんな位置関係だったのかと納得。


黄色い連翹?がきれいでした。


金峯山寺から近くの吉水神社境内より見晴るかした下千本の桜。


遠景でみえる金峯山寺はやっぱり立派です。



かなり上のほう、上千本が見えるはずの高城山展望台
大和三山が見渡せます ←クリックで拡大します

桜はまだつぼみです。


さらに上にある金峯神社の鳥居をくぐり、最後の急な坂を登っている途中で見える景色です。
雲やもやがかかり神秘的でした。

百聞は一見にしかず★醍醐の花見

2012-04-08 | 西国33箇所
醍醐味って、最上級の味のことで元は涅槃経に説かれる仏教用語です。
それだけに醍醐寺は、なんとなくすごいお寺という感じを持っていました。
もちろん世界遺産です。

西国33箇所の11番目のお寺でもあります。
同じお参り行って朱印もらうのなら桜の花見を兼ねてと思っていました。

太閤秀吉が行なった歴史上有名な花見といえば、慶長3年(1598)醍醐の花見
蕾をつけたサクラを新たに700本植えさせ贅を尽くした宴が開かれました。
その故事にならい、毎年4月第2日曜日には秀吉や北政所、淀君、数々の武将に扮した歴史行列が再現されます。

今年は4月8日花まつりの日で、お天気は上々。
朝9時過ぎの急行に乗り、中書島で宇治線に乗り替え六地蔵まで。
ここから醍醐寺まで臨時バスが出ていて、10時半ごろには醍醐寺に到着しました。


想像以上に大きなお寺です。

毎年2月23日の五大力さんにお参りされてるAさんに、霊宝館のしだれ桜みごとよと聞いていました。
しかし人の流れに押されて三宝院前へ。
今日は特別に超満員で入場切符を買うだけでも並びました。

三宝院、霊宝館の拝観料、そして入山料(伽藍:金堂内部の拝観含む・五重塔)それぞれが600円。
2箇所で1,000円、3箇所なら1,500円。
駐車場は約100台収容で普通車が700円、それ以外の私設駐車場は2,000円!



三宝院館内は撮影禁止でした。
襖絵とかはフラッシュたくとまずいかもしれないけれど、
庭はなぜ撮影できないのか疑問、許してくれてもいいのにね。



三宝館の唐門前には歴代太閤さんや来賓の席が用意されてました。

仁王門



ここで入山料のチケットを渡します。

醍醐寺の総鎮守清瀧権現を祀る鎮守社


醍醐天皇の御願により延長4年(926)に創建された建物で、当時は釈迦堂といわれていた金堂。


現在の金堂は豊臣秀吉の命によって紀州湯浅から移築が計画され、
秀頼の時代、慶長5年(1600)に完成。
薬師如来坐像が醍醐寺の本尊です。

西国第11番札所の本尊准胝観音は、上醍醐の准胝堂(創建貞観18年)で祀られていました。
しかし2008年8月24日未明の落雷による火災により焼失。
納経朱印は、現在は金堂右手のプレハブで賜ります。



ものすごい行列できてて、一度並んでたのをやめて先に金堂内へお参りに行きました。

太閤行列は午後1時スタートで、まだ2時間近くあるけれど、
上醍醐まで山道を登るとたぶん間に合わず見逃してしまう。

やっぱり今日、この行列に並んで朱印を賜ることにしました。
1時間ほど並んで、あと30分はぶらぶら時間つぶし。

ディズニーランドのパレード見物のように席とりされてる方が増えて境内は満員になってきた。

午後1時に三宝院を出発し、桜の馬場を仁王門をくぐりやってきました。





御輿に乗った秀吉と、秀頼・北政所・淀君・醍醐寺の座主らに扮した5人が清瀧宮本殿を参拝。

その後、国宝・金堂の特設舞台へ。


人ごみで見えなかったし、もうすでに待ちくたびれ疲れたのでここで帰ることにした。
このあと舞楽や狂言などが催され、午後3時過ぎに行列は三宝院へ帰着したようです。



なんか醍醐寺って、世界遺産観光地でした。
お寺としての偉大なパワーはあまりにも多くの人ごみで感じられなかったです。
下醍醐は俗世間でした。

醍醐寺は、聖宝理源大師が貞観16年(874)に上醍醐山上で地主横尾明神の示現により、醍醐水の霊泉を得、小堂宇を建立して、准胝、如意輪の両観音像を安置したのに始まります。

今後もしまたお参り行くことあるとすれば、
上まで登り、理源大師が山上に立てた隠遁場所で醍醐水を賜りたいです。


帰りの電車の中から門真市西三荘のパナソニックの桜を撮影。

とてもきれいでした。
近くに十分きれいな桜があるけれど、
全国津々浦々の有名な桜はやっぱりこの目で見てみたい。

百聞は一見にしかず …。

春雷

2012-04-06 | 四季折々・色とりどり
今朝6(金)未明、ものすごい大きな音で目が覚めた。
寝床の中で、一瞬、あの阪神大震災を思い出したほど。
地震?しかし揺れてるわけではない。
雷だと分かるまで少し時間がかかった。

その後熟睡できず、朝5時過ぎたのでテレビをつけた。
読売テレビでは朝5時20分から「すまたん」が始まります。
番組初めのトークで、辛坊治郎アナがこんな話を始められた。

「今朝午前3時頃、新御堂(と聞いたような気がする)を走ってたら、突然目の前がパッと明るくなった。
スピード違反取り締まりのオービス写真のフラッシュかと驚いた。
おかしいなぁスピード出してないしと思ってると、大きなゴロゴロで雷だったことがわかった。」

やっぱりねぇ~
ものすごく大きな雷だったもの。


季節の変わり目は、先だっての爆弾低気圧やら、突風やら雷やら、…。
先々週は雹降りましたもん。

前触れもなく、突然に閃光が走り、大きな音が鳴り響きわたる雷。
これを霹靂(へきれき)と呼び、
晴天の霹靂は、ここからきてるのだそうです。

予期せぬ衝撃的な大事件が起きることや、人を驚かすような変動が生じることのたとえです。

霹靂は、季語としては夏を表す雷らしい。

冬の終わりを告げる春先の雷は 「春雷
春を呼ぶ雷です。

雷という字に、草かんむりを冠すれば 「
言いえて妙ですね。

春を告げる雷であったにしても、そないに驚かさんでもええやん、ねぇ。




チューリップのほったらかしの球根から芽がでてたのは知ってたけど、
なんと蕾が大きく育ってもうすぐ咲きそうなのに気がついた。


今朝はカメラ片手に、春を撮影しながら出勤しました。


この前からなんという名前かなぁと気になっている植物です。


大枝東町のバスどおり沿いのポストの前に咲いてます。
名前ご存知の方おられましたら教えてください。


この菜の花?は寺内町ポスト近く。


その四つ角には木瓜の花が長く満開中。


木瓜は種類がいっぱいあって、紅白で咲くのは、なんだっけ?


国道一号線の元サンヨー現パナソニック前で信号待ち。
前に淀高の桜が五分咲きです。


  世の中は 三日見ぬ間に 桜かな


年年歳歳花相似たり
歳歳年年人同じからず


うちのこ、よそのこ

2012-04-05 | ギズモ&もぐ&メルキー
春の嵐が過ぎて、今日は風もおさまりいいお天気です。




ベランダ右隣のお家には大きな給水タンクが設置されてます。
その上に猫が…



一瞬、うちのギズモが落ちたかと思うほど、目の色と毛が一緒でした。
ギズモ?って呼びかけたほどです。
うちのこのほうがもっと毛がふさふさしてるのが違うぐらい。

後ろを振り向いたら、ギズモは毛づくろいしてました。


狭い路地に設置されたタンクには朝日があたりません。
日向ぼっこはできなくても、深夜電力で温められたお湯で外側もいい塩梅の温度になってるのでしょうか。





近鉄・道明寺駅に貼られてあったポスターです。
来週、吉野金峯山寺の蔵王権現見てきます。
強い突風で桜がどうなってるか心配ではありますが。

春の保湿にジェロビタール

2012-04-03 | 旅・ルーマニア
春先からスギ花粉、続いてヒノキ花粉、そこへ黄砂が舞うと、鼻水タラリはもちろん目も痒い。
つい目を掻きたくなって触ったりするから、特に目の周りが乾燥してあれます。
花粉症歴30年以上なので、毎年恒例の分かりきったこと、
それなりの対処はしても、年とともに肌も老化して困ってました。

ルーマニア旅行を予定していて、観光地を調べていると、
この国がアンチエイジングで有名なことを知りました。
そしてある女性の旅行記で、
ジェロビタールという保湿クリームをバラマキ土産にどっさり買い込んだと書かれてありました。
日本では高いけれど、現地ではさすがに超安いとのこと。

早速調べてみると保湿クリームは15,000円ぐらいしてました。
1週間程度お試しセットが1,500円であったので頼んでみた。
もし使ってよければ、わたしも土産に買ってこれるから。

土曜夜から使い始めて3日目。
使ってすぐに保湿に有効であることがわかりました。
なんでこんなに効くのか、劇的に効くとまた気持ちが悪いもの。

去年、妹がスイスのビタクリームがいいと話してました。
そのときに、洗顔して先に化粧水をつけずにこのクリームをつけるのが大きな特徴だと。

ネット検索したら、日本向け正規商品、逆輸入品、コピー品もでてるようす。
ずいぶんお値段に開きがあり、どれを買えばいいのか分からずまだ購入には至ってなかった。

今回購入したジェロビタールも、
洗顔後すぐにクリームをつけてその上からローション
この順番を間違えないようにと但し書きされてます。

ココがミソなんだと、引き続き調査。
どうやらジェロビタールは羊由来のウールグリースから精製されたラノリンが配合されています。
人間の皮脂に近い成分で、皮膚に馴染みやすい性質を持っています。
さらにラノリンには抱水力もあり、保湿の面でも皮膚にやさしい効果を発揮するようです。

洗顔後すぐにこのラノリンを肌細胞に入れて、その上から化粧水で水分を補給する。
ラノリンは水分を取り込む力がとても高い、これで納得できました。



ジェロビタールのクリームをつけてから、家にある化粧水3種類を試してみた。
そのうちの1点は肌が痛くなりすぐに洗顔して落としたぐらい。
このローションは肌に浸透するとあまりよくないのか、クリームとの組合わせが悪いのか…?


桜開花情報☆まだ間に合うマイ桜登録

2012-04-01 | 世情雑感
今年の桜はまだかなと桜情報は気になるものです。
ウェザーニュースのさくら情報は、各地のリポーターから届く近所の桜の情報がわかります。
4月1日午前9時現在、マイ桜登録は14350本でしたが、
9:12には14352本と2本増えてました。

日本人ってなぜこんなに桜が気になるのでしょうね。
道明寺の梅を見て、次は桜だと今年は吉野千本桜を見に行く予定です。



昨年は東日本大震災のあまりにも甚大な被害で、花見自粛のムードもありました。
今年の花見は、皆さんどちらにおでかけですか。
桜の下でお弁当を広げたり、にぎやかな宴会が催されたり、…
楽しみですね。


万葉集では、桜を詠んだ歌42首、梅は118首と、万葉の時代は花といえば梅だったそうです。
京都御所の紫宸殿前庭の左近の桜、
最初は梅が植わってたのが、平安時代9世紀中ごろ桜に。

10世紀初めの古今集では、桜の歌の方が多くなったようです。

この桜、中国からもたらされた梅と異なり、日本古来種だと書かれてありました。

そんな折、「桜の来た道」たどる旅のTV番組が放映されました。
先週の話で、私は見逃してしまったのでネットで情報得ました。


上野樹里が行く桜前線5400キロの旅 TV大阪系列

桜の祖先はヒマラヤ地方に咲くヒマラヤザクラ

12月初めに訪れた時はすでに葉もまじり、晩秋に満開となるようです。


12月中旬には、中国は雲南省に桜が咲きます。



日本のお米ジャポニカ米のルーツは雲南省だそうです。
納豆やこんにゃくなど日本古来のような食べ物が雲南省にもあります。
雲南省が先で日本に来たのでしょう。

長江文明がもたらされ、稲作とともに桜も来たのでしょうか。

花見は豊作を願う農耕行事の一つだったようです。

春は、山から神様がきて田の神になり、農耕が順調にいくように見守ってくれる季節とされていました。
山遊びは、その山の神を迎えにいくための風習が形を変えたもの。
山へ入って飲んだり食べたりするのは、神と人が一緒に食事をする直会(なおらい)という儀式でした。

また、お花見といえば桜ですが、「サクラ」は農耕の神、田神(サガミ)がいらっしゃる場所「」(クラ)を表しています。
桜は里に下りてきた神様の居場所を示すものとされました。

人々は桜の咲き具合を見て、その年の作柄の豊凶を占ったり、花の下でお酒や食べものを供して豊作祈願をしたりしました。

一方、平安時代に遣唐使が廃止され、国風文化の形成とともに、古くから日本に植わってた桜への関心が高まりました。

812年、嵯峨天皇が神泉苑にて花宴(はなうたげ)を催します。
これが公式に行われた最も古い花見だとされます。

京都御所紫宸殿の左近の桜が植えられたのもこの時代です。

こうして桜は日本の季節感や美意識を象徴する花となりました。

ウェザーニュースのさくら情報確認にいったら、
9:44現在、マイ桜登録は14367本になってました。